新米より先に、古米を食べる家 ― 農家に嫁いで知った当たり前の事
早いもので、もう新米の季節です。
田んぼの稲が黄金色になって、稲刈りが終わる。
今年もおいしい新米が食べられるなぁ
私はずっと、そんなイメージを持っていました。
我が家とお米の関係🌾
私の家はお米を作っています。
……と言っても、今は私たちが作っているわけではありません。
もともとは義父母がお米を作っていました。でも二人とも年齢を重ね、田植えや稲刈りがだんだん大変になり、ある時から農作業を委託するようになりました。
その後、数年して義父母も相次いで他界しました。
今は私たち夫婦が田んぼを引き継ぎ、そのまま農作業は委託しています。
田植えも、稲の管理も、稲刈りも。
すべてお願いしている方にお任せです。
それでも毎年秋になると、我が家にはお米が届きます。
そして今年も、新米の季節になりました。
新婚当時、私が知らなかったこと💦
私には毎年思い出すことがあります。
それは新婚当時のことです。
私はずっと、
農家なら、収穫したばかりの新米を誰よりも先に
食べられるんだろうなと思っていました。
ところが――実際は違いました。
新米、すぐには食べないんです😳
新婚だった私は、
せっかく収穫したばかりなのに、ピカピカの新米なのに、なんでなん? と
とても疑問に思いました。
我が家では、まず古米から食べていきます。
新米は、しばらくおあずけです。
理由を聞いて、納得したこと😌
理由を聞いてみると、とても納得できました。
去年のお米がまだ残っているのに新米を先に
食べてしまったら、古いお米が残ってしまう。
お米を作っているからこそ、無駄にしない。考えてみれば、とても当たり前のことなんですよね。
でも、農家に嫁ぐまでの私は、そんなことを知りませんでした。
農家=新米をいち早く食べられる
そう思っていた私にとっては、ちょっとショックでした😅

待つからこそ、おいしい🍚
今では、毎年新米の季節になると、あの頃のことを思い出します。
収穫されたばかりのお米を見ながら、
今年の新米は、いつ食べられるのかな?
と、少し楽しみに待つ。
それもまた、我が家のお米の季節の迎え方なのかもしれません。
今年も無事に稲刈りが終わりました。
義父母が大切にしてきた田んぼから、今年もお米が届きます。
私たちはもうお米作りにはかかわっていません。
それでも、毎年この季節になると、
今年もお米ができたんだな
と、少し感慨深い気持ちになります。
そして、やっぱり今年も――
新米は、もう少し先。
古米を大切に食べ終えてから、いよいよ新米です。
待ったぶんだけ、最初のひと口がきっとおいしいはず🍚
今年もその日を、楽しみに待ちたいと思います。
ハッシュタグ
#新米 #農家の日常 #お米のある暮らし #季節のエッセイ #夫婦の日常 #季節 #稲刈り 義父母

よければお読みください。
追伸
昨日、新米が届きました。
今年は去年のお米がもうないので、新米が食べられます。
早速、玄米から白米に精米し、水の量を少なめにして、炊いてみました。
ツヤツヤで、味があり、やっぱり去年のお米とは比べ物になりません。
主人は、新米はお漬物だけで食べられる、
おかずはなくてもご飯だけでいける
そうです(笑)
私と娘も少食ながら、いつもより多くご飯を
食べました。
今年は新米が食べられて幸せです✨
