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3.7~3.15 心の変容(パリナーマ)

※サンスクリット原典をもとにした意訳・読解メモです。学術的な逐語訳ではありません。


内的ヨーガ


3.7

これら三つは、それ以前の実践よりもさらに内面的なものである。

ヤマ。
ニヤマ。
アーサナ。
プラーナーヤーマ。
プラティヤーハーラ。
これらは心を整えるための準備であった。

ダーラナー。
ディヤーナ。
サマーディ。
ここから実践は心そのものへ向かう。

3.8
しかしそれでさえ、無種子三昧から見れば外的な実践に過ぎない。

どれほど深い集中であっても、
そこにはまだ対象が存在している。
見る者と見られるものの関係が、
わずかに残っている。
そのため、
最終的な静けさから見れば、
これもまた途中段階である。

静けさへの変容


3.9

心の散乱が静まり、
静けさへ向かう働きが現れる。
その変化が深まるとき、
心は止滅へ向かって変容していく。

通常の心は絶えず動いている。
考え。
感情。
記憶。
想像。
しかしサンヤマが深まるにつれ、
その流れは少しずつ静まっていく。

3.10
その変容が繰り返されることで、
静けさは自然な流れとなる。

最初は努力が必要である。
だが繰り返しによって、
静まること自体が習慣となる。
心は以前より穏やかな方向へ流れ始める。

三昧の変容

3.11
あらゆる対象へ向かう心が衰え、
一点へ向かう心が育つ。
その変化を三昧の変容という。

散乱から集中へ。
多方向から一方向へ。
心のエネルギーは徐々に集約されていく。

3.12
そして静まった心と現れる心が同質となるとき、
心は一境性へと変容する。

集中しようとして集中する段階を超え、
心そのものが自然に一つへまとまる。
そこでは努力と結果の隔たりが小さくなる。

変化の法則

3.13
この原理によって、
あらゆる存在や感覚器官の変化も理解される。

心だけではない。
あらゆるものは変化している。
生まれ、
変わり、
消えていく。
心の観察を通して、
存在一般の変化の法則も見えてくる。

3.14
変化し続ける性質の背後には、
それらを支える基体がある。

波は形を変える。
しかし海は残る。
現象は変化する。
しかし変化を担う基盤がある。
ここで語られているのは、
変化そのものと、
変化を可能にするものとの関係である。

変化のプロセス

3.15
変化の違いは、
その変化の順序の違いによって生じる。

すべての変化には過程がある。
結果だけを見ると異なって見えるものも、
その背後には連続した流れが存在している。
ヨーガは結果だけを見るのではなく、
変化のプロセスそのものを見ようとする。

ここで第3章は、
集中法の説明から、
変化そのものの探究へと進み始める。
サンヤマとは単なる技法ではなく、
現実を観察するための精密な道具となる。

サンヤマと認識

3.16〜3.35
時間、言葉、記憶、身体、宇宙。
対象ごとにサンヤマを向けたとき、
認識はどのように変化するのか。

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