noteでキャラクターを作る3つのメリット|半年間キャラクターなしで発信して遠回りした話
noteで発信するなら、自分のキャラクターがいたほうが有利なのか。
あなたは、そんな話を目にしたことがあるだろうか。
少なくとも、私がnoteを始めた頃、キャラクターを持つ意味まで教えてくれる記事は、私の目には入ってこなかった。
noteでは、最初からキャラクターを作って発信する人もいれば、まずは記事を書くことから始める人もいる。私は後者だった。
実際、キャラクターがなくても記事は書ける。読者と交流することもでき、発信を続けるうえで大きく困るわけでもない。
だから私も、特に問題はないと思いながら、約半年間キャラクターを持たずに発信を続けていた。
ただ、今振り返ると、その考えは半分だけ正しかったと思う。
キャラクターなしでもnoteは続けられる。
けれど、続けられることと、発信者として覚えてもらいやすいことは同じではなかった。
当時の私は、その違いに気づかないまま記事を重ねていたのである。
その後に生まれたのが、現在の公式キャラクターであるSCだ。
SCを記事やアイキャッチに登場させるようになってから、発信の見え方だけでなく、私自身の向き合い方も少しずつ変わっていった。今では、もっと早く作ればよかったと感じている。
もちろん、キャラクターを作るだけで記事が急に読まれたり、売れたりするわけではない。それでも、継続して発信するうえで、キャラクターは私が想像していた以上の役割を持っていた。
だから、この機会に記しておきたい。
かつての私と同じように、キャラクターがなくても問題ないと思っている人が、その意味に気づくまで遠回りしなくて済むように。
私がnoteを始めた頃、SCはまだいなかった
記事を重ねるにつれて、ビューやスキは少しずつ増えていた。
キャラクターがいなくても発信は成り立っており、当時の私は特に問題があるとは考えていなかった。
その思い込みこそ、私が半年間遠回りすることになった理由である。
ただ、発信を続けているうちに、小さな違和感を覚えた。
きっかけとなったのは、フォロワーさんとの交流である。
交流が増えるにつれて、私は自分の発信と相手の発信との間に、一つの違いがあると気づいた。
フォロワーさんの記事を見ていると、タイトルを読む前に、キャラクターを見ただけで誰の記事なのか分かることがあった。
記事ごとに扱うテーマやアイキャッチのデザインが変わっても、発信者の印象は途切れなかった。
さらに、コメント欄ではキャラクターそのものが話題となり、書き手と読者の交流につながっている場面も見かけた。
私の中には、記事の内容だけでなく、その書き手のキャラクターまで印象に残っていたのである。
その一方で、私の記事には、発信者を思い出してもらうための共通した顔がなかった。
違和感の正体は、私の発信に顔となる存在がいなかったことだ。
そこで私は、なぜキャラクターを持つ書き手の発信は印象に残るのかを考え始めた。
ちょうどその頃、フォロワー数やスキの伸びも鈍くなっていた。このまま同じ発信を続けても状況を変えられないという不安も強くなっていたのである。
発信の見せ方を変える必要がある。
そう考え、生成AI画像の技術を高める試みの一つとして、自分のキャラクターを作ることにした。
これがSC誕生のきっかけである。
SCが発信の顔になり、発信にも少しずつ自信を持てるようになった
SCを作ってから、私の発信には明確な顔が生まれた。
ただし、最初から納得できるキャラクターを作れたわけではない。
最初は生成するたびに顔や髪型が変わり、同じSCとして使い続けられる状態には程遠かった。
親しみやすさを優先すると幼くなり、信頼感を出そうとすると表情が堅くなる。髪型や年齢感も安定せず、気づけばボツ画像は100枚を超えていた。
一人のキャラクターとして定着させるには、ただ好みの男性を生成するだけでは足りなかったのである。
そこで、穏やかな目元や弱めのセンターパート、淡い水色のシャツとネイビージャケット、やさしい笑顔など、発信の顔として残したい特徴を一つずつ固めていった。
それでも、長く使い続けられるSCとして仕上げられるのか、不安は消えなかった。
制作を諦めなかったのは、フォロワーさんとの交流を通じて、発信の顔を持つ意味に気づいていたからだ。
当時の失敗作や、SCの特徴を固めていった過程は、こちらの記事に残している。
SCを記事やアイキャッチに登場させるようになると、それまでより表現できることも増えていった。
記事の案内役として登場させたり、テーマに合わせて姿を変えたりと、SCを軸に発信の幅を広げられるようになったのである。
SCを使い始めた時期から、ビューやスキの数字も以前より伸びた。
わかりやすく伝えたいので、比較用にスクショを貼っておく。
使い始める前のビュー数やスキ数がこちら。

月間ビュー数やスキ数を基準にしている。
SCを作ってから数ヵ月後のビュー数とスキ数はこのように変わった。

もちろん、その変化のすべてをキャラクターだけの効果とは捉えていない。
けれど、体感上はキャラクターがいるだけで天と地ほどの差があるように感じた。
SCを使い続けるうちに、読者から次第に名前を呼んでもらえるようになった。
アイキャッチを見ただけで私の記事だと分かると言ってもらえたこともある。
さらに、記事の内容だけでなく、SCの表情や衣装にも触れてもらう機会が増えた。
こちらから詳しく説明しなくてもSCとして認識してもらえたとき、キャラクターが発信の目印になったと実感したのである。
SCがいなかった頃も、記事そのものには反応をもらえていた。けれど、私の発信だと思い出してもらうための共通した目印はなかった。
SCが生まれてからは、記事やアイキャッチの見せ方にも一つの軸を持てるようになった。
また、SCを通して、自分がどのような発信者として見られたいのかも考えられるようになった。
SCの役割を決めることが、自分自身の発信を客観視するきっかけにもなったのである。
自分の記事だと伝わる共通点ができたことで、発信するときの迷いは少しずつ減っていった。
以前より、自分の記事として自信を持って送り出せるようにもなった。
この体験を通じて、キャラクターは単なる飾りではないと胸を張って言えるようになった。
ここまで振り返ってきたように、SCが担った役割は、私の発信に顔を与えることだけではなかった。
読者からSCとして認識してもらえるようになったことは、キャラクターを作ってから起きた変化の一つにすぎない。
SCを記事やアイキャッチに登場させ続けるなかで、記事の見せ方だけでなく、発信の続け方や他の書き手との関わり方にも変化が生まれた。
キャラクターは、noteで発信するための必須条件ではない。それでも、SCを発信の顔として使い続けたことで得られたものは、作る前に考えていたよりも多かった。
扱うのは、キャラクターの作り方ではない。キャラクターを作ったあと、noteでの発信にどのような変化が起きたのかという話である。
発信者として覚えてもらった先で、何が起きたのか。
記事やアイキャッチにどのような軸が生まれ、交流や新しい読者との接点へどうつながったのか。
キャラクターを作るべきか迷っている人や、すでに作ったものの十分に活用できていない人が、作ったあとの発信でどう活かすかを判断できるよう、実体験をもとにまとめた。
この先では、SCを使い続けたからこそ分かった3つのメリットを、実際の出来事とともに掘り下げていく。
ここまで読んで、自分の発信にもキャラクターを活かせるか確かめたい人は、このまま読み進めてほしい。
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