ルックバック(2026)|丁寧な仕事|すげぇわ…
是枝裕和版のルックバックを観ました。
原作も読んで、アニメ版は5回ぐらいみて、それで実写版みました。
すげぇや、もともとスリムな原作でアニメ映画版の時も1700円公開してたぐらい短編なんですが、尺を伸ばしたのに冗長になってない。
ベネチアで最優秀の金獅子賞取りそこねましたっていうから、嫌な予感もしてたんですが、丁寧な縫製の服みたいな映画です。てか、小さい賞とってもニュースにならないのは是枝裕和の名前がビッグすぎるからよねぇ…
丹念に主人公も相手方も描くし、何に主人公たちがこだわっていたのか、どうして関係が壊れてしまったようにみえるのか、でもそれでも描くことを続けつづけるとは何か?を時間をかけて描いているのであっという間でした。
丁寧過ぎて勢いがなくなったとも見えるけど関係構築と流れ行く雰囲気に時間かけたんだな…って理解しました。
なんで彼女は関係を壊すような事を言ったのか、それがちゃんと二人の未来を考えてそういってたのか…ってなりました。今回はネタバレはしないのです。
ちょっと肝心のポイントになる四コマ漫画が見づらかったのはあるけど…
あと音楽が壮大すぎた感じがする。あれはアニメ版のharuka nakamuraのほうが好きです。
それ以外は原作より丁寧でいい映画なんだなぁ…って。なりました。
ちゃんとなきました…
そりゃ賞とるわ…これが無冠はないわ…箱の中の羊で迷走したから心配したけど是枝裕和の本領発揮ってこういう感じです。
なにかをつくってるひととか、かけがえのない友情のあるひとならオススメです。
ぜひ劇場でみてください。

追記。
出会いのシーンが面白い。原作漫画だとサンダル。アニメ版だと素足。実写版だとスリッパ。ここをみてるとにやにやしちゃったよ。
