本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第80番 曲者 (Sinfonia No.80, 1784)
交響曲第80番は、四旬節セットの2曲目です。ニ短調の交響曲ですが、一筋縄ではいかない曲者な交響曲です。第3楽章では、交響曲第26番「ラメンタチオーネ」第2楽章のグレゴリオ聖歌・エレミアの哀歌が回想されています。
交響曲第80番ニ短調(Sinfonia No.80 d moll, Hob.I:80)
第1楽章 Allegro spiritoso ニ短調の嵐から始まりますが、のんびりした長調のメロディーが紛れ込んだりして、一筋縄では行きません。
第2楽章 Adagio こちらは第1楽章とは逆に、穏やかな長調のメロディーから始まりますが、悲劇的な短調が紛れ込んできます。
第3楽章 Menuetto & Trio ニ短調から始まり途中ニ長調が紛れ込むメヌエットとグレゴリオ聖歌であるエレミアの哀歌が回想されるトリオです。
第4楽章 Finale. Presto 快速なシンコペーションが支配するフィナーレです。
ハイドン生誕300年記念企画のジョヴァンニ・アントニーニ(Giovanni Antonini)さん指揮バーゼル室内管弦楽団(Kammerorchester Bazel)の演奏です。
マシュー・シント(Matthew Scinto)さん指揮ケープ・コッド室内管弦楽団(Cape Cod Chamber Orchestra)の演奏です。
ケープ・コッドはアメリカ・マサチューセッツ州東端にある半島ですが、この南にナンタケット(Nantucket)島があります。
(by R)
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