“あの表情”に釘付け。おじさんが主役級に輝く『8番出口』
異変探しゲームで有名な8番出口の映画を見てきました。
今回は映画を見た感想を書いていきます。
原作はSwitchやPS5で「8番のりば」とセット売りもされてます。
ゲーム通りの地下通路
電車の中から始まる冒頭。
てっきり「8番のりば」かと思いきや、次第に地下通路へ進んでいく。
見慣れた風景に潜む“異変”を探しながら進む主人公の一人称視点は、まるで自分がゲームをプレイしているかのような没入感でした。
知ってるからこそ、楽しい。
原作ゲームを知っている人なら、思わずニヤリとする演出が随所にありました。
アップデートでゲームに追加された異変とも連動していて、「あの異変は出るかな?」とワクワクして見ていました。
しかし、映画のストーリー性重視の不可避異変などが多々あって「これ、ゲームで出たらやる気無くすよなぁ…」と映画を見ているのに、ゲームの感想になっていました。
あの“おじさん”
スーツ姿で通路を歩く“おじさん”役の河内大和さん。
その表情、動き、存在感——すべてが異様で、目が離せなかったです。
おじさんにもちゃんとストーリーがあり、そこに気づいた瞬間、テンションは最高潮。「おじさーん!」と叫びたくなるほどの魅力が詰まっています。
赤ちゃんの話
物語の全体に赤ちゃんにまつわるエピソードが登場します。
抽象的で一見わかりにくいが、まるで小説を読むように自分なりの解釈を加えることで、作品の深みが増していきます。
これは“考察したくなる映画”でもありますね。
小説も出ているので、補足に読んでみるのも良いかもしれません。
音で怖がらせる、静かな恐怖。
ホラー的な演出もありますが、映像で驚かすのではなく、音でドンッ!と驚かすタイプでした。
静かな場面が来ると、次に大きい音が出るとわかっていてもビクッ!と驚いてしまいました。
ゲームのないストーリーを、映画にするという挑戦。
原作ゲームには明確なストーリーがないので、それを映画として成立させるのは至難の業だと思います。
でも『8番出口』は、主人公の“迷う男”と“おじさん”の物語を軸に、見事に一本の作品として仕上げています。
とはいえ、個人的にはおじさんのストーリーだけでも満足だったかも…と思いました。
まとめ
『8番出口』は、ただの実写化とは異なる映画です。
ゲームの体験を映画として再構築し、観る者を“異変探し”の旅へと誘う作品になっています。
「怖いけど気になる」「おじさんが気になる」「出口はどこ?」——そんな気持ちが湧いたら、ぜひ劇場へ。あなたもきっと、迷い込むはずです。
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