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答えを教えるより、「自分で選べる人」でいてほしいから。

まず、私ができるのは「安心して話せる時間」をつくること

「それで、どうしたらいいんですか?」

お話を聴いていると、ときどき、そう聞かれることがあります。
でも私は、すぐに答えを出したり、正解を決めたりする対話はしていません。

それよりもまず、安心して話せる時間をつくることを大切にしています。

私がしているのは「答え」じゃなくて「ヒント」を渡すこと

「こうすればいいですよ。」
「こう考えるのが正解です。」

そんなふうに言う代わりに、

「私は、こんなふうに捉えることもあります」
「こういう見方も、ありますよね」

と、ヒントをそっと置くようにしています。

誰かの人生を、私が決めたくないから。そして、答えはその人の中にあると思っているからです。

たとえば、こんなヒントをお渡しすることがあります

誰かの言動にモヤモヤしたとき。
「相手が変わってくれたらいいのに」と思うほど、気持ちがしんどくなることってありますよね。

でも、相手を変えるのはとても難しい。

だから私は、問いを少しだけ、自分のほうに戻していきます。

  • 私は、本当はどうしたい?

  • 今の私にできることは、何だろう?

  • ここだけは大事にしたい、って何だろう?

相手をどうにかしようとするより、自分がどう在りたいか、自分にできることは何かを少しずつ考えていく。

現実がすぐに変わらなくても、「私が私でいられる感じ」が戻ってくることがあります。

答えって、すぐにもらえると楽。でも…

子育てのこと。
不登校のこと。
夫婦のこと。
これからの自分のこと。

どれも、誰かの正解をそのまま当てはめても、うまくいかないことが多いと感じています。私自身もそうでした。

その場では安心できても、また別の日に、同じことで悩んでしまうこともある。だから私は、「答え」をお伝えするよりも、自分で選べる力が育つことを大切にしています。

自分で選んで、自分で決められる人でいてほしい

答えを教えたいわけじゃないんです。それよりも、自分で選んで、自分で決められる人でいてほしい。

私自身も、誰かの正解で変われたというより、

「私はどうしたい?」
「私はどれを選ぶ?」

そうやって、何度も考えながら、自分で選んで、自分で決めてきました。

選んで、動いて、また選び直していい

うまくいったこともあります。正直、失敗したなと思うこともあります。でもそのたびに、「じゃあ次はどうしよう」と考えて、また選び直してきました。

今の私の幸せは、たぶんその繰り返しの中にあるものだと思っています。

だから、聴き処さとでは「こうしなさい」とは言いません

聴き処さとでは、「これが正解」と決めつけません。代わりにヒントをそっと渡します。

そして最後は、その人が自分で選べるように、ゆっくり一緒に整理していきます。

変化は、帰ったあとに静かに起きていく

お話が終わったあと、劇的に何かが変わるわけではありません。

現実は、昨日と同じ。
悩みがゼロになるわけでもない。

それでも、

  • 自分を責める言葉が少し減ったり

  • 人の言葉に振り回されにくくなったり

  • 「今日はこれでいいか」と思えたり

そんな小さな変化が、あとからじわっと出てくることがあります。私は、その変化を大事にしていきたいと思っています。

私が届けたいのは、「答え」じゃなく「選べる自分」

聴き処さとで大切にしているのは、答えを出すことではなくて、答えを探せる自分に戻ること。

また迷ったときにも、

「まず、自分の気持ちを見てみよう。」
「私はどうしたいんだろう。」

そう思える感覚を、持ち帰ってもらえたらいいなと思っています。
話して終わりじゃなく、帰ったあとに、少し生きやすくなる。

私は、そんな対話を続けています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

よかったら、こちらも読んでみてくださいね。

ひとりごと
そもそも答えは自分の中にあるので。私の正解が誰かの正解になるってことはほぼないですよね。私自身がそうだから。メンターにお話を聴いてもらっていても、自分で選んで決めることを学んできました。

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