🧾『触るな。それは魂や。稲盛和夫が動かなかった、工事台帳の一枚。』
✅概要(あらすじ)
『触るな。それは魂や。』──その一言が、経営の本質を物語っていた。
デヒガシ君がiPadで開いた工事台帳を見て、足を止めた稲盛和夫さん。
数字に宿る「現場の匂い」「段取りの妙」「人の想い」に、稲盛さんはじっと見入る。
🐟その日、デヒガシ君がある一枚の工事台帳を📱iPadで開いていた。
エクセルのデータから改良され、作られたデータベース。
1件1件の工事ごとに、見積もりと実績をつけて、差異分析までしてあった。
つまり──
「この現場は、大工の人数を1人減らして3つの現場に行ってもらった結果コストダウン」💰30,000円減
「この材料は、集積材(チップを固めた板)の注文間違い」📦20,000円増
「見積ミス、追加クロス必要」🎨5,000円増
そんな細かな情報が、現場単位で積み上げられ、即座にPL(損益計算書)に反映される仕組み。
ひとつひとつの工事が引き渡しの日付で検索できるようになっていた。
Excelではなく、データベース。
現場の匂いがする数字。魂がこもった損益。🧘♂️
データベースにすると売上合計からワンクリックで工事明細にも飛んでいく。
ちょうど京都で盛和塾の勉強会があった日。
その後の懇親会で、📱iPadで損益を見ているデヒガシ君の隣を通った稲盛さんが、ふと足を止めた。
「これは何やねん?あんた誰や」
会計モノ、数字モノになるといきなり性急になる稲盛さん。
ギョッとしたデヒガシ君。まさか、あの“神様”に声をかけられるなんて思ってなかった。
「あ、これはうちのお客さんの工事台帳で…ぼ、僕は会計士で…」と上ずった声で答えたその瞬間──
稲盛さんが📱iPadを奪い取って、画面を見つめた。
デヒガシ💦「これはすぐに損益計算書に。。。」と言いかけたとき、
「触るな。」
「これは…魂や。」🧘♂️
稲盛さんはじっと動かず、その一枚を見つめていた。
実はこの時、🐳くじら親方も隣にいた。
でも、彼は一言も「これがうちの会社や」とは言わなかった。
数字の話は“いやらしい”と思われるかも…と、
引っかかっていたのかもしれない。
けれど──
📊あの工事台帳は、経営の原点やった。
儲けの源泉であり、信頼の証でもあった。
けど、それを“数字”として語れる人は案外少ない。
現場の匂い、段取りの妙、ひとの想い──
それを、数字に“翻訳”する作業が、会計であり、経営なんや。
🐳親方は、それを本能でやってた。
「俺ができるくらいやから、みんなしてるやろ?」という感覚。
でもな親方。あの数字たちは、現場で流した汗の軌跡や。💦
売上は、施主さんの笑顔の数😊
利益は、みんなが明日も生きていける余白や📈
それを“語ること”こそが、ほんまは、みんなのためになる経営やったんや。
稲盛さんが、あの一枚に動けなくなった理由。
それは、「利他の精神」が、数字として“見える化”されてたからや。
経営は、魂を宿す作業や。
その魂が、📱iPadの中で、静かに息づいていたんや。
茫然と立ち尽くすデヒガシ君と親方。
そして、📱iPadを離さずに熱心に見ている稲盛さん。
🎬なんかの映画のワンシーンみたいやった。
🐟魚ちゃんから一言
「数字は冷たい」と思ってる人、多いけど、それは逆やで。数字は「努力の化石」であり、「愛のログ」でもある。人が動いて、手が動いて、時間を使って生まれた“経営の結晶”や。
決算書って、
経営者にとっては“道しるべの地図”。
投資家には、決算書は"未来の宝の地図"。
数字は嘘をつかない。そして愛はちゃんと映す.
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