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【働く#1】建築から看護へ。迷い続けた30代の私が選んだこと


こんにちは、ナツです。
いつもスキやフォローありがとうございます!

はじめに

「私、このままここに居続けていいのかな」
夜勤明けの重い体を引きずりながら、
あるいは、ようやく寝かしつけた子供の寝顔を横目にスマホを眺めながら。
そんな問いを、何度も自分に投げかけていませんか。

私は、大学で建築を学び、
一度は建築の世界で社会人を経験した後、看護師になりました。

11年という歳月を命の現場で過ごし、
今は一人の母としての役割も担っています。

客観的に見れば「積み上げてきたキャリア」があるはずなのに、
なぜか足元がふわふわと浮いているような、
出口のない迷路に迷い込んだような感覚。

でも、気づいたんです。

迷っているのは、私が停滞しているからじゃない。
今の場所が、今の私にとって「狭くなった」という、
大切な成長のサインなんだと。

この記事は、建築から看護へと歩み、
11年目の節目に「自分を生き直そう」ともがく私の実体験をベースに書きました。
もしあなたが今、キャリアの迷子になっているのなら。

私と一緒に、新しい地図を描き始めてみませんか?


第1章:なぜ30代の私たちは、急に「足元が揺らぐ」のか?


20代の頃の私たちは、もっとシンプルだった気がします。
目の前の仕事を覚えるのに必死で、
週末に友達と飲むビールが美味しくて、
新しい服を買えばそれだけで明日が楽しみで。

キャリアなんていつか自然に積み上がっていくものだと思っていたし、
30代になればもっと大人で、
迷いのない自分になれると信じて疑いませんでした。

けれど、いざその年齢に足を踏み入れてみると、どうでしょう。
仕事には慣れ、周囲からは「中堅」として頼りにされる。
順調そのものに見える毎日。
それなのに、ふとした瞬間に心に冷たい風が吹き抜けることがあります。


「私、このままこの場所に居続けていいのかな」
「これが、私が本当にやりたかったことなんだっけ?」

朝、アラームの音で無理やり体を起こし、鏡の前でメイクをしながら、
理由のない虚しさに襲われる。

昨日と同じ電車に乗り、昨日と同じようなタスクをこなし、
昨日と同じような顔をして帰路につく。
職場が遠いことも、仕事の重みも、
今の私には少しずつ無視できないノイズになっていました。
その繰り返しの先に、納得できる未来が見えない。
そんな気がしてしまうのです。

「リアル」と「理想」の狭間で

30代になると、自分の中に「複数の顔」があることに気づき始めます。
私には、いくつかのアカウントがあります。
リアルな体験談を綴る自分もいれば、
心の奥底にある物語や創作の世界を大切にしたい自分もいる。

でもそれは、私だけじゃなくて、きっと多くの人が持っている感覚ではないでしょうか。

「アカウントを分けたい」という迷いは、
単なる整理整頓の話ではありません。
それは、人生において「どの自分を主役にして生きていくか」という、
切実な問いかけなのだと思います。

社会から求められる「私」を演じ続けることに疲れ、
一方で、自分の中に眠る「創作の火」を消したくないと願う。
その板挟みこそが、30代のキャリアにおける「足元の揺らぎ」の正体なのかもしれません。


「借り物の目標」が期限切れになった

私たちがこれまで追いかけてきた目標は、
実は自分のものではなかったのかもしれない。

「有名な企業に入ること」
「30歳までに人並みの幸せを手にすること」。
社会が作り上げた「幸せのパッケージ」を、自分の望みだと思い込んで走ってきました。

30代は、その「借り物の目標」の有効期限が切れる時期です。
ある程度のゴールに辿り着いたからこそ、
「あれ? 欲しかったはずの景色が、思っていたより綺麗じゃない」と気づいてしまう。
それは、あなたが怠慢だからでも、感謝が足りないからでもありません。

自分のリアルな体験を糧にしながら、
創作という新しい地平に手を伸ばそうとする。
それは、誰かが決めた正解を卒業して、
自分だけの地図を描き始めようとする、健全な違和感の始まりなのです。

「何者かにならなければ」という呪縛

さらに、現代の30代を苦しめるのが「比較」のループです。

SNSを開けば、自由に働く同世代や、華やかなライフスタイルが目に入り、
今の自分を「停滞している」と誤解してしまいがちです。
でも、忘れないでほしいのです。

リアルな体験を言葉にし、
自分の内側にある物語を形にしようともがいている今のあなたは、
決して止まっているわけではありません。

30代で足元が揺らぐのは、あなたが真剣に「自分の人生」を、多面的な自分として生きようとしている証拠なのだから。

長くなってしまったので中編に続きます。



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