【ラン】姫路城一周、そして高台の絶景スポットまで、筋肉のごちそう!(兵庫県姫路市)
今日は、姫路城の外周を走るランニングルート(約3キロ)のご紹介。

ある天気のよい休日(※緊急事態宣言前のことです)に、ふと、姫路城が見たくなった。何度か見学したことがあるが、最後に行ってから、おそらく20年くらいは経っている。その間に、平成の大修理があった。修理後の美しくなった姫路城を、見てみたくなったのだ。
そして、せっかく日本を代表するお城に行くならば、ランニングもしてみようか、と思い立った。東京では、江戸城であった皇居の外周ランが、大阪では、大阪城の外周ランが、それぞれ、ランナーに人気のコースとなっている。どちらのコースにも、美しい石垣やお濠があり、緑がいっぱいで、歴史を感じながら気持ちよく走れる。それならば、姫路城でも同じようにランニングを楽しめるのではないかと思ったのだ。
ビンゴ! 予想は的中した。姫路城に入って間もなく、「姫路市スポーツ推進室」による、「ジョギングコース」の看板を発見した。

そこで、この情報をベースに、冒頭の地図のようなルート取りをすることにした。姫路城外周を、6時の位置から時計回りに走り、11時の方向の出口から、男山という高台の公園に向かい、そこからまた外周に戻り、スタート地点に戻るのだ。
ちなみに、姫路城は、場内を見学するなら、大人1000円の入場料が必要だが、この外周コースを走るだけなら、入場料は発生しない。
では、スタートしよう。まずは、姫路城の門を入って、三の丸広場の右手(東側)から北へ進む。

高く、美しく積まれた石垣を眺めながら走る。

お城の北側は、ちょっとした公園になっている。

地図上のB地点から、ちょっと寄り道。下の写真の石垣の間から、西へ向かい、男山と呼ばれるエリアの、高台にある配水池公園に行ってみる。

冒頭の地図での、左上のエリア。男山という小山の頂上に公園があり、そこまで一直線の階段がある。そして、小山の下から中腹にかけて、3つの神社(男山八幡宮、千姫天満宮、水尾神社)がある。

なぜ、姫路城外周1周コースを外れて、ここに来ようと思ったか。それは、姫路城に向かう道端で声をかけてきた人力車のお兄さんが、お勧めしてくれたからだ。
お城の入り口手前の大通りで、信号待ちをしていたときのこと。ガタイの良く真っ黒に日焼けした人力車のお兄さんが、人懐っこく「人力車どうですか!」と声をかけてきた。このご時世、人力車を雇うお客さんはあまりいないらしく、手持ち無沙汰な様子だった。
「ああ、いや、運動しに来たんで、人力車は要らないです」と言ってお断りした。すると、「せやったら、景色がよくて運動にもなる、ええ場所があるよ!」と、親切にも、商売抜きで、お勧めのビュースポットをわかりやすい絵地図を示しながら教えてくれたのだ。
さて、男山への入り口へ到着。おお~、この急階段! 運動になるとは、このことか!

確かに、これは、運動になる。階段の上り下りは、ランナーにとって、重要な、足腰を鍛える良い筋トレになる。
階段の上り下りは、あまり楽しいものではない。そんなとき、私は、「階段を見たら薬(クスリ)と思え」「階段は、筋肉のごちそう」という言葉を思い出し、自分を鼓舞している。
これらは、糖尿病を患っていた祖母や、肥満気味の父に、かかりつけの医師が、彼らにもっと運動させようと思って、「エスカレーターを使わず、階段を上れ」と助言するときに使った言葉だ。それを聞いて、なかなかうまいことを言うなあ、と感心した。以来、私も真似して、運動嫌いの友人に、運動せよと説教するときに使っている。
長い階段を上りきって、上から見下ろすと、こんなに急だった。怖い。目がクラクラする。

上りながら数えてみたら、約200段あった。こんなに長いのに、踊り場は途中に1回しかなかった。休憩せずに一気に上った。なんとか登り切ったが、息が切れるし、かなり、キツイ。
頂上はこのような、開放的な広場になっている。

そこから姫路城方面を眺めると、この、パノラマ! 階段を上り切ったご褒美だ!

姫路城部分を拡大してみよう。白い壁が、青空に映える!

階段の途中から横に逸れる形で、3つの神社に抜ける小路がある。

男山八幡神社。

その鳥居。

千姫天満宮の絵馬。羽子板の形が珍しい。そして、絵馬に描かれた千姫のイラストも素敵。

こちらの神社で御朱印をもらおうと思っていたが、あいにく社務所が閉まっていた。「本日終了しました」とのこと。時刻はまだ13時過ぎだったのだが、コロナのせいか。残念。

とても楽しい寄り道だった。人力車のお兄さんのおすすめに従って、大正解! 姫路城前の信号が赤でなかったら、そして、信号待ちの間に、人力車のお兄さんに出会っていなかったら、自分ではこのエリアに足を延ばそうとは思わなかっただろう。一期一会の出会いとは、このことだ。おおきに、お兄さん!
適度に疲労した脚に気をつけながら、元のルートに引き返し、姫路城外周コースに復帰する。

高い石垣の間を通る。

お濠を左手に見ながら走る。

一周して、姫路城の正面に戻ってきた。

とても爽快なランだった。目の保養になり、筋肉のごちそうにもなった。
世界遺産であり、国宝であり、どこから見ても美しい姫路城を、色々な角度から眺めながら走れるなんて、何たる贅沢!
ご参考になれば幸いです!
※こちらのウェブサイトにも、似たようなコースが掲載されていました。
※姫路城の有料エリア内で撮った写真はこちらです。
※私のホームグラウンドである、大阪城ランの記事はこちら(↓)。
※名古屋城ランの記事はこちら(↓)。
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