Google Earth Proが2027年6月終了|Web移行の手順と情シスの対応整理【note】
このニュースの概要
Googleは7月8日(現地時間)、デスクトップアプリ「Google Earth Pro」の新規ダウンロード提供を2027年6月25日をもって終了すると発表した。
すでにインストール済みのユーザー、または2027年6月25日より前にダウンロードを完了したユーザーはその後も引き続き利用できる。ただし、それ以降の新規ダウンロードはできなくなる。
Googleは近年、Web版とモバイルアプリの機能拡充を進めており、今後はそちらを主軸に据える方針だ。移行を希望するユーザー向けには、KML/KMZファイルや「お気に入り」(マイプレイス)データを引き継ぐ手順がGoogleから案内されている。また、Web版「Google Earth」にはフライトシミュレータ機能も追加されており、デスクトップアプリとの機能差を埋める動きも進んでいる。対応OSはWindows・macOS・Linuxで、フリーソフトとして提供されてきた。
まるおの深掘り考察:もし自社に降ってきたら?
情シスにとって一番怖いのは、「使っている人がいると知らなかった」という状況だ。
Google Earth Proはフリーソフトだ。つまり、稟議も申請も不要で、各自が勝手にインストールできる。建設・測量・不動産・物流・営業企画など、地図や地形データを扱う部署なら、こっそり業務に組み込んでいるケースは十分ありうる。情シスの資産管理台帳には載っていない、いわゆる「シャドーIT」として静かに根を張っている可能性がある。
2027年6月25日というデッドラインは今から約1年後だ。一見余裕があるように見えるが、「誰が使っているかの棚卸し」→「移行対象データの確認」→「KML/KMZファイルの書き出し」→「Web版またはモバイルへの移行テスト」→「現場への周知・サポート」という工程を考えると、動き出しは早いほどいい。特に、現場が独自に作り込んだ「お気に入り」(マイプレイス)データが大量にある部署では、移行作業が想定外に重くなることもある。
まず今やるべきことは、社内の利用状況の把握だ。資産管理ツールでGoogle Earth Proのインストール有無を確認し、使っている部署・担当者を洗い出す。Googleが案内している移行手順を確認した上で、現場に対して早めに周知しておくと後が楽になる。
「どうせ誰も使ってないだろう」と放置して、終了直前に現場から「データが引き継げない」と泣きつかれるのは、いつも情シスだ。
まるおの深掘りファクトメモ
Google Earth Proは地球儀アプリ「Google Earth」のデスクトップ版で、Windows・macOS・Linux対応のフリーソフトとして提供されてきた。
2027年6月25日以降は新規ダウンロードが不可になるが、それ以前にインストール済みのユーザーは引き続き利用できる。
移行時はKML/KMZファイルおよび「お気に入り」(マイプレイス)ファイルを引き継ぐ手順がGoogleから案内されている。
Web版「Google Earth」にはフライトシミュレータ機能が追加されており、デスクトップ版との機能差を埋める取り組みが進んでいる。
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