AIが原稿レビューと修正案を自動提示するクヌギコンテンツAIの活用方法
新しいページを作成したり、既存ページをリライトしたりする際、次のようなことに心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
複数の部署間でフィードバックの往復が何度も発生して公開までに時間がかかる
過去のレビュー内容と矛盾する指摘が出てくる
修正したページ以外の他ページに修正が反映されない
今回は、こうした課題を解決するために開発された、クヌギコンテンツAIというツールについてご紹介します。原稿を渡すだけで品質チェックの指摘や修正案を提示してくれるという、コンテンツ制作の現場にとって心強いツールです。
コンテンツ制作におけるあるあるな課題
ページの新規作成やリライトを行う際、次のような課題が起こりやすくなっています。

複雑なレビュー体制:SEO担当、マーケティング部署、法務部など、複数の部署によるフィードバックの往復が発生し、公開までに多大な時間と工数がかかる
情報の不整合:過去のレビュー内容と矛盾する指摘が出てくる、新しいルールが部署内で共有されず反映されていない、修正したページ以外の他ページに修正内容が反映されていない、といった問題が起こりがち
管理コストの増大:フィードバックの数が増えるほど管理が複雑になり、担当者の精神的にも物理的にも負担が大きくなっていく
こうした課題は、ページ全体を一つの部署だけで管理しているわけではなく、複数の部署が関わるケースであるほど起こりやすくなります。関わる部署が増えれば、フィードバックのやり取りのステップも増え、把握しきれなくなってしまうのです。
クヌギコンテンツAIの仕組みと特徴
クヌギコンテンツAIは、原稿を渡すだけで品質チェックの指摘や修正案を自動で提示してくれるツールです。

このツールの大きな特徴は、使うほど育っていく学習機能にあります。学習データには大きく二つの系統があります。
土台になるデータ:業界のガイドラインや法律、自社のサービス情報など、大きな更新が少ないもの
育っていくデータ:フィードバックを経て蓄積されていくもの。プロジェクトごとのデータや定型文、フィードバックを採用したか見送ったかという学習ログなどが該当する

学習のサイクルは非常にシンプルです。
フィードバックが入ると、まず学習の候補として記録される
その内容に対してAIが修正案を提示する
提示された修正案を人が採用するか見送るかを判断する
その判断結果をもとに、ルールや学習データが更新される
こうして学習データが蓄積されるほど生成物の精度が上がり、精度が上がるからこそ他の部署とのフィードバックの往復も減っていくという好循環が生まれます。
また、特定の箇所を修正した際には、他のページでも同様に直すべき箇所を候補として提案してくれるため、サイト全体での横展開もしやすくなっています。

担当者が行うことは、実はとてもシンプルです。
関係部署から受け取ったフィードバック内容をそのままAIに渡すこと
AIが出した修正案を採用するか見送るか、あるいはどう修正するかを判断すること
学習データの管理自体はAIが自動で行うため、担当者が手入力で記録を残しておく必要は一切ありません。
実際の指摘内容とアウトプット形式
では、実際にどのような指摘が返ってくるのか、架空のクレジットカードの紹介文を例に見てみます。

一見よくある広告文のようで、サイト内の説明文としては説明が足りないような印象を受ける文章です。この原稿をクヌギコンテンツAIに渡すと、指摘箇所がExcel形式の表でまとめて出力されます。

出力される内容には、次のような項目が含まれます。
指摘箇所
重要度
根拠となるガイドライン
なぜ指摘されたのかという理由
指摘を踏まえた修正案

例えば、年会費無料という表現に対しては、過去にホーム部門から、きちんと注釈を入れないといけないという指摘があった場合、過去のフィードバックにありましたという形で指摘が返ってきます。

さらに、その指摘を踏まえた修正案も同時に提示されます。一見問題なさそうな原稿であっても、実は明記しなければならない情報が抜けている場合があり、蓄積された学習データをもとに、現状のベストな修正案が出力される仕組みです。実際に、初年度無料など具体的な条件がないとユーザーが迷ってしまうという論点がきちんと補足された修正が提示されていました。

こうした注釈や指摘は学習データとして残っていくため、他のページを作成する際にも同じような指摘が入り、サイト全体での情報の揺れが徐々になくなっていきます。
まとめとクヌギコンテンツAIの応用アイデア

クヌギコンテンツAIを使うことで、原稿の品質チェックや指摘、修正案の提示までを自動で行うことができます。しかも、使えば使うほど自社の作り方に馴染んでいくツールです。
ページ数が多い大規模なサイトほど、表記の矛盾や揺れが発生しやすい
フィードバックが加わることで、さらに管理が難しくなっていく
フィードバックを行う部署の側も、自分たちのガイドラインや過去の指摘内容を完全には把握しきれていないことが少なからずある
こうした情報の管理も含めて、クヌギコンテンツAIは優れたツールだといえます。
今後の活用アイデアとしては、次のようなものが考えられます。
SNSでの発信内容と現在のサイトのサービス情報が正しく一致しているかどうかの確認
その他、アイデア次第で広がる幅広い活用シーン
活用の幅は今後も広がっていくはずです。今後もこうした活用例をアップデートしながら発信していく予定ですので、よろしければぜひチャンネル登録もお願いいたします。
クヌギは他にも Chrome拡張機能を公開しています。
・kunugi SEO Checker
ページのメタ情報はもちろん、構造化データ・CSR・Core Web Vitalsのチェックなど、独自機能も搭載した多機能SEOチェッカーです。
kunugi SEO Checkerの機能と使い方(詳細記事)
kunugi SEO Checkerをダウンロードする
・kunugi GSC Controller
サイドパネルでGSC (Google Search Console)の検索パフォーマンス画面を確認できます。
kunugi GSC Controllerの機能と使い方(詳細記事)
kunugi GSC Controller をダウンロードする
・kunugi SERP Cache
Google の検索結果画面(SERP)を手動でキャッシュし、日付の異なるデータを並べて比較します。
kunugi SERP Cacheの機能と使い方(詳細記事)
kunugi SERP Cache をダウンロードする
※拡張機能画面でのエラー表示について
Chrome の拡張機能画面に次のような注意書きが表示される場合があります。
「この拡張機能は、セーフ ブラウジング保護強化機能で信頼されていません。」

これは拡張機能自体に問題があるわけではなく、開発者として登録してから日が浅い場合に自動的に表示される注意書きです。
安全性には問題ございませんので、安心してご利用ください。
