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冬の訪れを告げる虫

※記事の途中に雪虫(トドノネオオワタムシ)の写真があります。画質は低く、私は可愛いと思いますが、苦手な方はご注意ください。


連休なので実家に泊まりに来たら、庭で雑草や枯れ枝を片付けていた父が突然「雪虫だ」と言う。雪虫? 聞いたことはあるような、ないような、でも何となく北国にいる虫のような気がするが、こんな本州の真ん中にも生息しているのか?

名前の印象から、儚げなウスバカゲロウのような虫を想像していると、目の前を浮遊する綿毛のようなものを発見。これか!

ふわふわと飛んでいるのを両手で包み込むようにすると、掌に止まった。虫と名のつくものは基本的にあまり得意ではないが、よく見てみるとこれは案外可愛い。ふんわりした真っ白なボディは、さながら虫界のシマエナガのようだ。

羽を広げると1.5~2cmくらい

他にも2、3匹いたが、あっという間に飛んで行ってしまい、手の届かない高さを漂い始めたので、写真はこの1枚しか撮れなかった。

調べてみるとやはり北海道や東北地方に多く生息する虫だった。(数匹なら可愛らしいが、大量発生するとちょっと怖いかも)
綿毛のような白い部分は体から分泌される蝋状の物質でできているらしい。飛ぶ力が弱く、この綿毛がパラシュートのような役割をするという。儚い虫のようで、雄は口が無く寿命は1週間ほど、雌も卵を産むとすぐに死んでしまうらしい。しかも熱に弱く、人間の体温でも弱ってしまうとか。知らなかったとはいえ掌に乗せるなんて可哀想なことをしてしまったかもしれない。今度見つけた時は遠くから見るだけにしよう。

この虫を見掛けると雪の季節が近いらしいので、寒さに備えなくては。積雪は年に一度あるかないかの地域だが、今年は積もるだろうか。子供は喜ぶが、大人は大変である。

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