なみのおと #シロクマ文芸部
なみのおとが、
よるのすなを しずかにさらう。
きみのなまえを こころでよべば、
こたえはなくても かぜだけが やさしくふりむく。
あえないひびは さびしさを よせてはかえし、
それでも おもいだけは さらわれず、
なみまに ちいさく ひかりつづける。
なくしたものばかり かぞえていた このむねは、
きみをおもうたび すこしだけ あしたをしんじてしまう。
きこえたのだ、きみをよぶ なみのおとが。
なみのおとが、
よるのすなを しずかにさらう。
きみのなまえを こころでよべば、
こたえはなくても かぜだけが やさしくふりむく。
あえないひびは さびしさを よせてはかえし、
それでも おもいだけは さらわれず、
なみまに ちいさく ひかりつづける。
なくしたものばかり かぞえていた このむねは、
きみをおもうたび すこしだけ あしたをしんじてしまう。
きこえたのだ、きみをよぶ なみのおとが。