映画感想 | ウェポンズ
ゆる呪術カントリーホラー
近場の映画館の最終日に滑り込み鑑賞。ワーナーの直接配給ラスト作でホラーというだけで「クラスの子供が消えた」意外前情報を知らない状態で鑑賞。
不思議な事件が関わるキャラクターの視点を切り替えつつ核心に迫るタイプの映画。進め方の演出は好みで退屈せずに楽しめました。
個人的に苦手なジャンプスケアは何度か利用されているものの、そればかりという感じでもはなく許容範囲。途中までは直接的なゴア描写は控えめなので安心してたら終盤は結構グロめで苦手な人は駄目かも。
面白いのがメインキャストの大人が結構なクズ揃い。善人面しか描写されてないのは校長のマーカス周りとポールの妻、アレックスの両親ぐらいじゃなかろうか。比較的に善良だけど相手の夫婦仲が冷めていると聞いて即寝取ろうとする主人公に、こっちも比較的善良だけど描写から見るに主人公の車に「WITCH」の落書きした犯人ぽいアーチャー。不倫はするは咄嗟に容疑者に暴力振るう上にそれをもみ消そうとする保安官?ポール。その上官で娘婿に甘くもみ消しに協力する署長。浮浪者で空き巣で車上荒らしのジェームス…
ある意味で生の人間ぽい等身大さの演出かもしれないけれど、それぞれのパートに切り替わって裏側を見るたびに「こいつクズだ…」ってなってコメディ色の方が強かったかも。
後半、マーカスが人間兵器(ウェポンズ)にされた辺りからホラーのジャンルが不穏系からグロ系にギアチェンジ。黒幕である叔母のジャンティを追う子供追尾ミサイルのシーンはここが描きたかったんだろうな感があり因果応報のスカッとさと、それはそれでグロいわという感情が入り混じる。
見終わった後に公式サイトにある考察を読むのも楽しい。2:17にたくさんの意味が込められてるんだなとか、作中の特徴的な走り方が「ナパーム弾の少女」を参考にしている可能性の示唆とか。日本人的にはあの走りはどうしても「ナルト走り」に見えてしまう。
既に上映が終了している映画館が多いのですが、面白かったので最低限のグロ耐性があるならオススメです。

