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「初心者に勧めるべきノベルゲーム/ADVとは?」※パラノマサイトです

先に答えを書いておくともうタイトルに書いてある通り
「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」なんですが、一応ちゃんと説明します。

※なるべく客観的になるように考えましたが、あくまでも主観ありきの文章です。
一応は友人知人にADVを勧めたい人、もしくはADVが気になっているけど何をプレイするか迷っている人に向けた記事です。

作品のネタバレはできる限り抑えていますが、一応知らないタイトルにはご注意ください。


はじめに

以下の文章は本題の準備でしか無いのでまだるっこしいと感じたら目次から「候補を考える」まで飛ばしてください。

全国のADVファンの方々がご存じの通り、ADV(アドベンチャーゲーム)というコンテンツはファン層がアクションRPGに比べると非常に狭いです。

主語がでかすぎたかもしれません。

ここでいうADVとは基本的には「ノベルゲーム」「ビジュアルノベル」、またこれらに準ずる、「文字を読むのがメイン」のゲームを指しています。「テキストアドベンチャー」やら、「ポイント&クリック」とかいう定義もあるんですかね?これらを包括する概念をここでは「ADV」としています。

具体例を挙げて言うならば「かまいたちの夜」から「逆転裁判」くらいまでは含みますが、「Outer Wilds」とかは3D探索要素が大きいためこの記事における定義からは外れるかな?という感じです。大好きなゲームですが。人生に一度はプレイすべき。

勿論層が狭いからと言ってそれだけで売れないとか語れないとかそんなことは無いのですが、まあとにかくジャンル全体としては「人を選ぶ」傾向にあるゲームだと思います。

理由はおおむね明白で、「これはゲームではない」と捉える人が多いからですね。特にノベルゲーム、ビジュアルノベルの枠に収まるADVは。

「ソシャゲで実質ノベルゲームやってるじゃん」みたいな意見もちょくちょくあって、実際それはある程度はその通りだと思うんですが、本当にシナリオ読む以外でゲーム性が無かったら絶対売れませんよね。

これも言葉が強かったかもしれません。

「FGOの戦闘要らねえだろ」は8年だか9年だかプレイしてきた中で無数に聞いた声であり実際自分もその意見に同調したくなるときも無くはないのですが、だからと言って本当にシナリオだけにしたら色々成立していないと思われるので仕方のないことです。

話が脱線している気がしますが、要するにノベルパート付きのソシャゲはあくまでノベルパート付きのソシャゲであって、大体の場合はADVとは言えないだろうというだけの話です。
一応この後の話にも関連はしています。

話を戻すと、「ノベルゲーム」のハードルが高いのは実際に「ゲーム」から少し離れて「小説」に近い位置にいる媒体だからです。「ビジュアルノベル」とか実際もう名前どおりゲームであることは放棄して小説を名乗ってますよね。
なのでゲーマー読書家、どちらの適性を持つ人がゲーム業界に多いかと考えれば至極当然の結果として前者の方が多く、後者の割合は少ないわけです。

とはいえ、ゲーマーだったらノベルゲームを楽しめないのかというとそんなことはなく、普通に両方の適性を持つ人もしっかり存在しているはずです。それらの層がADVを楽しんでいるわけですね。

この、「ゲームが好きでなおかつ小説を読むのもそこまで苦手ではない」「ノベルゲームに適性を持つ人」が実際にどれくらい居るのかは知ったこっちゃないのですが、自分の主観で言えば「適性を持っているにも関わらずノベルゲーム、ADVに普段触れていない人」は実は結構多いと思います。

この層に面白い作品を伝えて語らせたい。語りたい。

なぜそう考えるかと言えば、普段は大して活気が無いにも関わらず1度バズると普段どこに隠れてたんだ?レベルで盛り上がるADV、ノベルゲームがちょくちょくあるからですね。

「逆転裁判」「ダンガンロンパ」など、もはやゲーム史に残るであろうレベルの有名作はさておいて、わかりやすいところで言えば「ドキドキ文芸部」でしょう。上記2作と違ってほぼノベルゲームにも関わらず、非常に有名な作品です。
流石にそのレベルではありませんが、最近で言えば「都市伝説解体センター」が当てはまるでしょう。もう記事書きましたが。
どうでもいいですが「ハンドレッドライン」もそのレベルでウケることを願っています。

海外人気まで考慮するともっと色々あると思うのですが、今回はあくまで日本内での前提で考えています。自分は日本人であり外国人の友人を持つわけでもないので。

「ノベルゲーム」から入らせるのは少し難しい

前述の通り、ノベルゲームはADVの中ではかなりゲーム性の低いジャンルであり、ゲーム性の低いジャンルはあまりゲーマーからの人気が無いため、倦厭されやすいです。

また、「面白いノベルゲーム」の大半は長いです。慣れている層はともかく、一般的には20時間以上文字を読み続けるのはしんどいでしょう。

しかし、「読めない」とは限りません。ハードルが高いだけです。
先述した「FGO」はかなりの人気ソシャゲだと考えて良いと思いますが、メインシナリオのノベルパートはソシャゲ基準で考えるとアホ長いです。諸々を総合すれば下手なノベルゲームよりよっぽどシナリオの長いソシャゲは割とあることでしょう。

しかし、ついて来ている人たちはしっかり居ます。
勿論これは休憩しながらだったり、戦闘パートを挟んだりして乗り越えていくものであり、そもそも全員が全員ちゃんと読んでいるとは限りませんが、それでもあのアホ長いシナリオを乗り越えてきているプレイヤーが十分居るというわけです。

つまり、「ノベルパート以外の部分」でプレイヤーをある程度引き付けることができるなら、勧めやすいと考えられます。

じゃあ「逆転裁判」「ダンガンロンパ」でいいだろ、となるのですが、これはまた特殊なんで話が変わるんですよね。
これら2つは普通に推理ゲームとして面白すぎるので、これらにハマって遊びたくなるゲームはあくまで謎解き・推理ゲームです。純然たるノベルゲームではありません。ノベルゲームとはつまり逆転裁判やダンガンロンパで言うところの証拠集めパートですからね。

そういうのを求めている人にはとりあえず「Staffer Case: 超能力推理アドベンチャー」をお勧めするほか無いでしょう。良作です。
「未解決事件は終わらせないといけないから」も当てはまるでしょうか?

「あくまで面白さの主題はノベルパート」であり、なおかつ「文字を読む以外の楽しみもある」ゲームが初心者に勧めるのに適していると考えられます。
そして、「あまり長すぎず、長くとも10時間前後で終わる」となお良いでしょう。

条件を考える

もう少しお勧めできる要素について掘り下げてみます。

・あくまで面白さの主題はノベルパート


条件Xとします。これについては一概に言い切れない気もしますが、これを欠くと上記の逆転裁判やダンガンロンパのように別の部分に面白さを見出せてしまう可能性が非常に高いので割と重要だと思います。アクション要素の中で進行していくゲームもそれはそれで面白いのですが、ここではあくまで別口とします。

・文字を読む以外の楽しみもある


条件Yとします。これは非常に曖昧かつ大きな概念ですが、要は「プレイヤーを引き付けるフック」ですね。イラストでもいいし、音楽でもいいし、ゲーム性でも構いませんが、なるべく全部を備えているのが良いと思います。

例えば、選択肢のあるゲームと無いゲームならば前者の方が勧めやすいと考えます。「ノベルゲーム」と「ビジュアルノベル」を隔てる壁でしょう。
しかし条件Xと微妙に矛盾しかねないのが難しいところです。

・あまり長すぎず、長くとも10時間前後で終わる


条件Z
とします。これは明白でわかりやすいですね。ノベルゲームに慣れていない人が20時間だの30時間だのプレイしてクリアするのはそのゲームが本当によっぽど面白くて自分に刺さらないと難しいでしょう。
まあ自分はそのパターンだったのですが、一応昔から小説の方は読んでいたので最低限の文章耐性があったのを考慮すべきだと考えます。

また、長いゲームだと「中だるみ」の発生する確率が非常に高いです。これは別にADVに慣れていても余裕で起き得る現象であり、長時間一定以上の面白さを維持しているようなノベルゲームは非常に少ないです。
途中でプレイヤーのエンジンが止まるパターンもあれば、そもそもまともに走り出す前に止まってしまったり。
より正確に言うなら、条件Zは「合計プレイ時間において面白い時間の割合が大きい」なのでしょう。

また、あまりにも古い作品は(自分がそもそもそこまで古いゲームをあまり知らないというのも大きいですが)それだけで除外寄りになっています。
ノベルゲームに限らず、あまりにも古い作品を新規層に勧めるとかなりの高確率で作品に対する感情の齟齬が起きると考えているからです。
イラスト、音楽、シナリオ、倫理観が現代の基準、水準から大きくズレることが多いので。

ついでに言うといわゆる「エロゲー」も入れていません。自分がプレイしたソフトの数が一般ゲーに比べるとそこまで多くないというのもありますが、どうあがいてもギャルゲー要素を強く含む作品が多いために純然たるノベルゲームとしての面白さの邪魔になりやすいことや、逆にそういう作品じゃない場合は大体ちょっと古すぎる作品が多いこと、性別によって受け取り方が変わりやすすぎること、根本的にエロゲーというだけでハードルが高いことなどが理由になります。


候補を考える

さて、条件X・Y・Zがわかりやすくなったので具体的な候補を考えてみましょう。残念ながらひぐらしは条件Zに致命的に引っかかっているので先に除外ですね。黒き真実

ここからは自分の知っているタイトルをいくつか選んで、条件に基づいた軽い論評を述べていきます。
また、個人的な面白さのランクとはあまり関係ありません。
そもそも今回挙げるゲームは少なくとも自分の中では全部面白いゲームなのは確かなので、あとは条件に合致するかを見るだけです。自分の中のそういう位置付けはまた他の記事でやります。

正直全てのタイトルの情報と感想を正確に覚えているわけではないので、ご留意ください。

ぶっちゃけ全部面白いので全部勧めていいんじゃないか?(元も子もない

STEINS;GATE

https://store.steampowered.com/app/412830/STEINSGATE/?l=japanese

条件X→☆
条件Y→☆
条件Z→△

言わずと知れた超有名作です。ノベルゲームに定義できる中だと日本では一番知名度が高いかもしれません。もしくはFate

そんな作品だけあって、ノベルゲーム、またエンターテイメントとして非常に高いクオリティを持っていると思います。あくまでノベルパートが主題ですが、一応変則的な形で選択肢を選んでルート分岐していく面白さもあります。逆にそれで攻略を見ないと進むのが難しくなったりするところもありますが。
しかし条件Zに引っ掛かります。自分の記憶では完全クリアまで20時間くらいはかかるゲームだったはずです。
また、明確にエンジンがかかって超面白くなってくるのが中盤以降なのもあります。

個人的には序盤も結構楽しめる方なんですが、アニメシュタゲが「とりあえず〇話まで頑張って見ろ」と言われがちなのは一般的にはそういうことなのでしょう。

あとそもそも、大ヒットしただけあってアニメの出来がとても良いので別にそっちでよくね?感もあります。原作のほうが当然文章量があるので濃密ですが。

428 〜封鎖された渋谷で〜

https://store.steampowered.com/app/648590/428/

条件X→☆
条件Y→○~☆
条件Z→△

言わずと知れた…というほどでは無いのでしょうがこちらも有名作。ADVに興味のある人は大体聞いたことがあるでしょう。間違いなく面白いゲームですが、実写なのが人を選ぶかもしれない。ゲーム性はノベルゲームの域に収まる中ではこういうザッピングシステムはトップクラスに面白い要素だと思いますが…
また、シュタゲ同様に結構長かったと記憶しています。あくまで本編だけでも。カナン編はプレイしてないのでわかんない…

グノーシア

https://store.steampowered.com/app/1608290/_/?l=japanese

条件X→◎
条件Y→☆
条件Z→△

アニメ化決定!どうやるんだろう…な人が多そうなSF作品。
ゲーム性が非常に面白く、なおかつその上でノベルパートとの繋がりもによくできたゲーム。
ゲーム性も画期的でシナリオ自体も面白い。凄い。

音楽もかなり好きなんですよね、普段流れるやつ。
あとノベルパートは全体的に、演出が上手だと思います。

問題はやはり長さか。シナリオの進行とはそこまで関係ない人狼ゲームパートにかなりの時間を使うので、好みは分かれるでしょう。
それに加えて、進行の際にAIとの人狼ゲームで一定の条件を満たしてイベントを起こしていかないと本筋の話が進まなくなるため、終盤はマンネリ化して止まってしまう可能性もあまり否定できません。

レイジングループ

https://store.steampowered.com/app/648100/_/?l=japanese

条件X→☆☆
条件Y→○
条件Z→△

こっちもアニメ化できませんか?無理?はい…
個人的には最もイチオシしたいゲーム。でも条件に当てはめて考えると優先度が下がるゲームです。
まあこちらもADV好きならだいたいは知っているであろう有名作ではあると思いますが、「知ってるけどプレイしたこと無いなぁ」って人も結構多い気がします。

何故かと言うと条件Yですね。他に挙げている作品に比べると、ややとっつきづらいです。
まず絵が濃いですよね。明らかに。自分は大好きなゲームだしこの絵だからこそゲームに合っていたと思いますが。
更にCVがかなり素人っぽさアリ。こちらも最終的には自分は殆ど気にならず、むしろ「この声だからこそ!」とすら言いたいのですが、それはそれとして演じているのが確かプロの声優さんでは無かったはずです。ドワンゴだかニコニコだか繋がりだったかな…

そしてやはり、長いです。読み切るまで自分は20時間くらいでしょうか?

ゲーム性の部分ですが、ほぼ純然たるノベルゲームです。選択肢を選んで分岐したシナリオでフラグを集めて進行します。
ただでさえ面白いのにクリア後に開放されるモードがノベルゲームとして非常に画期的で、シナリオを読み進めているときのドキドキ、ワクワク感も非常に高いため、その点では超高評価しています。

要するに、「絵と声が気にならないなら文句なしにおすすめ」って感じですかね。


はい、現状大体「長い」で詰まっていますね。でも仕方無いことです。
長ければ長いほどいいなんて事はありませんが、ADVで大傑作を生み出すには最低10時間以上のプレイの積み重ねの重要性は高いと考えます。

とは言えこれだと選択肢が狭すぎるので、もう少し短いゲームも考えてみます。


飢えた子羊

https://store.steampowered.com/app/2593370/_/?l=japanese

条件X→☆
条件Y→◎
条件Z→◎

中国開発で舞台も中国のゴリゴリの中国ゲーです。インディー規模の開発なのか、非常にお安い値段で買えるのですがそのクオリティは驚嘆に値します。もちろん日本語化可能。
中国で大ヒットしたのか、発売から1年未満にも関わらず累計売上100万本突破、Steamの評価数4万超えの超人気ゲームです。海外的に見ると。というか中国的に見ると
日本でどれくらい知られている、売れているのかはいまいちわからないのですが…

ゲームシステムとしては割とシンプルなノベルゲームで、特別言及するほどの面白みがあるわけでもないです。ノベルゲームとしては十分な要素は持っていますが。

しかし絵とシナリオ、更にCVはこの値段でこの出来になるのかと本当に驚きました。ネタバレになりそうなので細かくは語りませんが、日本語版のヒロインのCVは釘宮さんになったそうです。
自分は中国語CVしか無い時期にプレイしましたが、これはこれで良かったです。なんなら今からプレイする場合でもこっちでもいいんじゃない?と言える程度には。
最近日本語版で最後の方を見てましたが、結構印象は変わるかもしれません。中国語版のほうが幼い感じがするかな?
先にプレイした影響が大きいでしょうが、個人的には中国語版のボイスの方が合っていると感じました。

またプレイ時間はかなりちょうどいいです。全エンド回収しても10時間かからなかったんじゃないでしょうか。このプレイ時間でここまで感動させれらるのはシナリオが非常に上手いかと思います。構成がいい。

1つ問題点として挙げるならば、対象年齢がR-18Gクラスの内容だということです。最近Switch版が発売してR-16だかで売っていたようですがレーティング変更のため発売停止していました。でしょうね、と言ったところ。

プレイする価値は非常に高いと思います。定価1200円。凄いですね。

イハナシの魔女

https://store.steampowered.com/app/1950570/_/?l=japanese

条件X→☆
条件Y→○
条件Z→◎

おそらく今まで挙げたゲームと比べるとかなり知名度が低いと思われるので、一応ジャンルを雑に書いておくと「離島舞台の王道伝奇ボーイミーツガール」です。
そして飢えた子羊に比べると流石にちゃんとインディーゲームの規模感を感じますが、あまりマイナスポイントではないです。
CVもちゃんとしたものが付いていますし、BGMは確かフリー素材ですがちゃんと合っていました。

個人的に良いと感じるところは、飢えた子羊同様の、ボリュームが小規模ながらの完成度の高さです。子羊よりは長いかな?くらいで終わったと思いますが、「離島」「伝奇」「ボーイミーツガール」の3要素を全部うまいことまとめ上げて王道に仕上げています。

一応選択肢はありますが実質一本道ゲーなので、ほぼビジュアルノベルと呼んでいい作品です。面白みは無いが進行は気楽。条件Yの評価は少し下がりましたが。

個人的に、前述した通り他の作品に比べるとかなり知名度が低いので上げたいです。私欲。
と言ってもやはりちゃんと良作なので、ADVやノベルゲーム周りの界隈を追っている人なら名前くらいは聞いたことはありそうですが。
飢えた子羊から上の作品はADV好きなら絶対触れたことか最低でも名前を聞いたことはあるだろうって程度の作品なので…逆に言うとそこに並べても問題無いだろう、と感じた作品ということです。

伝奇ボーイミーツガールって「月姫R」とか「魔法使いの夜」じゃダメなの?って言われそうな気もするけど型月作品なので判断が難しい所…(あとクオリティ相応にチョット高い)


結論?

最初に書いた通りこの問題への解答は「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」です。少なくとも自分で考えた限りはそうなりました。
一応テンプレ通り、評価してみます。

パラノマサイト FILE23 本所七不思議

https://store.steampowered.com/app/2106840/_FILE23/?l=japanese

条件X→☆
条件Y→☆
条件Z→☆

全条件で評価が高くなりましたね。
まあこれも有名作品すぎて今更かなという気もしますが…

先に言っておくと、私はパラノマサイトが「最も面白いと思うADV」や「最も好きなADV」なわけではありません。非常に評価は高いのですが、一応主観的な好みではなく客観的に考えてこの評価を下しています。

まず条件X。あくまで面白さの核はノベルパートです。
会話パートのみならず、Tipsを読み込むことによる楽しみもしっかり持っています。なんならこっちも本編。

純粋に1つの物語としてかなり完成度が高いです。428同様の群像劇感も良く、登場するキャラクターたちも皆キャラが立っています。
自分が一番好きなのはやはり興家でしょうか?皆好きになれるキャラだったと思います。悪役さえも。

次に条件Y。基本的にはノベルゲームでありながら、ある程度こっちで操作してゲームを進める部分もしっかり持っています。また、演出が非常に上手いです。
既プレイヤーの方々はご存知だと思いますが、特に序盤の、こっちが思い通りにゲームに遊ばれているような流れが楽しいですよね。

そして条件Z。ここが特にすごい部分だと思っていて、非常に面白いシナリオにも関わらず10時間ちょっとでクリアすることが可能です。まあいくつか進行方法で詰んでプレイ時間が伸びそうなパートもありますが。
条件Yで書いた面白さがここにも活きています。基本的に序盤は導入、設定の流し読みになりがちなノベルパートにおいて、極端にノベルパート以外のゲーム性を持っているわけではないにも関わらず、序盤から先が読めないワクワクする展開をやってくれます。

序盤から展開の早さと演出の良さで楽しませてくれて、中盤はキャラと設定が出揃ってきて王道に楽しむことが出来、終盤、そして結末でもしっかりこれまでの話の集大成を描ききれています。

正直自分の好みの問題以外でケチを付けるところがほとんど見当たりません。そもそも自分の好みにも(ちょっと短かった以外は大体)合ってるんですが。
強いて言うなら終盤の謎解きが人によっては結構大変なあたりでしょうか?
自分は一切気にしてなかったので今更気付きましたが一応CVがないのも欠点でしょうか。無かったからこその出来な気もしますが。


最後に

以上の通り、

「初心者に勧めるべきノベルゲーム/ADVとは→パラノマサイト」


でした。
最初に答え書いてるので一切この9000文字くらい読む必要が無かったのですが、ここまでちゃんと読んでくれた方はありがとうございます。
ここで挙げたゲームはどれも非常に良い作品ばかりなので、次に遊ぶゲームの参考にでもしてくれると嬉しいです。
「有名作品ばっかだから全部やっとるわ!!!」って人も多そうですが……

知名度などはあまり考慮していませんが、そもそもが狭めな界隈なのでよっぽど良い作品はだいたい勝手に広まって行くため、有名作が殆どになってしますね。
結局メジャーになる作品ってなんらかの大きな強みがあるので。

個人的に好きなマイナーどころの紹介とかは、やるとしたら他の記事でやってみようと思います。
他にも「これもお勧めにアリじゃね?」みたいなのがあったら是非コメントで教えて下さい。

ありがとうございました。





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