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なぜか苦手な人が気になるのは、自分の“禁止している部分”を持っているから

なぜか苦手な人が気になるのは、
自分の“禁止している部分”を持っているから

職場や友人関係の中で、

「別に悪い人ではないんだけど、なんとなく苦手。」

そんな人はいませんか?

その人が話していると、

なぜか気になる。

SNSの投稿を見ると、

少しモヤッとする。

誰かから褒められていると、

素直に喜べない。

できれば気にしたくないのに、

なぜか目に入ってしまう。

そして、

「私って性格悪いのかな。」

と自己嫌悪する。

でも、

もしかすると、

そのモヤモヤには理由があるのかもしれません。

相手が持っているものの中に、

あなたが自分自身へ「これはやっちゃダメ」と禁止している部分がある。

今日は、

そんな心の動きについて、

少しお話ししたいと思います。



「なんでこの人、こんなに自由なんだろう」


たとえば、

職場にこんな人がいたとします。

定時になったら、

周りがまだ仕事をしていても、

「お疲れさまでーす。」

と普通に帰っていく。

それを見て、

なぜかイライラする。

「みんなまだ仕事してるのに。」

「少しくらい手伝えばいいのに。」

「よく普通に帰れるよね。」

でも、

その人は自分の仕事を終えている。

会社のルールも守っている。

冷静に考えれば、

そこまで怒ることではない。

それなのに、

なぜか気になる。

そんな時、

もしかすると心の中には、

「私は周りが頑張っている時に、自分だけ帰っちゃいけない。」

というルールがあるのかもしれません。



自分に厳しい人ほど、他人の「自由」が気になる


真面目な人ほど、

自分の中にたくさんのルールを持っています。

人に迷惑をかけてはいけない。

弱音を吐いてはいけない。

ちゃんとしなければいけない。

人より頑張らなければいけない。

空気を読まなければいけない。

自分勝手に振る舞ってはいけない。

もちろん、

こうした考え方があるからこそ、

周りから信頼されてきた部分もあると思います。

でも、

そのルールを自分に厳しく課しているほど、

それを簡単に破っているように見える人が、

気になることがあります。

「私はこんなに我慢しているのに。」

心のどこかで、

そう感じてしまうからです。



「嫌い」の中に、少しだけ「羨ましい」が隠れていることもある


自分の意見をハッキリ言う人が苦手。

でも本当は、

「私も言いたいことを言えたらいいな。」

と思っている。

人に頼るのが上手な人を見るとイライラする。

でも本当は、

「私だって誰かに頼りたい。」

と思っている。

自由に休む人が気になる。

でも本当は、

「私ももっと休みたい。」

と思っている。

自信満々に自分をアピールする人が苦手。

でも本当は、

「私も自分のことをもっと堂々と伝えてみたい。」

と思っている。

もちろん、

すべての「苦手」が羨ましさというわけではありません。

単純に価値観が合わないこともあります。

嫌なことをされたのなら、

距離を取った方がいい場合もあります。

でも、

特に何かされたわけでもないのに、

なぜか強く反応してしまう。

そんな時には、

「私は、この人の何を自分に禁止しているんだろう?」

と考えてみると、

意外な気持ちが見つかることがあります。



「あの人はわがまま」が教えてくれること


たとえば、

「あの人って本当にわがまま。」

と思ったとします。

そこで、

「私はわがままな人が嫌いなんだ。」

で終わらせるのではなく、

もう一歩だけ考えてみる。

「私は、自分の希望を言えているかな?」

「本当は嫌なのに、我慢していないかな?」

「人を優先しすぎていないかな?」

すると、

相手へのイライラの奥に、

ずっと我慢していた自分が見えてくることがあります。

本当は、

「今日は行きたくない。」

と言いたかった。

本当は、

「それはできません。」

と言いたかった。

本当は、

「私はこっちがいい。」

と言いたかった。

でも、

ずっと我慢してきた。

だから、

それを当たり前のように言える人を見ると、

心がザワつく。

相手への怒りに見えていたものが、
実は「私もそれくらい自由になりたい」という心からのサインだった。

そんなこともあるのだと思います。



「自分は我慢しているのに」が増えると、人に厳しくなる


自分にたくさん我慢をさせていると、

知らないうちに、

人にも同じルールを求めるようになることがあります。

「私は我慢しているんだから、あなたも我慢して。」

「私は弱音を吐かないんだから、あなたも頑張って。」

「私は周りに気を遣っているんだから、あなたも空気を読んで。」

もちろん、

実際にそんな言葉を口にするわけではありません。

でも、

心の中では、

そう思ってしまうことがあります。

そして、

自由に生きている人を見るたび、

イライラする。

だとしたら、

必要なのは、

相手を変えることではなく、

自分に課しているルールを少し緩めることなのかもしれません。



苦手な人を「自分を知るヒント」にしてみる


次に、

なぜか気になる人が現れたら、

少しだけ観察してみてください。

「この人の何が嫌なんだろう?」

そして、

もう一つ。

「私は、それを自分に許しているだろうか?」

たとえば、

「自己主張が強いところが嫌。」

私は自分の意見を言えている?


「すぐ人に頼るところが嫌。」

私は誰かに頼れている?


「自由すぎるところが嫌。」

私は自分に自由を許している?


「自信満々なところが嫌。」

私は自分を認めることを許している?


こんなふうに考えてみると、

苦手な人が、

自分でも気づかなかった気持ちを教えてくれることがあります。



相手と同じ人になる必要はない


ここで、

大切なことがあります。

苦手な人を見て、

「自分も同じようにしなければ。」

と思う必要はありません。

たとえば、

自由に発言する人が苦手だからといって、

突然何でも言いたい放題になる必要はありません。

人に頼る人が気になるからといって、

何でも人任せにする必要もありません。

0か100かではなくていいんです。

「私は今まで、少し我慢しすぎていたかもしれない。」

そう気づいたら、

10だけ自分に許してみる。

今日は、

少しだけ早く帰ってみる。

嫌なことを一つ断ってみる。

「手伝って。」

と言ってみる。

自分の希望を一つ伝えてみる。

苦手な人と同じになるのではなく、
その人が持っている「自分にも少し必要な部分」だけを取り入れてみる。

それくらいで十分です。



すべての苦手な人から「学び」を探さなくてもいい


そして、

もう一つ忘れないでほしいことがあります。

世の中には、

本当に距離を取った方がいい人もいます。

あなたを傷つける人。

何度伝えても境界線を越えてくる人。

一緒にいると心がすり減ってしまう人。

そんな相手にまで、

「この人は私の鏡だから。」

「私が成長しなきゃ。」

と無理に意味を見つけなくても大丈夫です。

苦手なら、

距離を取っていい。

自分を知ることと、
嫌なことを我慢することは別です。

そのうえで、

「特に何もされていないのに、なぜか気になる。」

という相手がいた時だけ、

自分の心を覗いてみる。

それくらいが、

ちょうどいいのだと思います。



おわりに


「なんでこの人、こんなに気になるんだろう。」

そう思った時、

すぐに、

「あの人が嫌い。」

「私とは合わない。」

と答えを出さなくてもいいのかもしれません。

少しだけ、

自分の心にも目を向けてみる。

「この人がしていることで、
私は自分に禁止していることって何だろう?」

休むこと。

頼ること。

断ること。

自分を褒めること。

自分の意見を言うこと。

堂々とすること。

人の目を気にせず楽しむこと。

もしかすると、

あなたがずっと我慢してきたものを、

その人は普通にやっているのかもしれません。

だから、

心が反応する。

だとしたら、

そのモヤモヤは、

「もっと自由になってもいいよ。」

という自分からのメッセージなのかもしれません。

誰かにイライラした自分を、

「性格が悪い。」

と責める前に、

一度だけ聞いてみてください。

「私は、本当は何を我慢しているんだろう?」

苦手な人を好きになる必要はありません。

無理に仲良くなる必要もありません。

ただ、

その人をきっかけに、

今まで禁止していた自分の一部分を、

少しだけ自由にしてあげる。

そうすると、

相手が変わっていなくても、

不思議と以前ほど気にならなくなることがあります。

もしかすると、

苦手な人が教えてくれていたのは、

相手の嫌なところではなく、

「本当は、私もこうしたかった」という自分の本音だったのかもしれません🌿



🌿人の気持ちに敏感な自分を、「弱み」だと思っているあなたへ


相手の表情が気になる。

ちょっとした言葉にも、

いろいろなことを考えてしまう。

人間関係で悩みやすい。

そんな自分を、

「もっと気にしない性格だったらよかったのに。」

と思うこともあるかもしれません。

でも、

人の感情に気づけること。

自分の経験から、

誰かの苦しさを想像できること。

それは見方を変えれば、

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