金縁メガネは買取できる?K18フレームなら捨てる前に確認したい刻印
実家の片付けや遺品整理をしていると、古いメガネが何本も出てくることがあります。
昔の度入りメガネ。
金色の細いフレーム。
重たいメガネ。
ケースに入った高級そうなメガネ。
父や祖父が長年使っていたメガネ。
度が合わないため、家族がそのまま使うことは難しいと思います。
そのため、
「古いメガネだから捨てよう」
「度入りレンズだから売れない」
「金色だけど、ただのメッキだろう」
と処分されることもあります。
しかし、少し待ってください。
古いメガネフレームの中には、K18やK14などの金が使われているものがあります。
レンズに価値がつかなくても、フレームが金であれば、貴金属として査定できる可能性があります。
今回は、金縁メガネを捨てる前に確認したい刻印や、メッキ・金張りとの違いを現役査定士目線で解説します。
結論:K18やK14のメガネフレームは買取できる可能性がある
結論から言うと、K18やK14などの金で作られたメガネフレームは、買取できる可能性があります。
メガネとして古くても、度入りレンズが入っていても、デザインが昔のものでも、フレームに金が使われていれば素材として価値が残ります。
金相場が高い時期は、古いメガネフレームが思った以上の金額になることもあります。
ただし、金色に見えるメガネがすべて金製とは限りません。
金メッキや金張り、金色の合金なども多いため、まずは刻印を確認することが大切です。
金縁メガネの刻印はどこにある?
メガネの素材を確認するために、まず刻印を探してみましょう。
刻印が入りやすい場所は、
テンプルの内側
耳にかかるつるの部分
ブリッジの裏側
レンズを囲むリムの内側
鼻パッド付近
蝶番の近く
などです。
代表的な金の刻印には、
K18
18K
750
K14
14K
585
純金
などがあります。
750は、金の純度が75%である18金を表す場合があります。
585は、14金を表す場合があります。
刻印は非常に小さく、長年の使用で薄くなっていることもあります。
スマートフォンの拡大機能やルーペを使うと見つけやすくなります。
金色でもメッキや金張りの場合がある
メガネが金色だからといって、すべてが金製ではありません。
金メッキや金張りを表す刻印には、
GP
GOLD PLATED
GF
GOLD FILLED
RGP
などがあります。
GPは金メッキを意味することがあります。
GFやGOLD FILLEDは金張りを意味する場合があります。
金張りは、金メッキより厚く金を貼り付けているものですが、K18の無垢フレームとは異なります。
そのため、K18やK14のメガネと比べると、金としての査定は難しくなることがあります。
「18K GP」と書かれている場合も注意が必要です。
18Kという文字だけを見ると18金に感じますが、後ろにGPがついている場合は、18金メッキを意味することがあります。
フレーム全体が金とは限らない
メガネにK18の刻印があっても、すべての部品が18金とは限りません。
たとえば、
レンズ
鼻パッド
ネジ
蝶番
テンプルの先端
補強用の芯
一部の金具
には、別の素材が使われていることがあります。
査定では、メガネ全体の重さをそのまま金の重さとして計算するわけではありません。
レンズや金以外のパーツを考慮し、金が使われている部分を確認して評価します。
そのため、自宅で重さを量っただけでは正確な買取金額は分かりません。
レンズは基本的に評価されにくい
古いメガネには、度入りレンズが入っていることがほとんどです。
レンズは使用者に合わせて作られているため、中古品として再利用しにくいです。
そのため、一般的な度入りレンズには金額がつきにくいことが多いです。
ただし、レンズが入ったままでも査定はできます。
自分でレンズを外したり、フレームを切断したりする必要はありません。
無理に分解すると、金のフレームを傷つけたり、部品を紛失したりする可能性があります。
そのまま店舗へ持っていきましょう。
古くても金としての価値は残る
金製のメガネフレームは、デザインが古くても、素材としての価値が残ります。
メガネとして再販売できるかどうかだけではなく、金の重量や品位によって評価できるからです。
傷がある。
歪んでいる。
鼻パッドが変色している。
レンズが傷んでいる。
ケースがない。
度が強い。
このような状態でも、K18やK14であれば貴金属として査定できる可能性があります。
特に金相場が高い時期は、使っていない金縁メガネを整理するタイミングの一つです。
ブランドメガネなら別の評価が入ることもある
金の素材価値だけでなく、ブランドとして評価されるメガネもあります。
たとえば、カルティエなどの高級ブランドや、希少性のあるヴィンテージフレームの場合です。
ブランドメガネでは、
ブランド名
モデル
デザイン
保存状態
ケースの有無
付属品
素材
中古市場での需要
などを確認します。
ブランド品の場合、金の重さだけで売るよりも、メガネとして評価した方が高くなる可能性もあります。
そのため、ブランド刻印や専用ケースがある場合は、必ず一緒に持っていきましょう。
ケースや付属品も捨てないで
メガネを査定に出すときは、ケースや付属品も一緒に持っていくのがおすすめです。
特に、
ブランド純正ケース
保証書
購入証明書
クロス
交換部品
箱
などが残っていれば、まとめて持っていきましょう。
貴金属としての評価ではフレーム本体が中心ですが、ブランドメガネの場合は付属品が査定に影響することがあります。
メガネ本体とは別の引き出しにケースだけ残っていることもあるので、実家の片付けでは周辺も探してみてください。
K18の刻印がなくても捨てない方がいい
刻印が見つからないからといって、すぐに捨てるのはおすすめしません。
長年使用していると刻印が薄くなっていることがあります。
また、刻印が非常に小さく、見つけられない場合もあります。
古い海外製品や修理歴があるメガネでは、表示が分かりにくいこともあります。
重みがある。
昔高額で購入したと聞いている。
専用ケースに入っている。
色が剥がれても内側まで金色に見える。
このような場合は、刻印が見えなくても一度査定してみてください。
ただし、見た目だけでは本物かどうか判断できません。
最終的には、買取店で素材を確認してもらう必要があります。
遺品整理ではメガネをまとめて持ち込む
実家の片付けでは、古いメガネが何本も出てくることがあります。
その場合は、自分で金製かメッキかを完璧に分ける必要はありません。
ケースごとまとめて査定に持っていき、
「金のフレームが混ざっていないか見てほしい」
「K18かどうか分からない」
「古いブランドメガネもあります」
と伝えてください。
分からないものを自己判断で捨てるより、まとめて確認してもらう方が安心です。
売る前に家族へ確認する
金縁メガネは、故人が長年使っていた愛用品であることも多いです。
金額がつく可能性がある一方で、家族にとっては思い出の品でもあります。
売却する前には、
「形見として残したい人はいないか」
「誰かが持っておきたいと思っていないか」
「売って現金にしても問題ないか」
を家族で確認しておくことをおすすめします。
相続品や遺品は、価値が分かってから家族間で意見が変わることもあります。
まず査定で価値を知り、その後に売却を判断する流れでも大丈夫です。
まとめ:古い金縁メガネは捨てる前に刻印を確認
古い金縁メガネは、K18やK14で作られていれば買取できる可能性があります。
確認したい刻印は、
K18
18K
750
K14
14K
585
などです。
刻印は、テンプルの内側、ブリッジの裏側、鼻パッド付近、蝶番の近くなどに入っていることがあります。
一方で、GP、GOLD PLATED、GF、RGPなどは、金メッキや金張りを意味する場合があります。
見た目が金色でも、本物の金とは限りません。
反対に、古くて傷んでいても、K18やK14なら素材としての価値が残ります。
実家の片付けや遺品整理で古いメガネが出てきたら、度入りだからと捨てず、まずは刻印を確認してください。
分からなければ、レンズを外さず、そのまま査定へ。
何気なく残されていた古いメガネが、思わぬ貴金属だったということもあります。
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