本日の一曲 ハイドン・シリーズ 弦楽四重奏曲第75番~第80番 作品76 エルデーディ四重奏曲 1~6番 (Haydn: String Quartet Op.76 No.1-6, 1797)
作品76のエルデーディ四重奏曲集は、ハイドンさんの弦楽四重奏曲の中で最も有名なもので、演奏頻度も高いものです。6曲中、4曲に愛称がつけられています。
ハイドンさんが2度目のイギリス旅行(1794~1795)からウィーンに帰ってから作曲されたものであり、まだまだ創作意欲が衰えない60代中盤のものです。
この弦楽四重奏曲集は、ヨーゼフ・エルデーディ(Joseph Georg von Erdödy)伯爵の依頼で作曲され献呈されたものです。
第75番ト長調 エルデーディ Op.76-1
弦楽四重奏曲第75番ト長調(Streichquartett No.75 G dur ”Erdödy”, Op.76-1 Hob.III:75)
終楽章のユーモラスで意表を突くコーダにちなんで「びっくり箱(Jack-in-the-box)」と呼ばれることがあります。
東京クヮルテット(Tokyo String Quartet)の演奏です。
第76番ニ短調 五度 Op.76-2
弦楽四重奏曲第76番ニ短調「五度」(Streichquartett No.76 d moll "Quinten", Op.76-2 Hob.III:76)
第1楽章第1主題が完全5度下降となっていることから、「五度」という愛称がついています。また、メヌエットは「魔女(Hexen)」とも呼ばれます。
東京クヮルテット(Tokyo String Quartet)の演奏です。
第77番ハ長調 皇帝 Op.76-3
弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」(Streichquartett No.77 C dur "Kaiser", Op.76-3 Hob.III:77)
第2楽章がハイドンさん作曲による「神よ、皇帝フランツを守り給え(オーストリア皇帝讃歌)」のテーマによる変奏曲であることから、「皇帝」という愛称がついています。
東京クヮルテット(Tokyo String Quartet)の演奏です。
第78番変ロ長調 日の出 Op.76-4
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調「日の出」(Streichquartett No.78 B dur "The Sunrise", Op.76-4 Hob.III:78)
第1楽章冒頭が日の出のようなので、この愛称がついています。
東京クヮルテット(Tokyo String Quartet)の演奏です。
第79番ニ長調 ラルゴ Op.64-5
弦楽四重奏曲第79番ニ長調「ラルゴ」(Streichquartett No.79 D dur "Largo", Op.76-5 Hob.III:79)
第2楽章が有名で、葬儀のときによく演奏されるので、「ラルゴ」とか「墓地四重奏曲」と呼ばれます。
東京クヮルテット(Tokyo String Quartet)の演奏です。
第80番変ホ長調 Op.76-6
弦楽四重奏曲第80番変ホ長調(Streichquartett No.80 Es dur, Op.76-6 Hob.III:80)
東京クヮルテット(Tokyo String Quartet)の演奏です。
(by R)
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