「やりたい仕事が分からない」とき、探すべきは職業じゃないのかもしれない
「やりたい仕事が分からない。」
そう話す人は、
意外と少なくありません。
今の仕事が嫌いなわけではない。
でも、
ずっと続けたいかと聞かれると分からない。
転職サイトを開いて、
いろいろな求人を見てみる。
営業。
事務。
接客。
福祉。
IT。
フリーランス。
たくさんの仕事を眺めてみても、
「これだ!」
と思えるものが見つからない。
そして、
だんだん不安になってくる。
「私には、やりたいことがないのかな。」
「好きなことを仕事にできる人っていいな。」
「このまま何となく働き続けるのかな。」
でも私は、
そんな時に無理して、
「やりたい職業」を探さなくてもいいと思っています。
もしかすると、
探す順番が少し違うだけなのかもしれません。
「何の仕事をしたい?」ではなく、
「どんな毎日を送りたい?」
そこから考えてみると、
今まで見えなかったものが、
少しずつ見えてくることがあります。
「やりたい仕事」を見つけなきゃ、と思っていた
「好きなことを仕事にしよう。」
「やりたいことを見つけよう。」
そんな言葉を、
SNSでもよく見かけます。
もちろん、
心からやりたい仕事があることは素敵です。
でも、
すべての人に最初から、
明確な「やりたい仕事」があるわけではありません。
むしろ、
「これが私の天職です。」
なんて、
簡単に分からない方が普通なのかもしれません。
それなのに、
やりたい仕事が見つからないと、
自分だけ人生に迷っているような気持ちになる。
でも、
焦らなくて大丈夫です。
仕事の名前が分からないことと、
自分が望む人生がないことは別です。
職業から考えると、分からなくなることがある
たとえば、
「何の仕事がしたい?」
と聞かれたら、
すぐに答えられない。
でも、
こんな質問だったらどうでしょう。
「朝はどんな気持ちで起きたい?」
「どんな人たちと働きたい?」
「どんな場所で働きたい?」
「仕事が終わった後、どれくらい自分の時間が欲しい?」
「誰に喜んでもらえると嬉しい?」
「どんな時に“今日もいい一日だったな”と思えそう?」
こちらの方が、
少し答えやすくないでしょうか。
毎日満員電車に乗る生活は苦しい。
人と競い続けるより、協力できる環境がいい。
家族との時間を大切にしたい。
場所に縛られず働きたい。
一人で黙々とするより、人と話したい。
誰かが前向きになる瞬間に関わりたい。
こうした一つひとつも、
立派な「やりたいこと」です。
「何をしたいか」より、「どうありたいか」
仕事を考える時、
どうしても、
「何をするか」に意識が向きます。
でも、
同じ仕事でも、
働く環境によって感じ方は大きく変わります。
同じ営業でも、
数字だけを追いかける働き方と、
目の前のお客様の悩みを聞きながら提案する働き方では、
感じるやりがいが違うかもしれません。
同じカウンセリングでも、
決められた場所や時間で働くのと、
自分で時間や場所を選びながら働くのでは、
生活そのものが変わります。
だから、
職業名だけで考えなくてもいい。
「私は、どんな自分でいられる働き方が好きなんだろう?」
この問いの方が、
大切なこともあります。
「嫌だったこと」から探してもいい
「やりたいことが分からない。」
そんな時は、
無理に「好き」を探さなくても大丈夫です。
これまで働いてきた中で、
嫌だったことを思い出してみてください。
毎朝早く起きるのがつらかった。
人間関係にずっと気を遣っていた。
休みたい時に休めなかった。
頑張っても評価されなかった。
数字だけで判断されるのが苦しかった。
誰かの役に立っている実感がなかった。
こうした経験も、
実は大切なヒントです。
「これはもう嫌だ。」
という気持ちの反対側には、
「本当はこうしたい」
が隠れていることがあるからです。
「やりたいこと」は、考えるだけでは見つからないこともある
そして、
もう一つ伝えたいことがあります。
やりたい仕事は、
頭の中だけで一生懸命考えても、
見つからないことがあります。
なぜなら、
経験したことのない仕事が、
自分に合うかどうかなんて、
やってみなければ分からないからです。
だから、
いきなり人生を変えなくてもいい。
興味のある人の話を聞いてみる。
本を読んでみる。
講座に参加してみる。
副業で小さく試してみる。
SNSやnoteで発信してみる。
そんな小さな行動からでも、
「これは好きかも。」
「これは違ったな。」
が分かってきます。
やりたいことは、
見つけてから動くものではなく、
動きながら見つかることもある。
私はそう思っています。
「一生やりたい仕事」を決めなくてもいい
仕事について悩んでいる時、
つい大きな答えを出そうとしてしまいます。
「これを一生の仕事にできる?」
「10年後も続けたい?」
「本当に向いている?」
でも、
そんな未来まで、
今決めなくてもいいんです。
今の自分が、
少し興味を持てる。
一度やってみたい。
もう少し知りたい。
それくらいでも十分です。
やってみて違ったら、
また考えればいい。
経験したからこそ、
次に選びたいものが分かることもあります。
人生の方向性は、
一度決めたら変えてはいけないものではありません。
「向いている仕事」より、「大切にしたいもの」
仕事選びに迷った時、
「私には何が向いているんだろう。」
と考えることがあります。
でも、
向いていることと、
幸せに働けることも、
必ずしも同じではありません。
仕事はできる。
周りから評価もされる。
でも、
なぜか苦しい。
そんなこともあります。
だからこそ、
「向いているか」だけではなく、
自分が何を大切にしたいのかも、
考えてみてほしいんです。
収入。
自由な時間。
安定。
成長。
人とのつながり。
家族との時間。
誰かの役に立つ実感。
働く場所。
どれが正解ということではありません。
あなたにとって大切なものを、
大切にできる働き方かどうか。
それも仕事を選ぶ立派な基準です。
おわりに
「やりたい仕事が分からない。」
そう悩んでいると、
自分には夢がないように感じることがあります。
でも、
そんなことはありません。
もしかすると、
まだ「職業名」にできていないだけ。
あなたの中には、
すでに小さな希望があるのかもしれません。
もう少し自由に働きたい。
大切な人との時間を増やしたい。
誰かの役に立ちたい。
自分の経験を活かしたい。
穏やかな気持ちで働きたい。
好きな場所で暮らしたい。
それも全部、
立派な人生の方向性です。
だから、
「何の仕事がしたい?」
という質問に答えられなくても、
焦らなくて大丈夫。
代わりに、
自分へ聞いてみてください。
「私は、どんな毎日を送りたい?」
そして、
もう一つ。
「その毎日に近づくために、今できる小さなことは何だろう?」
転職することかもしれない。
今の会社で働き方を変えることかもしれない。
副業を試してみることかもしれない。
何かを学ぶことかもしれない。
発信を始めることかもしれない。
最初から、
正解を選ばなくても大丈夫です。
「これは違った。」
も、
ちゃんと前進です。
そうやって、
自分に合わないものを一つずつ知りながら、
自分が大切にしたいものも見えてくる。
やりたい仕事を探すことは、
職業一覧の中から正解を当てることではなく、
「私はどんな人生を生きたいんだろう」と、
自分自身を少しずつ知っていくこと。
なのかもしれません。
🌿「誰かの役に立つ仕事も、ちょっと気になる」というあなたへ
「やりたい仕事は分からない。」
でも、
人の話を聞くことは好き。
これまでの経験を、
誰かの役に立てられたら嬉しい。
自分の言葉で発信することにも、
少し興味がある。
もしそんな気持ちがあるなら、
いきなり転職や起業を決めなくても大丈夫です😊
まずは、
今の仕事を続けながら、
小さく試してみる方法もあります。
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資格ゼロ。
そんな状態からでも、
自分の経験や想いをnoteで発信することはできます。
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