💎⏱️ネオスパ動けるメソッド⚡️溢れる伝令💦💦|〜5分のフロースプリント〜
こんにちは♪
Myungです。
今回ははじめの記事
「💎⏱️ネオスパ動けるメソッド⚡️何故始まったのか✨」で紹介しました、実話と脳科学視点からの記事の内容をストーリー仕立てにしてみました。
ちょっと笑える内容になっています。
最後までごゆっくりどうぞ🌿✨
門番シトの城
一、あふれる伝令
シトは「思考の城」の門番だった。城の奥には玉座があり、そこに座る王――「意志」――が、届いた伝令をもとに国全体(つまり、ある一人の人間)を動かしていた。
シトの仕事は単純だ。外から届く伝令を受け取り、優先順位をつけて玉座の間に案内する。一日に伝令が三人、四人なら何の問題もない。
だが、ある時期からおかしくなった。
「片付けろという声が届きました」
「明日の会議の資料もです」
「あ、あの人に返信していないメールも」
「そういえば税金の書類も」
「あと、あの本も読みかけで」
伝令たちが門の外に列をなし、我先にと声を上げる。シトは一人一人の話を聞こうとしたが、声が重なりすぎて、誰の言葉も意味を結ばなくなった。
やがてシトは、門をーー閉ざした。
「もう無理だ」
城門にはガラガラと音を立ててシャッターが下りた。玉座の間は静まり返り、王は何の指示も出せなくなった。国(人間)は「何もやる気が起きない」状態に陥った。
これは、シトが怠けたからではない。伝令の数が、門番一人の処理能力を超えていただけだった。
二、地下からの声
シャッターの下りた城の地下には、もう一つの部屋がある。「習わしの間」だ。ここには古い石版が並んでいて、そこには国の「いつも通り」が刻まれている。
石版にはこう刻まれていた。
「この城の床は、散らかっているのが通常である」
これは百日前、シトがまだ元気だった頃、疲れて掃除をサボった一日から始まった記録だった。一日、二日と散らかった状態が続くうちに、地下の石工――「恒常性の番人」――が、それを新しい「正しい状態」として刻んでしまったのだ。
だから、たとえ王が「よし、今日は気合いで城を掃除するぞ」と発破をかけても、番人は涼しい顔でこう言う。
「結構ですが、明日には元の刻印通りに戻します。石版が書き換わっていないので」
気合いは一日しか保たない。番人は敵ではない。ただ、まだ石版が古いままなのだ。
三、小さな鍵
途方に暮れたシトのもとに、ある夜、小さな灯りを持った子どもが現れた。名を「一歩」という精霊だった。
「シト、大きな伝令を一度に城に通そうとするから、扉が壊れるんだよ」
「じゃあどうすれば」
「まず、一番小さい伝令だけを通してごらん。たとえば……机の上のコップを一つ、流しに運ぶ、とか」
シトは半信半疑で、その小さな伝令だけを玉座に通した。王は軽くうなずき、実行した。
たったそれだけのことで、城の鐘楼から鈴の音が鳴った。ドーパミンの鈴、と精霊は呼んだ。
「よくやった、という合図だよ。地下番人はこの音を覚えている。何度も鳴らせば、番人は石版をそっと書き換え始める」
シトは気づいた。大きな伝令を通そうとしてシャッターが降りていたのではない。小さな伝令を積み重ねる道を、知らなかっただけだったのだ。
四、書き換えられる石版
一歩の精霊に導かれ、シトは毎日、ほんの小さな伝令だけを選んで玉座に通した。
コップを一つ運ぶ。
本を一冊、棚に戻す。
床の紙くずを一枚拾う。
鈴が鳴るたびに、地下の番人は石版に新しい一文を刻み足していった。
「この城の床は、片付いているのが通常である」
刻印が変わったその日から、不思議なことが起きた。片付けることに、以前ほどの重さを感じなくなったのだ。王が気合いを入れなくても、国は自然とその状態を保とうとし始めた。
シトは門の前に立ち、外の伝令たちにこう告げるようになった。
「一度に全員は通せない。だが、一番小さい者から、順番に。今日はお前だ」
伝令たちは並び方を覚え、城は静かに、しかし確実に、姿を変えていった。
シトが最初に門を閉ざしたのは、意志が弱かったからではなく、伝令の量が門番の許容量を超えていたからでした。石版――脳の基準点――がまだ書き換わっていなかったからです。救いは、その石版は「小さな成功」の積み重ねで書き換えられる、という希望の物語でした。
❤️この記事を合わせ読んでいただくとさらに分かりやすいかと。覗いてみてくださいね👇
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