渋谷らくご 柳家小ふね主任公演
今日は柳家小ふねさんが主任をつとめる
シブラクへ。
シブラクの現地公演に来るのは大学以来。
三遊亭花金「あくび指南」
今回の出演者の中では花金さんだけが初見。
まくらでは、本公演の主任である小ふねさんの
普段の言動や、まだ楽屋に来ていないことを
いじって笑わせる。
花金さんの落語はとても上品で、心地よく聴ける。
上品さやのんびりとした心地よいリズムが今日の
噺によく合っている。
橘家圓太郎「ちりとてちん」
まくらでは「普段喬太郎さんを見ていると
自分が太ってしまったことを再認識して嫌な
気分になる」、
「喬太郎さんから爽やかさを感じたのは今日が
はじめて」と喬太郎師匠をいじって笑わせる。
圓太郎師匠の「ちりとてちん」は、間抜けなほど
大袈裟にお世辞を言う金さん、旦那の言ったことに
いちいち逆らう寅さん、その二人を手の上で転がす
旦那、全員のキャラ造形が作り込まれていて
めちゃくちゃ面白い。
2分間のインターバルを挟んで後半戦へ。
柳家喬太郎「侵略指南」
まくらでは「今日は二つ目さんに挟まれて真打ち
二人だから気を使わなくていい。特に小ふねは
我が柳家の秘密兵器。今後の柳家を背負って立つ
ことになったらとんでもないことになる落語家」と
笑わせる。
花金さんがトップバッターで演じた「あくび指南」
と全く同じ場面を演じ始めたのでなんだろうと
思っていたら、ウルトラ落語「侵略指南」へ。
喬太郎師匠自身が落語の中でこの噺に突っ込んだり
噺自体にもメタ的な仕掛けがあったり、最高の
バカバカしさに爆笑。
こういうライブ感、いいなあ。
袖に捌けるときも「ジュワッ!」とウルトラマンで
捌けるサービス精神。
柳家小ふね「船徳」
主任の小ふねさんはお馴染みのまくらから
「船徳」へ。
小ふねさんの「船徳」は配信も含めればこの一月で
3回目だが毎回違う工夫がされていて本当に凄い。
若旦那のろくでもない感じ、最高だなあ。
花金さんの綺麗な落語ではじまり、圓太郎・喬太郎
両師匠が持ち味全開でしっかり盛り上げ、主任の
小ふねさんがブレない小ふね落語でドカンと
笑わせて締める、素晴らしい流れの落語会でした。
