「お知らせも載せて」を、着手前の確認文に変える

「トップページに、お知らせも載せてください。今月中にできると助かります」

この依頼に返事をするなら、どこを聞き直せばよいでしょうか。以下は、10月に小規模なWebサイトへ告知を追加する架空の事例です。やり取り・金額・日程は説明用の設定で、実案件や相場、成果の実績ではありません。紙か普段のメモ帳で試せます。

曖昧な言葉を、答えられる質問にする

まず、依頼文の「お知らせ」「載せる」「今月中」に印を付けます。一度だけ文章を載せるのか、依頼者が今後も更新できる仕組みを作るのかで、必要な作業が変わります。

今回のお知らせ1件を載せる想定でしょうか。今後ご自身で追加・更新する機能も必要ですか。掲載場所、原稿の有無、公開したい日も教えてください。

この例では「トップページ末尾に1件だけ。更新機能はいらない。タイトル・本文・既存予約ページへのリンクを載せたい。原稿とリンク先は10月15日に渡せる。公開希望日は20日」と回答が来た、と仮定します。

回答と、自分の提案を分けてメモする

回答から分かったのは、掲載内容と場所、素材の受け取り予定、希望日です。原稿を書く作業や更新機能まで、自分の想像で含めないようにします。

次に、元の依頼で合意した範囲を見直します。この例では追加対応として、作業枠と費用を検討し、税込11,000円と以下の日程を提案する設定です。相手の希望日は、そのまま引き受ける納期にはしません。

着手前に送る確認文へまとめる

整理前の「お知らせも載せて」を、例えば次のように書き換えます。

今回はトップページ末尾にお知らせ1件を追加します。ご支給のタイトル・本文・既存予約ページへのリンクを掲載し、PCとスマートフォンでの表示、リンク先を確認します。更新機能、別ページの作成、画像の追加は含みません。

追加の提示額は税込11,000円です。10月15日までに確定原稿とリンク先を受領し、本内容への合意を確認できた場合、16日着手、19日に確認用ページをご案内する予定です。19日中に公開の了承をいただければ、20日に公開します。お支払いは公開後7日以内の銀行振込で、振込手数料はご負担をお願いします。

支給原稿との相違や表示崩れの修正は含みます。内容の追加・変更や、素材・確認の遅れがある場合は、金額と日程への影響を確認して再相談します。現在は未着手です。この内容で進めてよいか、ご返信をお願いします。

送る前に、相手の回答と提案条件が混ざっていないかを読み直します。返信で条件が変わったら文面も直し、改めて合意を確かめてから着手します。

手元の整理を道具で続けたい方には、当ショップの「追加依頼の整理帳」があります。工数・費用から参考価格を計算し、提示額を自分で決め、確認文を作成してテキスト保存できます。買い切り税込1,480円のZIPダウンロード商品です。自動送信・自動保存はありません。対応環境・利用範囲・提供条件は販売ページでご確認ください。

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