50代、服はたくさんいらない。「安いから買う」をやめて、少しだけ着こなしを変えてみる
50代になったら、ファストファッションだけで服を揃えるのは、そろそろやめてもいいのかもしれない。
最近、そんなことを考えるようになりました。
誤解のないように言うと、私はファストファッションを否定したいわけではありません。
安くて、トレンドも取り入れやすくて、家で洗えるものも多い。
とても便利です。
私だってこれからも利用すると思います。
でも、
「安いから、これでいい」
という服の買い方は、そろそろ卒業したい。
50代になって、服そのものより「どう着るか」が大切になってきたと感じるからです。
若い頃と同じTシャツ、同じパンツを着ても、なんだか違う。
そこで「もっと新しい服を買わなくちゃ」と考えていたけれど、実は必要なのは新しい服ではないのかもしれない。
袖を少しまくる。
パンツの裾を折る。
靴下を見せる。
スカーフを一枚巻く。
それだけで、いつもの服が少し違って見える。
50代のおしゃれって、
「何を買うか」より「どう着るか」に、おもしろさが出てくるのかもしれません。
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目次
1. 50代、「安いから買う」をやめてみる
2. 値段ではなく、素材を見るようになった
3. 50代だからこそ「服のシワ」を気にしてみる
4. なんだかバランスが悪い日は「手首」を出す
5. パンツの裾を折ったら、今度は靴下で遊ぶ
6. シンプルな服ほどソックスがおもしろい
7. 首元にはスカーフという小さな味方
8. 50代のおしゃれは「ちょっとしたこと」で変わる
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1.50代、「安いから買う」をやめてみる
若い頃は、服をたくさん欲しかった。
流行も気になる。
去年とは違う服が着たい。
安くてかわいい服を見つけると、
「この値段なら買っておこう」
と思う。
でも50代になった今、クローゼットにはすでに服があります。
それなのに、
「着る服がない」
と思う。
不思議ですよね。
最近は、
服の数を増やすより、一枚をちゃんと選ぶほうがいいのでは?
と思うようになりました。
たとえば白いシャツなら、安いものを何枚も買うのではなく、
生地はどうだろう。
襟の立ち方は?
袖は?
丈は?
着たときに体からどう離れる?
そんなところを見る。
50代だから高い服を着なければならない、ということではありません。
「安いから買う」から、
「これが好きだから買う」
へ。
私は少しずつ、そんな買い方に変えていきたいと思っています。
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2.値段ではなく、素材を見るようになった
「着る学校」で素材について学んでから、私は服のタグを見るようになりました。
綿。
麻。
シルク。
ウール。
ポリエステル。
ナイロン。
今までデザインばかり見ていたけれど、
「これは何でできているんだろう?」
を見る。
もちろん、値段が高ければ必ず良質というわけではありません。
ブランド代やデザイン料も含まれます。
逆に手頃な価格でも、優秀な服はたくさんある。
それでも、上質な天然素材や丁寧な縫製には、それなりのコストがかかります。
だから私は最近、
値札だけを見て「高い」「安い」と判断しない
ようにしています。
なぜ、この値段なんだろう。
素材を見る。
縫製を見る。
シルエットを見る。
そこまで見て、
「この服なら長く着たい」
と思えたら買う。
50代の今、そんな選び方のほうが楽しくなってきました。
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3.50代だからこそ「服のシワ」を気にしてみる
そして、もう一つ意識するようになったのが、
服のシワ。
50代になれば、顔にも少しずつシワが増えます。
手にも年齢が出てくる。
これは悪いことではありません。
長く生きてきたのだから、当たり前です。
だからこそ私は、
洋服までシワシワにしなくてもいいんじゃない?
と思うようになりました。
顔にもシワ。
手にもシワ。
シャツにもシワ。
パンツにもシワ。
となると、全体が少し疲れて見えることがあります。
だったら、服だけは整えてみる。
シャツのシワを伸ばす。
パンツのセンターラインを整える。
毛玉があれば取る。
それだけでも清潔感が出る。
年齢を隠すのではなく、
服のほうを整えることで、今の自分をきれいに見せる。
これなら無理なくできそうです。
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4.なんだかバランスが悪い日は「手首」を出す
朝、服を着て鏡を見る。
「うーん……」
何が悪いのかわからないけれど、なんとなく重い。
そんなとき。
新しい服に着替える前に、
袖を少しまくってみる。
手首を出す。
これだけで、意外と全体が軽く見えることがあります。
特に私は、ゆったりしたシャツや長めの服が好き。
そのまま着ると、全身が布に覆われて重たく見えることがあります。
そこで手首を出す。
細い部分が少し見えることで、抜けができる。
「なんか違う」
と思ったら、
まず袖をくるくる。
これは簡単なので、すぐできます。
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5.パンツの裾を折ったら、今度は靴下で遊ぶ
袖ではなく、パンツの裾を折ることもあります。
足首を少し見せる。
すると、これも全体に軽さが出る。
でも私は、ここで終わりにしたくない。
裾を折ったら、
そこから靴下を見せたい。
赤。
ブルー。
グリーン。
ボーダー。
ドット。
ちょっと変な柄。
全身モノトーンなのに、足元だけ、
「何、その靴下?」
くらいでもいい。
私はこういう着方が好きです。
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6.シンプルな服ほどソックスがおもしろい
黒いワンピース。
黒いパンツ。
白いシャツ。
私はシンプルな服が好きです。
アクセサリーをたくさんつけるより、
服そのものをシンプルに着たい。
だからこそ、
靴下で遊ぶ。
以前、私のコーディネートを見てもらったときにも、靴下が効いていると言ってもらったことがありました。
それまで、
「おしゃれに見せるには、何か足さなきゃ」
と思っていた私には新鮮でした。
全身を頑張らなくてもいい。
シンプルな服に、靴下だけ。
むしろそのくらいのほうが、私らしい。
50代のおしゃれは、
全部をおしゃれにしようとしない。
これも一つのコツなのかもしれません。
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7.首元にはスカーフという小さな味方
もう一つ、取り入れたいのがスカーフ。
首元に小さく巻くだけで、
白シャツと黒パンツが急に違って見える。
色を入れることもできる。
柄も楽しめる。
そして私がいいなと思ったのは、
おしゃれだけではなく、汗対策にも使えること。
暑い季節、首元は意外と汗をかきます。
その汗をスカーフが受け止めてくれる。
実用的なのに、おしゃれ。
こういうものが50代にはちょうどいい。
「隠すため」に巻くのではなく、
「ちょっとおもしろくするため」に巻く。
そんな使い方をしてみたいと思っています。
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8.50代のおしゃれは「ちょっとしたこと」で変わる
50代になって服を学び始めて、
私はずっと勘違いしていたのかもしれないと思いました。
おしゃれになるには、
新しい服を買わなければならない。
流行を知らなければならない。
高いブランドを着なければならない。
そんなことばかり考えていた。
でも実際は、
今持っているシャツの袖を少しまくる。
パンツの裾を一折りする。
そこから柄の靴下をのぞかせる。
首にスカーフを巻く。
そして服のシワをきちんと伸ばす。
それだけでも、着こなしは変わる。
買う前に、まず着方を変えてみる。
これは50代になった今だからこそ、楽しめるおしゃれなのかもしれません。
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まとめ――「何を着る?」より「どう着る?」
50代になったら、若い頃と同じように服を大量に買わなくてもいい。
ファストファッションを全部やめる必要もない。
でも、
「安いから、とりあえず買っておこう」
は、少しずつ卒業したい。
素材を見る。
縫製を見る。
長く着たいと思えるか考える。
そして、買った服をきちんと整えて着る。
シワを伸ばす。
バランスが重ければ袖をまくる。
パンツの裾を折る。
そこから、かわいい靴下をのぞかせる。
首元にはスカーフ。
どれも、新しい服を買わなくてもできます。
私はモノトーンが好きだから、これからも黒や白をたくさん着ると思います。
でも、
黒い服+赤い靴下。
白いシャツ+柄のスカーフ。
そんな小さな「遊び」を入れてみる。
50代になったから、無難にするのではなく。
50代になったからこそ、
自分が好きなものを知ったうえで、少しだけ遊ぶ。
若く見える必要はない。
流行の人になる必要もない。
ただ鏡を見たとき、
「今日の私、なんかいいじゃん」
と思えたらいい。
50代のおしゃれは、
「何を着るか」から「どう着るか」へ。
私は今、そのおもしろさを少しずつ知り始めています。
