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スリランカでトゥクトゥクに乗る。PickMeで始まった、小さな冒険。

スリランカで一番やってみたかったこと

スリランカへ来たら、ぜひやってみたいことが一つありました。

コロンボ市内を観光するなら、歩いて回るには少し暑すぎます。移動には車が欠かせません。

でも、普通のタクシーではなく、「トゥクトゥク(TukTuk)」と呼ばれる三輪車に乗ってみたかったのです。

ドアがない分、風通しがよく、街の空気をそのまま肌で感じられそうでした。

できればバイクにも乗ってみたい気持ちはありましたが、安全面では少し不安もありました。

ただ、トゥクトゥクに乗るには、ドライバーに行き先を伝えたり、運賃を交渉したりしなければならないと思っていました。

妻との旅行では、安全面も含めて少し気が引けていたので、これまで挑戦したことはありません。

今回は一人旅です。
しかもタクシーよりかなり安いらしい。
これは一度試してみよう。
そう思いました。

PickMeを日本で準備してみた

私はYouTubeで旅動画を見るのが好きです。

今回のスリランカ旅行でもいろいろ情報を集めましたが、その中で知ったのがスマホアプリの「PickMe(ピックミー)」でした。

PickMeのホーム画面。正直何処をさわればいいか全くわかっていませんでした

日本で一般的になった配車アプリ「GO」のスリランカ版のようなものです。
タクシーだけでなく、トゥクトゥクやバイクも呼べます。
さらに、Uber Eatsのように食料品の配達までできるそうです。

基本は現金払いですが、クレジットカードも登録できます。何より事前に料金がわかるのが安心です。
そこで、日本にいるうちにダウンロードし、カードも登録して準備を済ませておきました。

ところが――。

最初から、そう簡単にはいきませんでした。

最初の挑戦はまさかのキャンセル

最初に使ったのは、ホテルから国立博物館へ向かうためのトゥクトゥクの手配でした。

これは便利そうだと思ったのですが、問題はそのあとでした。
ドライバーが到着しました。」
そんな通知は来たものの、肝心のドライバーがどこにいるのか分かりません。

こちらも周囲を探しましたが、それらしい車が見当たりません

結局、会うことができないままキャンセルになってしまいました。
後で連絡を出来ると知ったのですが、慌ててていて何処を触ればいいかわかりませんでした。日本では登録まではしたのですが、使用法が言葉の関係もあり全くわかっていなかったのです。

画面には、しっかり「Cancelled」の文字が並んでいます。

これは同じ配車を2回頼んでしまい慌てて一件キャンセルしないとなりませんでした

旅先では、配車アプリを使えば言葉があまり通じなくても簡単に移動できる。
そう思っていましたが、「呼ぶ」のと「実際に会う」のは別問題でした。

これも一つ勉強になりました。

結局、トゥクトゥクに乗る

PickMeのドライバーとは会えなかったので、その時は近くにいたトゥクトゥクに乗ることにしました。

このドライバーさんは後でPickMeで呼ぶ事に成功したドライバーさん。凄く良かった
彼の車には屋根全体をデコレーションで
蝶の絵が描かれていました

スリランカへ来たら、やはり一度はこれです。
後部座席に座ると、運転手のすぐ後ろ

窓という窓もありませんから、街の音も風も、そのまま入ってきます。

日本のタクシーとはまったく違います。

コロンボの街をトゥクトゥクから眺めていると、単なる「移動時間」まで観光になってしまいます。

今度はバイクに挑戦

その後、再びPickMeに挑戦しました。

今度はバイクです。

PickMeの画面には、
「Looking for a Driver」
と表示されました。

果たして本当に来るのだろうか。

少し待っていると、今度はちゃんとバイクがやって来ました。

そして、人生でもなかなか経験することのない、スリランカの街をバイクの後ろに乗って移動する時間が始まりました。

乗客用のヘルメットは渡されます。
バイクの動きに合わせてドライバーさんに
しがみついていました

これが実に面白い。

車やトゥクトゥク以上に、街との距離が近いのです。
風を直接受けながら、コロンボの道路を走っていきます。

スリランカまで来て、私は何をやっているんだろう。

そんなことを少し思いましたが、これも一人旅だからこそ味わえる経験でした。

PickMeは便利。でも少し慣れが必要

一日使ってみて感じたのは、PickMeは確かに便利だということです。

目的地をアプリで指定できるので、ドライバーに住所を一生懸命説明する必要がありません。

一方で、今日の私のように、ドライバーが近くまで来ているのに、お互い見つけられないこともあります。

そして面白いのは、車だけでなく、トゥクトゥクやバイクという選択肢があることです。

移動そのものが、スリランカらしい体験になります。

流しのトゥクトゥクのドライバー

ピックミーで呼んだけれど、この日は運悪く中々配車されず(近くでフェステバルがあったみたいです。)、やむなく客待ちの流しのトゥクトゥクに乗ったら、変なお土産を勧めてきたり、あげくはスマホで女性を紹介する様な事を日本語で話しかけてきます。無事目的地には連れて行きましたが、ピックミーで見ていたよりも倍以上の価格をふっかけて来ました。
「今日は混んでいるから」
とか言っていましたが、仕方ないので少し上乗せして強引に降りました。
周りに沢山人がいたので無事だったと思います。

今日は、うまくいかずにキャンセルになったり、トゥクトゥクに乗ったり、最後にはバイクの後ろに乗ったり。色々ありました。

PickMeを使うだけで、ちょっとした冒険になりました。

スリランカ一人旅。

まだ始まったばかりですが、こういう小さな出来事こそ、帰国してから一番鮮明に思い出すのかもしれません

次回予告

次回はいよいよ観光の本編です。

スリランカ国立博物館で出会った、2000年以上にわたる激動の歴史と、その中で受け継がれてきた人々の知恵について書きたいと思います。

スリランカという国をもっと深く知るきっかけになった、とても印象深い訪問でした。

ぜひ、次回もご覧ください。

(2026.8.9)

🇱🇰 スリランカの旅の記事はこちらにまとめています。

▶︎ スリランカ旅マガジン「Viva! Sri Lanka!」

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