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パラレルワークという生き方

「パラレルワーク」とは、2つ以上の仕事を同時に行う働き方を指す。本業を複数持つ場合もあれば、副業として多彩な仕事を並行して行う場合もあり、時代の変化とともにますます耳にする機会が増えた。

この定義に照らせば、私もまた立派なパラレルワーカーである。会社員として年俸をいただきつつ、一方で僧侶としての生活を営んでいる。ただし、僧侶としての報酬は実質的にはほとんどない。だとすれば、収入の多寡だけを考えれば会社員が本業で、僧侶は副業になるのかもしれない。

しかし、私の考えでは、本業とは単なる収入の多さでは決まらない。「自らの誇りと信念」を注ぐ職業こそが、本業と呼ぶにふさわしい。売れない画家や作家であっても、自らの本業を尋ねられれば、迷わずその信念と誇りを語ることだろう。

私にとって会社員は、確かに生活を支える収入源であり、名実ともに一つの本業である。だが同時に、念水庵を守り育てる坊主という役割も、私のもう一つの本業だ。坊主は、趣味でも副業でもなく、私が自らの人生において本気で取り組むべき、もう一つの本行ほんぎょう(本業)なのである。

だからこそ、私は自信をもって「パラレルワーカー」を名乗っている。

現代はもはや、一つの会社や業務に専念することが必ずしも理想ではなくなった時代だろう。むしろ依存的な働き方を見直し、多様な道を並行して歩むことで、将来への柔軟な準備と精神的な豊かさを手に入れることができるのだ。

さらに、今やネット環境さえ整えば、都市から離れた田舎であっても十分にパラレルワークを実現できる。念水庵での穏やかな日々を過ごしつつ、自分らしい働き方を模索する。そんな時代の新しい働き方・生き方を、私は実践し楽しんでいる。

これが私の働き方改革だった



ご覧頂き有難うございます。
念水庵 正道(Shodo)


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