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ドイツサッカー少年記 小学4年【その4】「Herbst Turnier」

6)小学4年 U11【その4】
「Herbst Turnier U11 in Fortuna」

10月に入り、学校は2週間の秋休みに入ります。その初日に、我がクラブ主催の「Vergleich Turnier」が行われました。これはU11のみを対象とし、普段は対戦しない別リーグのチームを招待しての大会です。レベルの同等なチームによって行われるテスト試合のTurnierみたいなものです。市の近郊だけでなく、ハノーファーやハンブルク方面からも含めて計16チームが参加しました。

この日のために保護者たちは販売品の準備や音響、会場設営などに追われました。とはいえ、前日の設営と当日の販売が主ですが、それでもU11の保護者だけでよく運営できたと思います。夫もパソコンや音響関係が得意なため、他のお父さん2人と一緒に本部で運営を担当。秋休みで暇を持て余していた長男も交通整理係として駆り出されました。私はといえば、急きょ参戦することになった3軍チームの引率で一日中走り回り、選手不足を補うためにコーチの次男とうちの三男(ともにU9)も出場しました。

予選リーグから決勝リーグまで、次男の試合は観戦できませんでしたが、彼らはなんと決勝まで勝ち進み、さらに決勝は同点のまま11メートル(PK)戦へ突入! この日も正キーパーは不在、もう一人も怪我で欠場。そこでゴールを守ったのは、我がチームの「フリーキックの天才」A君です。慣れないキーパーながら、この大一番で2度もスーパーセーブを見せてくれました。そしてついに優勝! まさかの展開に、開催側である私たちも大盛り上がりでした。

その後は表彰式、片付けと夜まで続きましたが、選手たちだけでなく保護者もクラブのサッカー場で乾杯。川沿いにあるクラブのグラウンドでは、秋風が冷たくなり始めた10月の夕暮れにもかかわらず、夜9時ごろまで明るい空の下で久しぶりのTurnier優勝の余韻に浸り、みな心地よい気分に包まれていました。

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