NO GIRL NO CRYから6年
2019年5月18日、人生で初めてライブというものに参戦した。
それがPoppin’ Party × SILENT SIREN対バンライブ「NO GIRL NO CRY」Day1だ。
人生が大きく変わった日である。
きっかけは就職してからオタク趣味で仲良くなった同期に誘われたからだ。
誘われる前からバンドリという作品は好きであったが、あくまでガルパが音ゲーとして楽しいからという理由であって、リアルライブの映像もたまに見る程度であった。(アニメは観ていた)
当時から好きなバンドは何かと聞かれればポピパだったので、せっかく誘われたし行ってみるかという事で参戦を決意した。
開場前

ライブというものに無縁だった私は物販列というものですら新鮮に感じた。
そして法被や痛バッグを持っている人達を「すげー!」と思いながら眺めていた。(今ではしっかりそっち側の人間になっているが)

ライブに初めて来たテンションに任せて大量にグッズを買った。
その後、フラスタやキッチンカーを見て回り、開演までめいっぱいライブ会場の雰囲気を堪能した。まるでお祭りにでも来たかのような気分だった。


フラスタや楽屋花を見てガチ勢のオタクは凄いなぁとか思いながら写真を撮っていた。今や自分がフラスタを贈る側になっているのだから人生とは分からないものだ…(笑)

初めてだから余裕を持っておこうと思い、開場と同時に入場した。
ドームという事もあり、開場は2時間前でかなり待ち時間があったはずなのだが、会場の雰囲気を味わっているだけで楽しく、あっという間に開演時間になった記憶がある。
オープニングアクト:Roselia
そしていよいよライブが始まった。
ガルパはたくさんやっていたし、CDも買い揃えていたのでRoseliaの曲もバッチリ予習していた。
しかし、実際に始まったライブで聴いた時は、全く違う曲のように感じた。
会場の熱量も凄くて圧倒されてしまい、他の人に合わせるのでいっぱいいっぱいだった。
それでもやはり楽しかったし、ライブというものに既にこの時点で魅了されていた。
先行:Poppin’ Party
そしてオープニングアクトが終わり、いよいよ本編が始まった。
どちらから始まるのかなとワクワクしながら待っていたら、ポピパが登場し、いきなり「キズナミュージック♪」からスタートした事に凄く驚いた。
実は未だにバンドリで1番好きな曲は「キズナミュージック♪」と言っているくらい大好きな曲であり、このライブで聴ける事を期待していたのである。
その後もトロッコを使った演出や大玉が飛んできたりと、とても印象深い出来事が多く夢のような時間で、あっという間にポピパのターンは終わってしまった。
後行:SILENT SIREN
正直に白状するが、ポピパのターンが終わった後、サイサイさんが後半で楽しめるかという不安と、本当に盛り上がるのかという心配があった。
申し訳ない事に、当時SILENT SIRENという名前すら知らず、物販会場で見ていても来ている人達の8割くらいはポピパ目当てという印象があったからだ。
しかし、いざ始まってみたらそんな心配は杞憂であった。
サイサイさんの曲は初めて聴く曲ばかりだったのに、どの曲も初めてでも楽しく、サイサイさんの盛り上げ方がとても上手い事もあり、あっという間に惹き込まれた。
ポピパがサイサイさんを参考にしてライブをしていたという事に凄く納得がいき、ポピパの対バン相手がサイサイさんで良かったと心から思う。
ライブ終了後
Day1だけの参戦予定だった為、地元へ帰るために急いで品川駅へ向かった。
そこで事件が発生した。
新幹線発車時間にギリギリ間に合いそうな時間であったが、券売機が稼働を終了していたのである。
みどりの窓口も終了しており、完全に詰んだ。
LINEで同期にその事を話したら品川駅まで来てくれて2人で話し合い、最終的にはカラオケで一泊する事になった。
そしてどうせ一泊するならという事で、当日券で急遽Day2に参戦する事を決めたのである。
結果としてDay2にも参加して良かったと思っているし、新幹線のある駅から遠い場所が会場の時は日帰りが出来ない可能性があるという事を学ぶ事が出来た(笑)
Day2
Day2のオープニングアクトのRASも圧巻だった。
とにかく音圧が凄く、テンションが上がりすぎてオープニングアクトだけでかなり汗をかいたのを今でもよく覚えている。
そして、実はDay2に参戦する事を決めた理由がもう一つある。
それはライブ直前に発売された「Dreamers Go!」に収録された「Returns」をDay1では披露していなかったからである。
Day2で披露される可能性が高く、行かなければ後悔する気がしたので当日券を買いに19日もメットライフドーム(現ベルーナドーム)へ向かった。
結果としてこの決断は大正解であった。
予想通り「Returns」の初披露はあったし、さらに当時「キズナミュージック♪」と並んで特に好きだった曲「二重の虹(ダブル レインボウ)」もDay2の日替わり曲だったのである。
そんな嬉しい誤算もありつつ、当日券席で隣にいた人とライブ中に肩を組んだりと楽しい体験をしてあっという間にDay2も終了してしまった。
唯一の心残りは、アンコールのコラボ「NO GIRL NO CRY」を観る事が出来なかった事である。
翌日は仕事だし、絶対に終電には間に合わなければならなかった為、途中退場せざるを得なかった。
そんな悔しい経験もあり、今では終電に間に合わそうなイベントに参加する時は翌日に休みを取るようにしている。
こうして人生で初めてのライブ参戦は終わりを告げた。
その後
NO GIRL NO CRYを経てすっかりライブの魅力に取り憑かれ、同年富士急コニファーフォレストで開催されたRoseliaのライブ「Framme/Wasser」やRoseliaとRASの合同ライブ「Rausch and Craziness」にも参戦を決めたりした。
それ以外にもこの6年間で本当に多くのライブを経験し、こんなに充実した日々を送る事になるとは夢にも思っていなかった。
それまで私は夢もこれといった目標もなく、「勉強をして就職をしてお金を稼ぐ」という漠然とした目的だけを抱えて生きてきた。(唯一好きだったのはゲームくらいなものだ)
大人になっても楽しい事なんか見つからないつまらない人生で終わるのだろうか?
そんな絶望から救い出してくれたのがPoppin’ Partyだった。
ポピパがキラキラドキドキに出会わせてくれた。
退屈な人生を変えてくれた。
だからこそポピパを心から大切な存在だと思っているし、これからもずっとポピパの歩む道を見届けたいと思っている。
そして武道館へ
NO GIRL NO CRYに参戦した時からずっと抱えていた夢があった。
それがポピパが武道館に立つ姿を生で観るという事。
実はNO GIRL NO CRY以前から同期にライブに誘われる事があり、それがまさに日本武道館で開催されたバンドリ7th LIVEのDay3「Jumpin’ Music♪」だった。
当時は仕事のことで頭がいっぱいで、気持ち的にあまり余裕がなかったので誘いを断ったのだが、NO GIRL NO CRYに参戦した後にその事をずっと後悔していた。
人生初の武道館は絶対ポピパにすると決めていたので、他のバンドのライブに行く事はあっても武道館だけは決して行かないと心に誓い、次のポピパのライブの発表が近づく度に「次こそはきっと武道館」と期待を抱きながら、ライブに参戦してライブの発表を見届けてきた。
そして、昨年の10月14日に開催された「Poppin'Canvas 〜芸術の秋、音楽の秋!〜」にてついにその瞬間は訪れた。
Poppin’ Party 10th Anniversary LIVEが日本武道館で開催される事が発表されたのである。
発表の瞬間思わず呟いた一言は「6年間待ったよ…」だった。
涙が溢れて止まらなかった。
空っぽの人生だった私がずっと抱いてきた夢が叶う時が来たんだなと。
武道館の発表があった日からずっとその喜びを噛み締めている。
余談だが、当ライブはS席という30席しかない最高の席での参戦だったため、発表の喜びが更に大きいものになった。

この記事を書いているのが5月18日、あと8日で武道館ライブだ。
6年間積み重ねてきた想いをありったけぶつけようと思う。
長年抱いてきた夢が叶った時、どんな景色が見えるのか、新たな夢を抱くのか、それはまだ分からない。
しかし、自分の目指す新たな道が見えるような気がしている。
『バンドリは皆の夢を叶える(撃ち抜く)コンテンツ』
バンドリに出会って人生が変わった私はそう信じている。
