世界の見え方は、心だけでは決まらない。
「最近、何をしても苦しい。」
そんな日があります。
昨日まで気にならなかった言葉が胸に刺さる。
何気ない出来事なのに、必要以上に落ち込んでしまう。
そんなとき、
「自分が弱くなったのかな」と考えてしまう人も少なくありません。
確かに、心が疲れていると、世界の見え方は変わります。
同じ景色でも暗く見えたり、
同じ言葉でも冷たく感じたりする。
だからこそ、まずは自分の心が今どんな状態なのかに気づくことは、とても大切です。
でも、それだけではありません。
私たちは時々、
「自分の受け止め方が悪いんだ」と、自分の心ばかりを整えようとしてしまいます。
けれど、本当に苦しさを生み出しているのは何でしょうか。
休めていない毎日かもしれない。
誰かの何気ない一言が積み重なっているのかもしれない。
あるいは、今いる環境そのものが、自分を少しずつ傷つけているのかもしれません。
もし原因が環境にあるのなら、自分だけを変えようとしても苦しさは続いてしまいます。
だから必要なのは、
「私は疲れている。」
と認めること。
そして、
「何が私を疲れさせているのだろう。」
と、自分の外にも目を向けることです。
心を見ること。
環境を見ること。
その両方があって初めて、自分を大切にする選択ができます。
自分を責め続けることでも、
誰かのせいにすることでもありません。
少し立ち止まり、自分の心と、自分を取り巻く環境を見渡してみる。
その小さな視点の変化が、明日の世界の見え方を少しだけ変えてくれるかもしれません。
世界の見え方は、心だけでは決まらない。
だからこそ、自分の心をいたわることも、環境を見直すことも、どちらも大切にしてほしいと私は思います。
