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秋の色/白馬岳の稜線へ

今年の夏は雨が多い。
しかも雷雨、線状降水帯、台風と降り始めると豪雨になる。

この夏最後の北アルプス白馬岳登山も、行程を変更する事となった。
1日目は栂池からゴンドラリフト、ロープウェイと乗り継いで栂池高原から登りだし、白馬大池山荘で1泊。翌日は白馬岳の山頂を目指し、3日目は一気に蓮華温泉へ降りるルートだった。
しかし、3日目下山の日の天気が悪く、白馬大池で泊まった翌日、白馬岳手前の小蓮華山を仰見て、下山する事になった。この判断が幸いして、2日間とも雨らしい雨に降られることも無く、温泉に入って温まり、無事に帰宅する事が出来た。

初日は曇り空のスタートだ。
雨が降り出しそうな空に、ザックカバーをつける。短パン+タイツでは少し寒くてレインパンツを履く。ひんやりする空気はもう秋だ。

ビジターセンター横の登山口からスタート
足元は岩とむかるみで歩き辛い
厚い雲がかかってます

厚い雲がかかって、白馬岳の稜線は見えないが、足元は赤い実が所々に見られ、目を楽しませてくれる。木々の葉は紅葉とまではいかないが、秋の色を帯びている。

「秋だねー」

ゴゼンタチバナの赤い実が重たそうに実る
何の実?
シラタマ ミントのような味がするらしい
ここにも赤い実
キイチゴみたい、でも苦かった

広く開けた天狗原に着くと、少し青空が見える。気持ちいい!

池塘広がる天狗原
青空が見える
ここも草紅葉が始まっている、きれい
ベンチで少し休憩

天狗原を過ぎると大きな岩が重なる斜面になる。天狗原を見下ろしながら登っていく。

○印を見失わない様に

岩の斜面を登り切ると雲を抜けた。視界が広がる。広いピークの白馬乗鞍岳だ。

ケルンの横で、持って来た具沢山おにぎりの3個目を食べて、エネルギー補給
外で食べるご飯は美味しいです!

白馬乗鞍岳を降ったところに、雲に覆われた白馬大池がチラリと見える。

白馬大池
白馬大池へ向かう途中の赤い実
ナナカマド
ハイマツの中のナナカマド

大池に沿って、半周弱歩くと赤い家屋の白馬大池山荘に到着だ。

雲の中に大池山荘の赤い建物
湖畔にはシラネニンジンがたくさん
小屋の周りはチングンマの群生地
綿毛がいっぱいだ。

白馬大池山荘で宿泊の手続きをして、汗で湿った服を着替える。そして、大池にいると言うクロサンショウウオに会いに行く。

おたまじゃくし?みたい
可愛い目をしてる、
ここ白馬大池や八方池にいる固有種だそうだ
湖面を覗き込んで、必死に写真を撮る
「ウーパールーパーみたいで可愛い」

夕飯までの間に小屋の周りを散策する。
さっきまで雲に覆われていた山荘は、雲が取れて傾き始めた太陽に照らされてきれいだ。それと同時に小屋前のテント場周辺はチングンマの群生地とあって、チングンマの綿毛がキラキラと輝く。

雲が晴れて、青空に映える大池山荘
草紅葉が始まって 秋ですね。
チングンマの綿毛
草紅葉がきれい

「もう秋だね。」
「きれいだね。」

太陽が当たる小屋前はポカポカと暖かく、明日歩く船越の頭が見え隠れしているのをいつまでも写真に撮って楽しんだ。

あ、奥に小蓮華山も見える
雲が晴れた☀️
と思ったら、また雲が
足長写真を撮ったり

そろそろ夕ご飯の時間だ。1人でビールを頂いたら、もう眠くて布団に入ったらあっという間に眠ってしまった。

ハンバーグの夕飯
iPhoneだときれいに撮れないなぁ、星がいっぱいでした。
うっすら天の川っぽいのも見えて

9時前にトイレに起きた。夜空を見上げたら、無数の星が煌めいている。外はそれ程寒くない。しばらく石の上に腰掛けて、星空を眺めた。

「明日はいい天気になりそうだなぁ。」

朝食を取って出発の準備をする。
小屋前はガスに覆われて、寒い。防寒に上下レインウェアで出発する。風が冷たくてレインのフードを被る。それでも耳が冷たい。

少しガスが取れてきた!期待したい
日本海方面
こちら側はきれいに見える

展望が開けたところで振り返ると、大池がきれいに見える。

向こうの空から晴れてくる。

太陽が登ってきて、暖かくなってくる。眺望がいい。右手には雪倉岳、左手には杓子岳が見えてくる。

雪倉岳(中央)右奥に朝日岳
白馬岳かと思ったら、杓子岳だった

そして今日のゴール、「船越の頭」に登頂。

船越の頭
船越の頭から見る小蓮華山
きれい

今回の登山は2年越しで叶った登山だ。後立山連峰が好きなたまこさんの想いに便乗させてもらった登山で、畑仲間のKiyocaさんと3人の登山だ。
この美しい小蓮華山へ続く稜線を見て、念願が叶って感動するたまこさん。
この美しい稜線を歩いて、その先の白馬岳を登る予定だったが、悪天候の為今回はここまで。
白馬岳も小蓮華山と杓子岳の間にチラリと見えるだけだった。
小蓮華山から続く稜線を想像して、名残惜しく下山する。

杓子岳と雲海

空は秋の色、物寂しい空気を漂わせている。そんな中、雪倉岳から朝日岳へ続く稜線が気になった。気持ち良さそうな稜線、梅雨明け頃はお花がたくさん咲くと言う。

雪倉岳


梅雨明け、今回登れなかった白馬岳を経由して、雪倉岳〜朝日岳を縦走するのはどうだろう?大池山荘に戻る道すがら、チラチラと左手の稜線を見る。うん、きれい!歩きたい道がどんどん増える。
山は秋色、長い縦走をするのにこれからの季節はちょっと怖い。また来年🪷

大池山荘に戻ってきました。
コーヒー飲んでちょっと休憩
秋の空 蓮華温泉に下山します。
雪倉岳、きれい
ウメバチソウ
ツリガネニンジン
思ったり狭かった天狗の庭

下山途中から、強風が吹き始めた。
展望が開けた天狗の庭は強風にさらされているが、岩の影に隠れて少し休憩する。
この後、風は爆風に変わった!ザックを背負っているのに体が風で持っていかれ、一瞬体が宙に浮いた。

「飛ばされるー」

中々ない、面白い体験で笑ってしまったが、飛ばされた方向を間違えば崖下だ。
いつまでも見えていた雪倉岳が灰色の雲に飲み込まれていった。それと同じくして、暴風は雨も運んできた。暴風に混じって雨粒がミストの様に体に当たる。まだ少しの雨だっからいいが、雨足が強くなったら大変だ。先頭を歩く私は気持ち歩みを早める。
12時前、本格的な雨になる前に蓮華温泉に到着した。

蓮華温泉ロッジ

15分程山の方へ登り返すと風情のある露天風呂があるのだが、雨と風、おまけに着替えるところがないと言う事で、今回は内湯のみにした。湯の華が舞うお湯は気持ち良かった。

無事下山、お疲れ様でした〜
おでんランチ
駅のポスターから
紅葉の時期はこんな素敵な景色の中でお風呂に入れる、いいなぁ次回こそ!

秋の色に染まり始めた北アルプス白馬岳
いい山行きでした⛰️

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