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自分ばかり相手に合わせている気がして、急に疲れてしまった時

「どっちでもいいよ」

「あなたの好きな方でいいよ」

「私は大丈夫」

気づけば
そんな言葉ばかり使っていることがあります。

ご飯を食べる場所。

会う時間。

連絡するタイミング。

休日の過ごし方。

本当は
自分にも希望がある。

でも

「こっちがいい」

と言った時に
相手が少し困った顔をしたら嫌だから。

面倒だと思われたくないから。

せっかく楽しく過ごしている空気を
壊したくないから。

いつの間にか

相手がしたいことを先に考えるようになる。

そんなことがあります。

合わせること自体が、嫌なわけじゃない

好きな人が喜ぶなら
それで嬉しい時もあります。

相手が食べたいものを食べる。

行きたい場所についていく。

疲れていそうなら
予定を変える。

誰かと一緒にいるなら

そうやって
譲り合うこともあります。

だから

相手に合わせること自体が
悪いわけではないと思います。

ただ

ある日ふと

「私って、何がしたかったんだっけ」

と思うことがあります。

相手が食べたいものは分かる。

相手が行きたい場所も分かる。

相手が機嫌よく過ごせる方法も
なんとなく分かる。

でも

「じゃあ自分は?」

と聞かれると

すぐに答えが出てこない。

それくらい

相手を見ることに
慣れてしまう時があります。

本当は嫌だったことまで、小さくしてしまう

少し嫌なことがあった。

でも

「これくらいなら」

と思う。

寂しかった。

でも

「忙しいんだから仕方ない」

と思う。

本当はもっと会いたかった。

でも

「重いと思われたくない」

から言わない。

一つひとつは
我慢できるくらいのことなのかもしれません。

でも

小さい我慢って

小さいまま
消えていくとは限らないんですよね。

何度も重なると

ある日突然

「なんかもう疲れた」

になることがあります。

その時になって初めて

自分が思っていたより
ずっと我慢していたことに気づく。

そんなことがあります。

「優しい」と「自分を後回しにする」は少し違う

相手のことを考えられる。

譲ることができる。

空気を読める。

それは

優しさになることがあります。

でも

相手を大切にするたびに
自分の気持ちを消さなければならないなら

少し苦しくなってしまう。

「相手も大切」



「自分も大切」



どちらか一つしか選べないものではないと思います。

今日は相手に合わせる。

次は自分の希望を言う。

今回は譲る。

でも
これは嫌だと伝える。

そんなふうに

二人分の気持ちが
同じ場所にあってもいいはずです。

「何でもいい」が増えた時に

もし最近

「何でもいい」

「どっちでもいい」

が増えているなら

本当にどちらでもいいのか

一度だけ
自分に聞いてみてもいいかもしれません。

本当は
食べたいものがないかな。

行きたいところはないかな。

今日は少し
一人でいたくないかな。

本当は
もう帰りたくないかな。

相手に伝えるかどうかは
そのあと決めてもいい。

まず

自分がどう感じているのかを
自分だけは知っておく。

それだけでも

少し違うと思います。

相手に合わせる前の自分も、ちゃんといた

人と一緒にいると

いつの間にか

「二人にとっていいこと」

を考えるようになります。

でも

その関係が始まる前には

自分一人で好きだったもの。

やりたかったこと。

心地よかった過ごし方。

ちゃんとあったはずです。

誰かを好きになったからといって

それを全部
置いていかなくてもいい。

相手に合わせるのが嫌になったわけじゃない。

相手を嫌いになったわけでもない。

ただ

少し疲れた時は

「最近、自分の気持ちも聞いてたかな」



一度戻ってみてもいいと思います。

相手を大切にすることと

自分を大切にすること。

その両方がある関係の方が

きっと

長く一緒にいる時にも
苦しくなりにくいと思うから。

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