ジムノミカタ|未経験から事務職へ、経理事務と営業事務のどちらを選ぶか
事務職を狙うと決めたら、次に決めるのはどの事務かです。
ここを飛ばして「事務職希望です」とだけ伝えると、紹介される求人がばらけます。そして入社後に「思っていた仕事と違う」となる。未経験からの事務職でつまずくのは、たいていこのパターンです。
経理事務と営業事務。同じ「事務」でも、1日の過ごし方も、しんどくなるポイントも違います。
この選び分けに時間をかけてくれるのがジムノミカタです。事務職に特化したエージェントで、面談は平均10時間以上。かなり長いのですが、事務の中身が広いことを考えると理にかなった時間の使い方です。
ジムノミカタの詳細は、こちらの記事でも解説しています。
経理事務と営業事務は、何が違うのか
◆ 経理事務
主な仕事:伝票の処理、請求書や領収書の管理、入出金の確認、月次・年次の締め作業
時間の流れ:締めの時期に山が来る。それ以外は比較的読める
関わる相手:社内が中心。一人で進める時間が長い
効いてくる知識:簿記。必須ではないが、あると入口が広がる
向いている方:正確さを保つのが苦にならない。数字を追うのが嫌ではない
◆ 営業事務
主な仕事:見積書の作成、受発注の処理、納期の調整、営業担当のサポート、電話・来客対応
時間の流れ:突発が入りやすい。営業の動きに左右される
関わる相手:社内外ともに多い。やり取りの量が多い
効いてくる経験:接客やアルバイトでの対人経験がそのまま活きる
向いている方:作業が途中で中断されても切り替えられる。人と話すことに抵抗がない
並べると、必要とされるものがかなり違うのが分かると思います。
どちらが上ということはありません。ただ、合わない側を選ぶと、仕事そのものより毎日の負荷でしんどくなります。
向き不向きは「何がしんどいか」で決まります
適性を考えるとき、「几帳面だから経理」「人と話すのが好きだから営業事務」と性格から入る方が多いです。
ただ、実際に効くのは逆側です。何をされると消耗するかのほうを見てください。
電話が鳴るたびに作業が止まる。10分おきに声をかけられる。この環境で1日を終えると、何もしていないのにぐったりする方がいます。そういうタイプは、営業事務に入ると毎日つらいはずです。
逆に、同じ形式の処理を何時間も続けるのが苦痛な方もいます。静かなのはいいけれど、変化がなさすぎて時間が進まない。この感覚が強いなら、経理寄りの仕事は合いにくいです。
好きなことより、耐えられないことのほうが人を辞めさせます。
思い出す手がかりとして、前の職場やアルバイトでいちばん帰りたくなった瞬間を1つ挙げてみてください。
レジが混んで長い列ができたとき。クレームの電話を取り次いだとき。閉店後に一人で在庫を数えていたとき。その場面が人と向き合う場面なのか、一人で作業する場面なのかで、避けたい側が見えてきます。
ここは自分ひとりで考えても答えが出にくいところです。過去のアルバイトでどの瞬間に消耗していたかを、誰かに聞き出してもらうほうが早く見えてきます。
ジムノミカタが面談に10時間以上かける理由
株式会社free movaが運営する事務職特化の転職エージェントです。2019年創業。対象は20代前半から32歳くらいまでで、事務未経験でも相談できます。
実績としては、利用者の9割が事務未経験からの転職。20代の転職成功率は92%と公表されています。保有求人は10,000社以上です。
そして面談は平均10時間以上。一般的なエージェントの面談と比べると、かなり長いほうだと思います。
この時間が何に使われるかというと、まさに前の章の話です。どの事務が合うのか。過去の経験のどこが事務につながるのか。譲れない条件は何か。ここを詰めずに求人を出しても、結局は応募先で迷うことになります。
事務職は求人票の職種名だけでは中身が読めません。「一般事務」と書かれていても、実態は営業サポート中心のこともあれば、経理の補助が半分を占めることもある。求人票で分かるのは、その会社が使っている呼び方までです。
相談はLINEでもできます。対応エリアは東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・京都・愛知・福岡。ここは先に確認しておいてください。利用は無料です。
どの事務が合うかを決めてから探すと、応募先の絞り込みが一気に楽になります。
未経験で入りやすいのは、どちらか
結論から言えば、求人ごとに違うので一概には言えません。ただ、判断の仕方はあります。
見るべきは応募条件の欄です。経理事務は「日商簿記3級以上」といった条件がついていることがあります。ついていなければ、未経験でも土俵に乗れます。
営業事務は、対人のやり取りが多いぶん、接客や販売の経験を評価してもらいやすい面があります。アルバイトしかしていない方でも、書き方次第で材料は十分に揃います。
もうひとつ、求人票で見ておきたいのがその事務職が何人いるかです。
事務が自分ひとりの職場だと、経理も営業サポートも総務も全部回すことになります。幅広く覚えられる反面、未経験で入ると教わる相手がいません。複数名いる職場なら、分担があって引き継ぎもある。未経験で入るなら、後者のほうが立ち上がりは楽です。
求人票に書かれていない場合は、面接で聞いてください。答えにくい質問ではありません。
迷ったら、両方の求人を実際に見比べてください。頭の中で比べているうちは「どっちも同じような気がする」で止まります。実物を2種類並べて初めて、どちらに反応するかが分かります。
「楽そうだから」しか理由が出てこないとき
事務職を志望する理由を書こうとして、手が止まる方がいます。
正直なところ、体力的にきつくない、土日が休みらしい、長く続けられそう。最初の動機はそのあたりだと思います。それ自体は自然なことです。
ただ、面接でそこだけが伝わると評価は止まります。そして本人にとっても、その理由だけで入った仕事は続きにくいところがあります。
動機の底が見えないまま数か月動けていないなら、整理する側に一度お金を使う手もあります。
キャリート(CAREET)は株式会社ルメスが運営するキャリアコーチングです。求人紹介はせず、考えを整理する側に特化しています。コーチ全員が国家資格キャリアコンサルタントまたはプロコーチ認定資格の保持者で、在籍25名以上・資格保有率100%。オンライン完結です。
料金は税込で、キャリアデザインコースが一括294,000円、転職サポートコースが418,000円、フルサポートコースが528,000円。安くはありません。まずは最長60分の無料相談だけ受けて、必要なければそこで終えるのが現実的です。初回セッション後の全額返金保証もあります。
無料の枠だけ使って、有料に進むかどうかは話を聞いてから決めて構いません。
キャリートの詳細は、こちらの記事でも解説しています。
事務にこだわらない選択肢も、持っておく
事務職は応募が集まりやすい職種です。絞って探すこと自体は正しいのですが、そこだけを半年続けて決まらないのは避けたいところです。
並行して、職種を広げた場合の求人も見ておいてください。ハタラクティブは、レバレジーズ株式会社が運営する20代未経験特化のエージェントです。求人の約8割が「未経験OK」で、累計支援実績は18万人、内定率80.4%。内定先の86.5%が大企業です。
2種類の求人を並べたうえで「やっぱり事務がいい」と決めたなら、その判断には根拠があります。
そのほかの就職サービスも含めた全体像は、こちらのまとめ記事にあります。
ここが引っかかっていると思います
Q. 簿記を取ってから応募したほうがいいですか。
A. 経理事務に絞ると決めたなら効きます。ただ、取ってから応募すると数か月が消えます。並行して進めてください。営業事務を狙うなら、優先度は下がります。
Q. 未経験でどちらか一方に絞るのが不安です。
A. 絞らずに相談して構いません。求人を見ながら決めるほうが現実的です。ただ、応募の直前には決めておいてください。志望動機の中身が変わります。
Q. 電話対応が苦手です。事務は無理でしょうか。
A. 無理ではありません。電話の量は職場によって差が大きい部分です。応募前に「1日の電話対応はどのくらいか」を確認してください。聞きにくいと感じるなら、担当者に代わりに聞いてもらえます。
Q. 対応エリアの外に住んでいます。
A. ジムノミカタは東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・京都・愛知・福岡が対応エリアです。外に住んでいる場合は、全国対応のサービスと併用してください。
Q. パソコンは、どのくらいできれば足りますか。
A. 文字入力と、表計算での並べ替え・合計ができれば、未経験可の求人では困りません。関数を使いこなす必要はありません。
入社後の立ち上がりについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
最後に|決めるのは職種名ではなく、1日の過ごし方
「事務職に就きたい」で止まっていると、求人を見ても選べません。職種名は同じでも、中身が違うからです。
決めるのは、朝から夕方までの過ごし方のほうです。静かに数字を追う日か、電話と依頼をさばく日か。そこが決まれば、応募先は自然に絞れます。
エージェントの使い方については、こちらの記事でも解説しています。
各サービスの詳細と全体像は、こちらのまとめ記事で確認できます。
どの事務が合うかは、一人で考えるより聞き出してもらうほうが早いです。まず両方の求人を見せてもらうところから始めてください。
