【創作百合】 君をなぞる夏 【140字小説】
夏昼下がりの海岸を、手を繋いで歩く。
ふと立ち止まって光る水平線を見た。
綺麗だね。嬉しそうに君は言う。
景色よりも陽に灼けた君の肌が眩しくて、
理性を忘れてその頬にキスをした。
からかわないで。君は笑って返した。
早く行こうよ。子供が私の手を引く。
あの夏の日の面影を
私は今日もなぞっていた。
夏昼下がりの海岸を、手を繋いで歩く。
ふと立ち止まって光る水平線を見た。
綺麗だね。嬉しそうに君は言う。
景色よりも陽に灼けた君の肌が眩しくて、
理性を忘れてその頬にキスをした。
からかわないで。君は笑って返した。
早く行こうよ。子供が私の手を引く。
あの夏の日の面影を
私は今日もなぞっていた。