【茨城百景ライド】(その11)愛車とめぐる土浦港と土浦城!歴史と自然を満喫する街中ルート
はじめに
こんにちは!ロードバイクで各地の美しい景色や史跡を巡るのが何よりの趣味です 。🚴♀️🔅
ある日、ライド中に「茨城百景」と刻まれた立派な石碑を見かけたことをきっかけに、「愛車と一緒に、この百景をすべて網羅してみよう!」と思い立ちました 。
今回は茨城県南部に位置し、霞ヶ浦に面する土浦港と土浦城について、周辺の包含風景をめぐるルートをご紹介します 。
🚴 ライドプロフィール
走行距離:20km
獲得標高:77m
スタート&ゴール:りんりんポート土浦(トイレ、自販機有)
車にロードバイクを載せてアクセスする場合は、りんりんポート土浦( 茨城県土浦市川口2丁目13−25)をベースにするのがおすすめです。今回のライドもここからスタートしました!難易度:初級
📓スポット紹介
19.霞ケ浦と土浦港(かすみがうらとつちうらこう)
所在地:土浦市
茨城百景石碑:無(茨城観光百選碑有)
包含風景:無

土浦には茨城百景(1950年選定)の碑が残っておらず、その代わりに茨城観光百選の碑があります。あくまで想像ですが、茨城観光百選(1985年選定)はつくば科学万博の開催に合わせて選定されたため、お膝元(つくばに隣接する土浦)では率先して取り換えられてしまったのではないでしょうか。
ちなみに土浦港の碑は、グーグルマップで探しても分からなかったので、現地で捜索し、グーグルマップに碑の位置情報を登録申請しておきました。
しかし、草陰にひっそりと設置されているのがまた何とも言えません。
① 霞ヶ浦と土浦港(かすみがうらとつちうらこう)
日本第2位の広さを誇る霞ヶ浦は、水運の拠点や豊富な水産資源(ワカサギ・白魚など)により古くから地域を支えてきました。
その北西端に位置する土浦港は、江戸時代には水運と水戸街道の宿場町として栄え、現在はマリンレジャーや「つくば霞ヶ浦リンリンロード」の拠点として、多くのサイクリストや観光客が訪れる水辺のシンボルです。


💡寄り道スポット:旧川口川閘門鉄扉及び排水ポンプ(きゅうかわぐちがわこうもんてっぴおよびはいすいぽんぷ)
多くの水路の一つであった川口川は、かつて土浦城の濠と霞ヶ浦をつなぎ、城下町の内陸水運の動脈として機能していました。
一方で霞ヶ浦の増水時には逆流による冠水が起きやすく、それを防ぐため機械開閉式の閘門を作り、さらにその後排水ができるようポンプが設置されました。
現在は暗渠化・道路化されたことで、その役目を終えています。


20.桜川堤と亀城公園(さくらがわつつみときじょうこうえん)
所在地:土浦市
茨城百景石碑:無(茨城観光百選碑有)
包含風景:桜川堤の桜,土浦城址

① 桜川堤の桜
桜川は、筑波山地に源を発し霞ヶ浦(土浦港)へと注ぐ一級河川です。堤防沿いには、約4kmにわたって桜並木が続き、春には水面に映える満開の桜並木が絶景を作る土浦屈指のお花見名所です。
ちなみに訪問した当日は、あいにくにわか雨に見舞われました。

② 土浦城址
土浦城は、堀に囲まれた城郭が水面に浮かぶ亀の姿に似ていることから「亀城(きじょう)」の異名を持ちます。本丸の「太鼓櫓門」(たいこやぐらもん)は、本丸に残る城郭櫓門としては関東地方で唯一江戸時代から現存するものとして知られています。

現在は本丸と二の丸跡が「亀城公園」として整備され、復元された東西櫓や桜とともに市民に親しまれています。

21.土浦国宝巡りと紅葉丘公園(つちうらこくほうめぐりともみじがおかこうえん)
所在地:土浦市
茨城百景石碑:無
包含風景:等覚寺の梵鐘、磐若寺の梵鐘、常福寺の薬師如来、浜街道の松並木

① 等覚寺の梵鐘(とうかくじのぼんしょう)
等覚寺は、城下町の歴史的なエリアの一角にあります。真宗大谷派の古刹で、境内にある銅鐘は、県内の古鐘中最古の銘文をもち、国指定重要文化財です。この銅鐘は建永年間(1206〜07年)に八田知家が極楽寺へ寄進したもので、戦国末期に土浦城へ移され、明治17年(1884年)に等覚寺へ戻されました。


② 磐若寺の梵鐘(はんにゃじのぼんしょう)
般若寺は、真言宗豊山派の寺院です。天暦元年(947年)に、如蔵尼(にょぞうに)により創建されたと伝えられています。境内には国指定重要文化財である銅鐘のほか、結界石を見ることができます。
※茨城百景の包含風景では「磐若寺」と記載がありますが、現在は「般若寺」と表記されています。



③ 常福寺の薬師如来(じょうふくじのやくしにょらい)
常福寺は、土浦市下高津にある新義真言宗の寺院で、平安時代初期に最澄の高弟・最仙の開基と伝えられます。本尊の薬師如来坐像は平安時代後期の作とされる古像で、国指定重要文化財に指定されています。


④ 浜街道の松並木(はまかいどう の まつなみき)
江戸時代初期、徳川幕府が全国の主要道路整備の一環として水戸街道を整備しました。水戸街道は、千住から土浦を通り、水戸までの約三十里の長さで、街道筋には一里塚が築かれ、宿場が設けられていました。通行人を暑さ寒さから守るために松が植えられましたが、現在は土浦市北部の板谷地区には、わずかに残るのみとなっています。丁寧に保存していただいているのを感じました。


💡手作りサンドイッチの店 つじや
最後に土浦市真鍋にある「つじや」が好きなので紹介させていただきます。昭和43年に開業し、看板商品は創業者の名を冠した「みねサンド」で、創業者・辻みねさんの名前を付けたはるさめ入りサンドイッチが創業以来の人気商品となっています。2023年7月にはリニューアルオープンし、おしゃれな店舗でイートインスペースも備えています。

おわりに
今回の土浦港と土浦城を巡るルートは、いかがでしたでしょうか?
土浦には行く機会が多かったのですが、土浦城をまじまじと見たことがありませんでした。
また、浜街道の松並木が地味に良かったです。末永く残していただきたいと思いました。
ぜひ皆さんも、愛車と一緒にのんびり巡ってみてください!
次回もまた、新しい茨城百景の石碑を求めて走ります。どうぞお楽しみに!
