【入社エントリ】執行役員を辞めて、noteの EMに。
はじめに
6月からエンジニアリングマネージャー(EM)としてnoteにジョインしました。
これまでのキャリア、振り返れば色々な現場を渡り歩いてきましたが、今回は「創作のプラットフォーム」に身を投じることにしました。
前職もIT企業であり、執行役員まで経験させていただき、居心地も非常に良かったのですが、今回「転職」という選択をしました。
「なぜまたnoteなの?」「執行役員にまでなったのに辞めるの?」と聞かれることも多いので、なぜこの場所に惹かれ、あえてここを選んだのか。入ってみてどうかを書いていこうと思います。
入社理由
元々noteの「ファン」
元々、8年くらい前からのnoteのユーザーです。仮想通貨系の記事を書き散らしたり、他人の深い考察を読み漁ったり。 単純にサービスとして好きでした。
noteって、ただのブログとかじゃなくて「表現者のためのインフラ」だと思っています。ユーザーとして長年触れてきたからこそ、この思想の深さを肌感覚で理解しているつもりです。(イキってたらすみませんw)
エンジニアの需要が変わってきた
エンジニアのキャリアは、これまで自社開発(SaaSなど)、SES、受託開発がメインの選択肢だったと思います。でも、正直なところ、どのモデルも今はかなり「過酷」なフェーズにあると思っています。
自社開発(SaaS): 巷では「SaaS is Dead」なんて言葉も聞こえます。便利なツールをサブスクで売るだけでは勝てない。市場は飽和状態で、機能追加だけでユーザーの心は掴めなくなっています。
SES:内製化がどんどん進んでおり、需要が減ってきている。また、単なる人月商売はリスクが大きくなってきた。これからは「圧倒的な生産性を発揮できる"シニア"エンジニア」しか生き残れなさそう。
受託開発:小規模案件はAIが全部持っていく時代です。工数が圧縮される中で、従来通りの「案件獲得→実装」のサイクルを回し続けるのは、苦しくなってきそう。
そんな中で、「どこでエンジニアリングをするのが面白いのか?」、「安心して会社に所属して働けるか?」と考えたとき、浮かんできたのがnoteでした。
ビジネスモデルが強い
noteが強い理由は、ビジネスモデルの「マルチサイドプラットフォーム」として完成されているからだと思っています。
アレックス・オスターワルダーが提唱するこのモデルは、「互いに依存し合う2つ以上の異なる顧客グループ(noteでいう”クリエイター”と”読者”)をプラットフォームが結びつけることで、相互に価値を高め合う」仕組みです。
クリエイターが創作し、読者がそれを支える。
広告に依存せず、プラットフォームとクリエイター、読者が同じ方向を向いている。
これこそが、今の「SaaSもキツい」時代において、生存戦略として優れていると思っています。ツールを売るのではなく、創作のエコシステムを支えるインフラとしての立ち位置が強いし、魅力的!!
MVVが良い
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションは、めちゃくちゃ良いです。わかりやすいし、直感的に惹かれました。
入社して2週間、正直どうか?
今のところ、めちゃ良いです。(どシンプル)
IT・AI活用の密度が異常: エンジニアがAIを使うのは当然として、ビジネス職や編集部までが息を吸うようにAIを使っています。効率化のレベルが一段高いです。
経営陣のITリテラシーがえぐい: 経営層と技術の話をしていて、技術負債やモダンな構成の良し悪しが秒で通じる。エンジニアとして、これほどストレスがない環境は珍しいと思います。
能動的に働ける: 自ら課題を見つけて、提案して解決していく。さらにAIで仕組み化も並行して考えていく。めちゃくちゃ居心地がいいです。
事業の幅の広げ方のセンスが良い: Google、KADOKAWAとかの業務提携はあちぃです。Talesの取り組みも面白いと思います。
働き方や福利厚生: 良いです。詳細はこちらを見てください(笑)。
今後の抱負
EMとして、まだいろいろと模索していますが、noteの街作りにいち早く貢献できたらなと。
参考
ビジネスモデル絡みの話は、この本を参考にしています。
