【温泉】長湯温泉「大丸旅館」(大分県竹田市)
今日ご紹介する温泉は、大分県の長湯温泉にある「大丸旅館」さん。
大正6年創業という、長湯温泉を代表する老舗旅館。芹川のほとりに建つ風情ある宿で、与謝野晶子や野口雨情、田山花袋など、古くから多くの文人墨客にも愛されてきたという。
今回、こちらには宿泊ではなく、日帰りで温泉をいただきに伺った。
こちらが、お宿の外観。

こちらが、入り口。

玄関横に、大丸旅館系列の入浴施設の説明が掲示されていた。複数の浴場があり、先日ご紹介した「ラムネ温泉館」もそのひとつだ。この日利用させていただいたのは、大丸旅館本館の「テイの湯」だ。

この「テイの湯」とは、3代目女将テイの霊感により掘り当てた温泉だという。公式サイトによると、昭和30年代の終り、長湯温泉は源泉の乱掘で自噴できない泉源が増加し、こちらのお宿でも源泉は枯渇状態だったという。そんなある日、テイの夢枕に白髪の老人のお告げがあり、50度の高熱泉の泉源を掘り当てることに成功したのだとか。
期待に胸を膨らませて、建物のなかへ。立派な玄関が迎えてくれた。


たくさんの魚が泳いでいる水槽があった。宿泊客の夕飯になるのだろうか。

こちらが、浴場への入り口。男女別の浴場のほか、貸切温泉もあるようだ。

女湯へと入る。内湯と、半露天があった。ゆったりとしたスペースがあり、古風な造りで、心が落ち着く。

https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/108788/gallery.html

お湯は、ウグイス色のような濁り湯。温度は適温で、濃厚な浴感だった。あまり炭酸味は感じられなかった。加水、加温、循環ろ過、消毒、すべてナシの、パーフェクトな湯使いが嬉しい。
公式サイトによると、泉質は、マグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉。源泉温度は46.7度とのこと。
帰り際に、お宿の奥のほうを川から眺めてみた。浴場からお湯が川に流されているのか、川岸が、お湯の成分で変色しているようだ。

緑と黄土色のグラデーションのような色だ。お湯が豊富なことがうかがえる。

老舗旅館ならではの和の風格と落ち着きがあり、ゆったりと湯浴みを楽しむことができた。ラムネ温泉館の個性的な雰囲気や冷たいお湯とは対照的だった。同じ長湯温泉でも、趣の異なる2つの温泉を楽しむことができたのは、今回の湯めぐりの楽しい発見だった。
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらのお宿の公式サイトは、こちら。
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