「水たまり」お題で書きはじめるnote企画
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーサムネ画像は初めてのAI画像生成
「水たまりや!」
伸ちゃんは、思いっきり走って突入する。
「待って!」
侑くんも後に続く。
バチャッ!
伸ちゃんの青いガンダムの長靴が大きな水しぶき、いえ、泥しぶきを跳ねる。
続いて侑くんの黄色い長靴が
バチャバチャ!
半ズボンが泥水で汚れてもちっとも気にはならない。
二人は黄色い傘を引きずりながら次の水たまりを探してキョロキョロ歩くもんだから、一向に家には辿り着かない。
「あっ!あった!」
今度は二人同時に走って来て水たまりにダイブッ!
「きゃぁ〜!」
「あっ!隣のクラスの美ぃちゃんや!」
侑くんはびっくりして美ぃちゃんにかけ寄り、
「ごめん、ごめん!ごめん!!」
ただひたすらに謝っている。
伸ちゃんときたら、まだ水たまりの中で固まってしまっている。
侑くんのようにすぐに謝りに行けない・・・動けない。
だって、1年生のときから美ぃちゃんのこと好きだったから。
「伸ちゃん!」
侑くんが声をかけているのに、伸ちゃんは大きな声で泣きベソをかきながら、お家の方へ走って行ってしまった。
本当は、美ぃちゃんに謝りたかったんだけど。
