魚鱗癬と歩んだ家族の物語⑩〜不安だった私は、答えを探していた〜
前回の記事で書いたように、長男は新生児スクリーニング検査で引っかかり、甲状腺機能低下症(クレチン症)と診断されました。
正直、最初は何のことか分かりませんでした。
「甲状腺って何?」
そんな状態です。
当然、すぐにネットで調べました。
すると出てくるのは不安になるようなことばかりでした。
・甲状腺ホルモンが不足する病気
・知能発達や運動発達に影響することがある
・早期治療が重要
・治療が遅れると障害が残る場合がある
・一生薬を飲み続けることもある
そんな言葉ばかりが目に入ります。
魚鱗癬のことを心配していたのに、今度はまったく別の病気。
初めての子育てでもあります。
不安しかありませんでした。

その頃は3か月に1回、大きな病院へ通院していました。
薬も忘れないように毎日しっかり飲ませていました。
しかし、なかなか数値が安定しません。
検査では甲状腺ホルモン(FT3・FT4)が低く、TSHが高い状態が続いていました。
足りないホルモンを補おうとして体が頑張っているからだそうです。
薬を飲ませる。
検査を受ける。
結果を見る。
また薬を飲ませる。
そんな日々が続きました。
一年と少し経った頃には、
「これは本当に長く付き合っていくことになるんだろうな」
と思うようになっていました。
それでも長男は元気でした。
薬を飲んでいる以外は、ごく普通の赤ちゃんです。

同じ病気のお子さんを持つ親御さんのブログなどもたくさん読みました。
そんな頃、私はPodcastをよく聴くようになっていました。
心のこと。
仕事のこと。
人生の考え方。
さまざまな番組を聴いていました。
当時よく聴いていたのは、
・心屋仁之助さん
・石原明さん
・鳴海周平さん
でした。
最初はたまたま鳴海周平さんがゲスト出演している番組を聴いたのがきっかけでした。
鳴海周平さんは、子供の頃から見えない世界を感じていたという話をされています。
私が説明すると怪しい話になってしまうので、興味のある方はご自身で調べてみてください(笑)
ただ、私はもともとそういう話が好きでした。
幽霊。
占い。
波動。
スピリチュアル。
大好きです(笑)
とはいえ、何でも信じるわけではありません。
これまで結界師だとか、気功師だとか、いろいろな人にも会ってきました。
というか、寄ってくるんですよ、そういう人が 笑
「こうするとタバコの味が変わる」
と言われて吸ってみても、
「いや、変わらないっすね」
と普通に答えるタイプです(笑)
否定したいわけではありません。
本当に変わるなら変わってほしい。
でも変わらなかった。
だから正直に言うだけです。
以前も、
「奥さんに気を入れたから腕相撲してみて」
と言われたことがありました。
私は内心、
「おっ、もしかしたら俺が負けるかも‼️」
と思っていたのですが、
普通に勝ちました(笑)
こんな話、いっぱいあるんです(笑)

⸻
不思議なことに、怪しい人たちはみんな似ています。
話を聞かない。
質問すると必ず答える
あえて、わからない質問もします。
違うけど、わかったように話します。
全然違うけど 笑
そして、なぜか見た目も似ている(笑)
みんな、同じ話をする
この人本物っぽいと思うわたしの判断基準は
分からないことをちゃんと「分からない」と言える人でした。
後、よく言うセリフがない
細かく言うと色々ありますが、おおまかにいうとそこは大きいです。
今思うと、私は答えを探していたのだと思います。
魚鱗癬。
クレチン症。
初めての子育て。
不安だらけでした。
だから何か少しでも安心できるものを求めていたのかもしれません。
鳴海周平さんは3か月に1度、私の県でもお話会を開催されていました。
話を聞く限り、何かを売りつけられる感じもしない。
たぶん大丈夫だろう。
そう思い、すぐに申し込みました。
開催日は平日でした。
私は有給休暇を取りました。
奥さんも一緒に
そして長男も一緒。
家族3人で参加することになりました。
会場へ着くと、まず周りを観察します(笑)
年齢層は私たちより上の方が多め。
当時の私は33歳でしたが、同世代はほとんどいなかったように思います。
正直、
「なんかネットワークビジネスのセミナー会場みたいやな(笑)」
とも思いました。
しばらくして鳴海周平さんが登場しました。
Podcastで聴いていた通りの
優しい声。
穏やかな話し方。
柔らかい笑顔。
長男も不思議なくらいおとなしくしていました。
2時間近くあったと思いますが、一度もぐずりませんでした。

そしてお話会が終わりました。
私はどうしても聞いてみたいことがありました。
長男のことです。
抱っこしながら鳴海周平さんのところへ向かいました。
不安だった私は、その時何か答えが欲しかったのだと思います。
次回は、
鳴海周平さんに長男のことを相談した時の話を書こうと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました🙇
