【英語】a priori
今日ご紹介するビジネス英語は、「a priori」というフレーズ。発音は、「エイ・プライオリ」。
辞書的な意味は「経験や事実に先立ち、理論により導かれるもの」である。
もともとは、ラテン語由来の哲学用語だ。分解すると、「a」 (〜から)と「priori」 (より前のもの)から成る。直訳すれば「より前のものから」という意味である。中世スコラ哲学で、「原因から結果へ推論する」という意味で使われた(ちなみに、反対語は「a posteriori」(ア・ポステリオリ)=「経験に基づくもの」)。
これが転じて、ビジネス英語の文脈においては、データや検証に先立つ理論的な前提や推論、という意味で用いられる。
"This analysis is based on an a priori assumption, which will be tested as data becomes available."
(本分析は、データ取得後に検証することを前提とした理論的仮定に基づいています。)
また、議論の場では、批判を込めて、検証を経ることなく、最初から先入観に基づいて結論づけること、という否定的なニュアンスで使われることもある。
"Let’s not reject the proposal a priori without reviewing the data."
(データを確認せずに、その提案を最初から退けるのはやめましょう。)
なお、このフレーズは、日本語としても、カタカナで「アプリオリ」と表記して使われることもある。知らなければニュアンスがつかめず、文脈を見誤ることもある。この機に覚えておいていただければ幸いだ。
ご参考になれば幸いです!
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