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<数息観瞑想 日誌>2025年度版(28)

<数息観瞑想 日誌>2025年度版(28)

動画版https://youtu.be/cOfHueVmO4A 

~瞑想と般若心経の日々~

9月分

2025-9-10(水)朝の室温28度。蒸し暑い。

自宅瞑想、7:00-7:30、(椅子)端座位数息100回、立位数息50回、般若心経1回、ストレッチ10分、メモ書き。

100回目までは、端座位で数を数えた。<雑念>も出ていた。痔疾のことや、新しいホームページの制作のことなどだ。が、気を取られて、数を忘れることはなかった。

80回目前後からは、かなり、ぼうっとしてきた。眠いような気もする。端座位の保持が、やや大儀だ。キリのいい100回目で立ち上がり、今度は、立位で、数を数え始めた。

両足裏に、全体重が、かかっている。しっかり立っている。ただ、すこし、体がゆらゆらする。膝のあたりに、力を入れれば、静止することはできる。しかし、体の力は、なるべく抜きたい。<ゼロの状態>が目標だ。その<さじ加減>が難しい。

<揺れ>を、ぴたっと静止させようとすると、体に、余分な力が入る。求めている感覚は、体勢を保持するだけの筋肉しか使わないことだ。だが、その微妙な感覚が、まだつかめていない。とはいえ、経験を重ねれば、体得できそうな気がする。

あと、立ち上がってから、切痔の患部に、やや痛みを感じる。もうすぐ<大腸検診>だ。少し不安になる。

立位では、100回数えるつもりだった。が、なんとなく、50回目くらいで、集中が切れた。今朝は、一時間、寝坊した。朝食の時間を、これ以上、おくらせるわけにもいかない。意識下の<有機体反応>が、意識を凌駕したようだ。

数息を、端座位と立位、あわせて150回で、終了した。外で物音がする。かまうものか!締めの心経は、少し声を出した。最後の<咒>は、母音を長く引っ張って、発声練習のようになった。気持ちよかった。

声を出すのは、体を動かすのと同じで、<心身>が必要としていることだ。その<必要>が、満たされるから、気持ちがいいのだ。

2025-9-11(木)曇り、朝の室温28度。やや涼しい。

自宅瞑想、6:50-7:20、(椅子)端座位数息100回、立位数息50回、ストレッチ10分、メモ書き。

はじめは、端座位で、数を数えた。すぐに、新しいホームページのことが思い浮かんだ。そのうち、痔疾のことも気になった。どうも、気持ちが散漫だ。

あと、昨日、かなり長い時間をかけて設定した<外付けブルーレイドライブ>のことが、思い出されていた。結局、設定できず、¥15000ほど、ドブに捨ても同然だ!よく調べもせず、衝動買いした自分に、嫌気がさした。

100回目で、立ち上がった。座面の圧迫感が、少し気になったからだ。今度は、立位で、数を数え始めた。ふと、はじまりの心経を読み忘れたことに気づいた。それに、ストップウォッチも、押し忘れた。どうも、いかん!

立位では、残りの100回を数えるつもりだった。だが、150回目あたりで、左の腰のあたりが痛んできた。これも、持病のひとつだ。腰痛のつらさは、骨身にしみている。無理せずに、数息を終了した。

外で、さっきから物音がする。今朝は<生ゴミの日>だ。人間たちが、動き回っているのだ。窓はあけ放っている。あえて、締め切るのも面倒なので、そのまま、小声で、ぼそぼそと、心経を読んだ。気分が低調な時もあるさ。

ただ、心経の後のストレッチは、集中できた。体感だけに注意が向かっていて、<雑念>も出なかった。意識の状態としては、<数息>よりも、<瞑想状態>に近かったかもしれない。まさに、これこそ、<本末転倒>というやつだ。

2025-9-12(金)曇り、朝の室温。27度。涼しい。

自宅瞑想、6:00-6:40、(椅子)端座位数息200回、般若心経2回、ストレッチ10分、メモ書き。

はじめから終わりまで、数を数え続けた。

前半は、<雑念>も出たが、後半になると、体感に注意が向かった。

<雑念>は、いま、一番気になっていることだ。新しいホームページの制作のことで、この作業が、けっこう楽しい。あと、ファイル整理や、外付け<HDD>に保存している音楽ファイルのことが気になった。

以前、ユーチューブミュージックで2000枚ほどのCDを、ダウンロードした。バックアップは取っていないので、もっとも膨大なギガ数なので、取りようもないが、<HDD>が壊れれば、すべてがなくなる。そのうち、あたらしい<HDD>に差し替える必要がある。とはいえ、費用もかかるし、面倒なことだ。

今朝は、涼しい空気が、外から入ってくる。コオロギの鳴き声も聞こえる。六月中旬からの、狂ったような暑さが、やっと終わりそうだ。心身ともに、ほっとしている。と、からだが、すこし暖かくなってきた。リラックスできているので、血流がよくなったのだろう。掌も足裏も、ジーンとしていて、重い。端座位が心地よい。

180回目あたりで、座面の圧迫感が、少し気になった。ちょっとだけ体勢を変えて、座り直した。

200回を数え終えた。締めの心経も、しっかり読んだ。<抑揚>をつけて読む箇所が、何か所かあるが、今朝は、すこし<いやらしい>感じがした。やはり、強弱をつけて、テンポよく読むほうが、自分の<美意識>にかなっている。言葉の意味も、その方が、反芻しやすい。

コオロギが、ずうっと鳴いていた。が、<数息>の最中には、聞こえなかった。聞こえなかったのは、コオロギが、鳴くのをやめたからではなく、こちらの注意が<内側>に向かっていたからだ。これは、瞑想状態に近づくための、始めの<一歩>だ。

2025-9-13(土)くもり、小雨。朝の室温27度。涼しい。

自宅瞑想、5:50-6:30、(椅子)端座位数息120回、立位数息80回、般若心経2回、ストレッチ10分、メモ書き。
 
1回目から120回目までは、端座位で数を数えた。

<雑念>も出ていた。おもに、新しいホームページの制作のことや、痔疾患のことなどだ。いま、一番気にかかっていることで、頭から、なかなか離れない。とはいえ、数を数えるにつれて、背景に退いていった。

120回目で立ち上がり、今度は、立位で、数を数えはじめた。座面の圧迫感が、少し気になったのだ。

立位になってからは、体感に、注意が向かった。少し経つと、腰のあたりがチクチクとしてきた。昨日と同じあたりだ。体勢や、重心の置き方を、微妙に変えてみた。違和感は、なかなか、なくならなかった。だが、そのうち、<秩父巡礼行>に関する想念がわいてきた。

六月半ばから、暑さのために中止していた。だが、暑さもおさまりかけている。来週の<大腸検診>が終わったら、再開しよう。ただ、巡礼記の執筆や、撮った写真の選択、補正などの作業が、思っただけで、億劫に感じられた。肉体の衰えが、ヤル気とか、気力とかの精神力の減少につながっている。いかんともしがたい!

200回を数え終えた。今朝は、涼しいので、換気した後に、窓を閉めた。それが、多少影響している。心経は、大きからず、小さからず、今の、この瞬間の心境にあった声の大きさで読んだ。

言葉の意味を頭の中で反芻しながら、一語、一語、発語していった。良いことも、悪いことも、すべて忘れていた。般若心経を唱えることが、自分なりの<幸せの形>であり、自分なりの<瞑想>なのだ、と思った。

2025-9-14(月)曇り、朝の室温27度、涼しい。

自宅瞑想、6:40-7:20、(椅子)端座位数息150回、立位数息50回、ストレッチ10分、メモ書き。

今朝は涼しい、胃の調子も改善して、眠気もない。上半身裸だと、すこし肌寒いので、シャツを着て、数息を始めた。<雑念>も、背景に、うすく流れていたが、これと言って、気になるものはなかった。

80回目前後で、何度か、瞬間的に、ふうっと意識が遠のいた。眠かったわけではない。いきなり、数を失念して、うす暗闇の中に引き込まれたのだ。

100回目で、立ち上がり、その場で、立位で、数を数えた。座面の圧迫感が、少し気になったのだ。立位になると、<雑念>は霧散して、体感に注意が向かっているのが、自分でもよくわかった。

掌と足裏が、ジーンとしている。力は、かなりぬけている。ただ、体が、すこし、ふらつく。膝のあたりに力を入れたり、抜いたりして調整した。

150回目で、また座って、端座位で、数を数え続けた。頭の中に、<雑念>とも<想念>ともつかぬ、イメージが出て来た。それを、こちら側で見ている。高校時代のバスケ部の下級生や、顧問の先生の顔や姿、出来事、などなどだ。彼らに抱いていた思いや感情まで、はっきり想起していた。

とくに、顧問のNK先生は、部員の学科や成績のことまで気遣ってくれた。化学の先生で、自分が、授業中に、ぼうっとしていると、<わからないことがあったら、いつでも聞きに来い>と言葉をかけてくれた。最寄りの駅から、いつも、おっちらこっちら、チャリをこぎながら、通勤していた。長身で、ロマンスグレーの、情愛の深い、いい先生だった。

200回目を数え終えた。締めの心経は、はじめの心経と同様に、心を込めて、しっかり読んだ。読みかたは、ほとんど同じだが、いずれも、読みながら、感情が出て来た。これは、自分がやってきた<演劇>の発語法に近い、と思った。いわば<昔取った杵柄>だ。これはこれで、<よし>としよう。

2025-9-15(月)朝の室温、28度。やや、むし暑い。

自宅瞑想、5:55-6:30、(椅子)端座位数息180回、立位数息20回、ストレッチ10分、メモ書き。

数を数えているつもりだったが、<雑念>が優勢だった。いわば、<雑念>が<図>で、<数息>が<地>の関係だ。<雑念>は、おもに、新しいホームページの制作のことだった。

古いホームページでは、とくに、画像の更新が、できなくなっていた。2012年頃から撮りためていた、<花切手>や<花写真>を、まとめて、発表、公開する場がなかった。だが、新しいホームページでは、ユーチューブなどの<コンテンツ>が、容易に<リンク>できる。このさい、ある時期、夢中になって撮ったお花たちの写真を、ひとつの<コンテンツ>にまとめようと思った。

昨晩なども、マージャンゲームはやらないで、<コンテンツ>の制作をしていた。ふと思い出した。若いころは、<遊び>は、ほとんどしないで、ほぼすべての時間を<演劇>に費やしていた。自分の<遊び>は、<演劇>だと思っていた。やはり、<ゲーム>よりは、<創作>の方が面白い。

180回目で、立ち上がった。座面の圧迫感が、すこし、気になったのだ。残りの20回は、立位で、数えた。

締めの心経を読む前に、部屋中の窓を閉めた。これで、多少の声を出しても、外にもれることはあるまい。心おきなく、般若心経を読んだ。最後の<咒>は、発声練習のように、語と語のあいだをのばした。<あ~~~~~~~~>。自分の声が聞こえた。なかなかいい声だ。

屋外瞑想、温浴施設、14:15-14:30 、湯船数息100回。

久しぶりの温浴施設だ。暑すぎて、外出するのが億劫だったので、しばらくの間、家の風呂に入っていたのだ。

頭や体を、ごしごし洗ったあと、露天風呂へ行った。休日だから、人が、けっこういる。湯舟のヘリに腰かけて、数を数え始めた。暑くない。お湯につかっている足先も、さほど、熱くない。

<サウナマット>を持参したので、尻の下に敷いた。先日、ネットで買ったものだが、今日が<お初>だ。スポンジ状の薄いものとはいえ、半折にできるので、塩梅がいい。直接、硬いヘリに座るより、かなり楽だ。

50回目を、数え終えた。お湯につかっている足先も、そんなに熱くなっていない。まだ、我慢できる。それに、なんといっても、<サウナマット>のおかげで、尻への圧迫感がない。キリのいい100回目まで、その場で、数を数え続けた。

二週間ほど、間をあけたものの、常連の爺たちの顔が、そこかしこに見える。みな、すこぶる元気そうだ。同じ曜日、同じ時間帯に、判を押したように、決まって現れる。そんなことが、もう、何年続いているのだろう。ここには、<時間>というものが、存在していないようだ。

2025-9-16(火)朝の室温28度。最高気温は、34度予想。まさに、残暑だ。

自宅瞑想、6:00-6:30、(椅子)端座位数息120回、立位数息20回、般若心経2回、ストレッチ15分、メモ書き。

気持ちが、ざわついている。新しいホームページのことや、明日の<大腸検診>のことが、頭から離れない。

数は数えているものの、それらの<雑念>が、かなり優勢だった。それと、コオロギの鳴き声が、再三、聞こえてきた。<雑念><数息><コオロギの鳴き声>、それに、下腹が張っている感じなどに、次々と、注意が移って行く。気持ちが静まらないし、<瞑想状態>が、一向に深まらない。

120回目で、立ちあがった。座面の圧迫感が、少し気になったのだ。そのあと、立位で、50回、数を数えて、キリのいい150回で、朝の<数息>を終了した。

今朝は、午前四時半に目が覚めてしまい、まだ、暗いうちに、起き出した。自分が思っている以上に、<大腸検診>のことが、気になっている。臆病で、神経質な性分が、年を重ねるごとに、なお一層、顕著になっている。

大量2Lもの下剤を飲まされる。何回、トイレに行くのか、わかったもんじゃない。それに、昨日から下剤を飲まされ、すでに、朝方、二度ほどトイレに行っている。肛門部への負担は、計り知れない。切痔が、悪化しなければと、願うばかりだ。

2025-9-18(木)晴天、朝の室温28度。37度予想の、猛暑日。

自宅瞑想、6:30-7:10、(椅子)端座位数息180回、立位数息20回、ストレッチ10分、メモ書き。

朝から、気持ちが、穏やかだ。はじめから終わりまで、数を数え続けた。

<雑念>も出ていたが、日常生活関連のことで、気を取られることはなかった。内容的には、今後の予定や、昨日の<大腸検診>のことなどだった。

今週末からは、気温が下がりそうだ。<冬ごもり>ならぬ、<夏ごもり>から、やっと解放される。車や外回りの掃除、それに、散歩や<秩父巡礼行>などの、外での活動が、またできそうだ。

それに、昨日の<大腸検診>は、心配していたほどのことはなく、おかげさまで、(誰のおかげなのか、定かでないが)、無事、終了した。トイレに、15回ほど行ったが、水のような黄色の液体が、腰かけたとたん、肛門に力を入れる前に、流れ出た。なので、怖れていた、切痔の悪化は、杞憂に終わった。

ただ、<11mm>ものポリープがあるようで、おそらく、手術することになるだろう。とはいえ、鎮痛薬を使用した、今回と同じような処置ならば、全然、怖くない。まったく、痛みはなかったのだし、二時間で、2Lの下剤を飲むことも、15回トイレに行くことも、我慢できないほどの苦痛ではなかった。

180回目で立ち上がった。座面の圧迫感が、すこし気になったのだ。そのあと、立位で、50回、数を数えた。立位では、すこし、脚を開いた。体のふらつきがなくなった。ただ、やはり、端座位に比べて、<内側>への集中が浅い。体感などに、注意が向かってしまうのだ。

200回を、数え終えた。窓を開けたままだが、終わりの心経も、始めの心経と同様、小声ながら、しっかり読んだ。自分で聞いていても、ほとんど齟齬がない。人に聞かせられるレベルにまでなっている。いや、べつに、人に聞かせるつもりはない。

2025-9-19(金)曇り、朝の室温25度。急に涼しくなった。

自宅数息、6:00-6:20、椅子端座位数息100回、般若心経2回。

気分が落ち込んでいる。昨日の朝、朝食後の排便で、赤黒い便が出た。明らかに、大腸ポリープ切除後の、出血である。そして、今朝も、また、同じような便が出た。

血液サラサラの薬を飲んでいるので、なかなか止血されないのだと思う。おもってもみなかった事態に遭遇して、気持ちが、一気に、下降した。

おもえば、病院では、切除後の留意点は、何ひとつ説明されなかった。パンフレットには、過激な運動とか、長時間の入浴とかは、控えろ、と常識的なことしか書かれていなかった。なので、翌日から、また、普通の生活ができると思っていたのだ。

しかし、こうなった以上、安静と、消化の良い食事を心がけて、出血を止める努力をせざるを得まい。さいわい、発熱、痛みはなく、下腹が張っている程度だ。何日か、様子を見よう。それにしても、がっかりだよ。

2025-9-19(土)朝の室温25度、涼しい、スウェットを上下着る。

自宅瞑想、6:00-6:30、椅子端座位150回、のみ。

朝方から、下腹が張って、不快。トイレに行って、無理に排便する。依然として、赤黒い血便。とはいえ、やや改善しているようにも思える。だが、下腹の不快感は、そのまま。

祈るような思いで、数を数え始めた。下腹に注意が向かっている。と、不快感は、しだいに消えて行き、数を数えることに集中した。座面の圧迫感も、さほど気にならず、150回、数えた。

ちなみに、はじまりの心経も、締めの心経も、全く読む気になれなかった。発語すれば、小声でも、腹に力が入る。大腸が出血しているのだ。無謀なことはできない。

<数息>だけを終えて、食欲などは、まったくないが、朝食の準備をした。ご飯半膳分で、おかゆを作り、卵と、豆腐を中に入れた。あと、牛乳を飲んだ。いつもなら、この直後に、便意がある。だが、便意はない。

したかない。そのあと、いつものように、パソコンの前に座った。と、かすかな便意を感じた。すぐにトイレに行って、腹をさすった。少し力んだが、便が出た。細い便だが、最後の方は、普通の色に戻っている。おお~!出血が止まったのかもしれない。重く、沈んだ気持ちが、一気に、軽くなり、明るくなった。

大腸ポリープ切除から、三日目の朝のことだった。

2025-9-21(日)晴天、朝の室温25度。窓を開けると、涼しいを通り越して、すこし肌寒い空気が入ってくる。

自宅瞑想、6:00-6:35、(椅子)端座位数息150回、般若心経2回、ストレッチとメモ書きはさぼる。

下腹の不快感も、ほとんどなくて、平静な気持ちで、数を数え始めた。<雑念>が、背景に出ていたが、日常生活関連のことで、とくに、気を取られることはなかった。数を数えることに、注意が向かっているのが、自分でもよくわかった。

100回目を過ぎたあたりで、ふと、座面の圧迫感に、注意が向かった。ほとんど違和感がない。昨晩は、肛門に注入剤を入れなかった。患部の痛みを、ほとんど感じなかったからだ。

やはり、座面の圧迫感は、痔疾の悪化と比例している。100回くらい座って、なんでもなければ、<切痔君>は、まずます安泰ということだ。

150回目を数え終えた。あと、50回、数えられないこともない。が、自重した。無理をして、また、ポリープを切除した傷口から、出血するかもしれないではないか。

締めの心経も、始めの心経と同様に、小さな声で読んだ。ほとんど、腹に力が入っていない。<黙読>しているようだ。小さな声でも、腹に力を入れて、読むことに慣れているので、なんとなく、張り合いのない感じだった。

<腹に力を入れる>ということが、動作、行動の基本だ。くわえて、<胆力>という言葉もある。<胆>とは<肝臓>の謂いで、やはり腹の中にある。<頭>も<心臓>も大切だが、<腹>の大切さも、今回、痛感した。そして、三つとも、大切なゆえに、致命傷にもなる場所だ。くわばら、くわばら!

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