無料の資格・検定って意味がある?1000個以上取得して思うこと
「無料で取れる資格って、意味があるんですか?」
資格や検定をたくさん受けていると、そんな疑問を持つ方もいると思います。
無料と聞くと、
「簡単なのでは?」
「履歴書には書けないのでは?」
「結局、価値がないのでは?」
そんな印象を持つ人もいるかもしれません。
私はこれまで、国家資格や民間資格、検定、ご当地検定など、さまざまな資格・検定に挑戦してきました。
その中には、有料のものもあれば、無料で挑戦できるものもあります。
そして今の私は、無料の資格・検定にも十分な価値があると思っています。
ただし、
「無料だから何でもいい」
と思っているわけではありません。
今回は、資格コレクターとしてたくさんの資格・検定に触れてきた立場から、無料資格について考えてみます。
「無料」と「価値がない」は同じではない
資格の価値を考えるとき、つい受験料に目が向きます。
受験料が高い資格は価値が高い。
無料の資格は価値が低い。
でも、本当にそうでしょうか。
たとえば、無料で公開されている教材を読んで、
今まで知らなかった知識を得た。
その知識を確認するために試験を受けた。
そして合格した。
そこには少なくとも、
「知らなかったことを知った」
という価値があります。
私にとって資格は、最近ますます「知識への入口」という意味が大きくなっています。
そう考えると、入口が無料か有料かは、それほど重要ではありません。
その先で何を学べたのか。
そこを見る方が大切だと思っています。
無料だからこそ入れる世界がある
無料資格の大きな魅力は、
最初の一歩を踏み出しやすいこと
です。
興味はある。
でも、お金を払って本格的に勉強するほどなのかは分からない。
そんな分野は誰にでもあると思います。
そこで無料の検定があれば、
「ちょっとやってみようかな」
と挑戦できます。
実際に勉強してみて、
面白ければさらに深く学べばいい。
自分には合わないと思えば、そこで終わってもいい。
私はこの気軽さが、とても大切だと思っています。
前回の記事で、
資格を取る「なぜ」は、最初から決まっていなくてもいい
と書きました。
無料資格は、まさにその考え方と相性がいい。
「なぜ学ぶのか」はまだ分からない。
でも、なんとなく面白そう。
それなら、とりあえず扉を開けてみる。
無料資格は、そんな学び方を可能にしてくれます。
私が無料資格を探す理由
私は資格コレクターなので、当然たくさんの資格に挑戦したいと思っています。
しかし、資格をたくさん受ければ、当然ながら受験料も積み重なります。
1回数千円でも、10個なら数万円。
100個となれば、かなりの金額になります。
だから私は、無料で挑戦できる資格・検定も積極的に探しています。
ただ、理由は費用だけではありません。
無料資格を探していると、ときどき、
「こんな分野にも検定があるのか!」
というものに出会います。
それが面白いのです。
資格を探すこと自体が、私にとっては新しい世界を探すことになっています。
無料資格にもいろいろある
もちろん、「無料資格」というだけで一括りにはできません。
しっかり勉強しなければ合格できないものもあります。
教材を学習したうえで試験を受けるもの。
企業や団体が啓発活動の一環として実施しているもの。
オンライン上で気軽に挑戦できる検定。
合格証や認定証が発行されるもの。
逆に、
ほとんど知識確認だけのものもあります。
つまり、
無料だから簡単とも限らないし、無料だから価値があるとも限らない。
一つ一つ中身を見る必要があります。
これは有料資格でも同じだと思います。
「履歴書に書けるか」だけが資格の価値ではない
資格の話になると、
「それは履歴書に書けますか?」
という基準で語られることがあります。
もちろん、就職や転職が目的なら重要です。
でも私は、すべての資格を履歴書のために取っているわけではありません。
趣味で取る資格。
知識を得るための資格。
面白そうだから挑戦する検定。
旅行先について知るためのご当地検定。
こうしたものまで、
「就職に役立つか」
だけで判断する必要はないと思います。
本を一冊読んだときに、
「この本は履歴書に書けないから意味がない」
とは普通考えません。
資格や検定も、学びという意味では似たところがあります。
履歴書には残らなくても、自分の中には知識が残る。
それも十分な価値ではないでしょうか。
ただし「無料」だからこそ確認したいこともある
一方で、無料資格なら何でも安心というわけでもありません。
私は新しい資格・検定を見つけたとき、
運営しているのはどんな団体なのか。
何を目的とした資格なのか。
無料なのは試験だけなのか。
合格証の発行に費用が必要なのか。
後から有料講座などへの強い勧誘がないか。
個人情報を必要以上に求められないか。
といったところも確認するようにしています。
「無料」という言葉だけで飛びつかず、
誰が、何のために実施しているものなのかを見る。
これは大切だと思います。
無料資格を探していると、本当にいろいろなものがあります。
だからこそ、選ぶ目も必要です。
有料資格と無料資格は、敵同士ではない
私は無料資格が好きですが、
「無料資格の方が有料資格より優れている」
と言いたいわけではありません。
むしろ、それぞれ役割が違うと思っています。
専門知識を体系的に学びたいなら、有料資格が向いていることがあります。
社会的に評価される資格が必要なら、当然その資格に挑戦するべきです。
一方、
「この分野を少し知ってみたい」
という段階なら、無料資格は素晴らしい入口になります。
無料資格で興味を持って、
もっと学びたくなったら本を読む。
さらに深めたくなったら、有料資格に挑戦する。
そんな流れもあっていい。
私は、
無料か有料かではなく、自分の現在地に合っているか
で選べばいいと思っています。
1000個以上取って、資格の見方が変わった
資格を集め始めた頃の私は、
「資格を一つ増やしたい」
という気持ちが強かったと思います。
だから、無料で取得できれば、
「一つ増えた!」
という喜びもありました。
もちろん今でもあります(笑)。
でも今は、それだけではありません。
一つの資格に挑戦して、
何か一つでも知らなかったことを知る。
それが楽しくなりました。
以前から書いている言葉があります。
20代は、資格が欲しかった。
今は、知識が欲しい。
そう考えるようになった今、
無料資格の見方も変わりました。
「無料で資格が一個増えるもの」ではなく、
「無料で新しい世界をのぞけるもの」
になっています。
無料だからこそ、まずやってみる
興味がある分野を見つけた。
無料で受けられる検定がある。
危険なものでも怪しいものでもなさそう。
それなら私は、
「まずやってみてもいいのでは?」
と思います。
合格すること以上に、
その過程で何か一つでも新しいことを知ることができれば、それで十分です。
資格を取った結果、
もっと興味を持つかもしれない。
別のことにつながるかもしれない。
あるいは、
「これは自分には合わなかった」
と分かるかもしれない。
それも一つの学びです。
無料だから価値がない。
有料だから価値がある。
私はそんな単純なものではないと思っています。
資格の価値は、値段ではなく、その資格を通じて自分が何を得たか。
これからも私は、有料・無料を問わず、
「これは面白そう」
と思った資格や検定に挑戦していきます。
そして、良い無料資格・検定を見つけたら、「資格コレクター田中実の挑戦」でも紹介していきたいと思います。
まだ知らないことは、たくさんあります。
だから資格集めは、まだまだ終わりそうにありません。
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皆さんは、
無料で資格や検定を受けたことがありますか?
「これは面白かった!」
「こんな無料検定があるよ!」
というものがあれば、ぜひ教えてください。
私がまだ知らない資格なら、実際に挑戦するかもしれません。
資格コレクター田中実の挑戦は、まだまだ続きます。
