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忙しい社会人でも続く「毎日勉強ルーティン」の作り方

ひと昔前に「レコーディング・ダイエット」というものが流行ったことがありました。毎日食べたものと体重を記録しておいて、食生活などを客観視するという手法でした。わたしは病気で入院した時に、お世話になった女性看護師にアプリでつけることを勧められて以来、数年間欠かさず体重と体脂肪を記録しています。食べたものは書いてないですけど。

退院した後に体重が激減していたので、特に痩せる目的でもなく、健康維持のため…という程度で淡々とスマホアプリに打ち込み続けました。で、減り過ぎた体重は、この数年間で2キロ程度しか増えていませんでした。見た目は加齢もあって、太ったように見えているのかもしれませんが…

体重は寝起きに必ず量って、夜寝る前には、その日の出来事や行った場所などを簡潔に記録したり、体調で気になることを書いておいたりするという、立派なルーティンが数年間も続いていました。他にもストレッチとか筋トレとか、勉強関係とかいろいろあるなあと気が付いて。若い頃には何をやっても続かなかったのに、どうして今は続くのかを考えてみました。

考えてみるまでもありませんでした。結論から言えば…

――手に入れた日常を失うのが怖かったから。

それだけだと思います。

毎日続けてきたことを、きょうこの日にたまたま止めてしまったら、自分のこの先の人生に何かよくないことが起きたりしないよね…的な。得も言われぬ恐怖感があるのかもしれぬ。別に大した手間でもないし。だったら普通に続ければいいよね。考えるのも疲れる…

心の中から引用しました

実はこの「心の引用部分」には、「毎日勉強ルーティン」を作り出すためのヒントが複数隠れているんですよね。

【1】「毎日続けてきた」
【2】「恐怖感」
【3】「手間でもない」
【4】「考えるのも疲れる」

【1】一番上の「毎日続けてきた」から考えます。もしこれが「2~3日に1回」とかなら、どうでしょうか。脳はきっとこう考えます。「まあ、今日はいいや」「明日やればいいでしょ」と。今日やらないことに対して、罪悪感が生まれません。罪悪感がなければ、ルーティンはあえなく終了です。

【2】次に「恐怖感」です。なんか良くないことが起きると嫌だな。言語化できないけど、直感でそう思うんだよな。人間はこういう感覚に支配されて生きているものです。恐怖感は生存本能でもあるので、本能的に回避する方向へと向かいます。この場合、ルーティンを続ければいいだけですし。

【3】さらに「手間でもない」わけです。こなすのが大変なルーティンだと、時間がなかったり、どうしても疲れていたり、他にやることがあったりすると後回しにしてしまって、結局やらずに寝てしまったりもします。だからこそ、大した手間でもないことが意外と重要だったりもするのです。

【4】最後に「考えるのも疲れる」。脳はサボり癖があるという話は、結構もう有名だったりしますよね。ルーティンは、脳のサボり癖のために存在するようなものです。考えずに同じことを繰り返すなんて、脳にとってはラクで仕方ありません。続けるに越したことはないのですよ、本来なら。

ルーテインは「始めて」「続けば」それでいい

と、いうことは。

何年も続けているルーティンがある人は凄い!とか思うかもしれませんが、実は「始めてしまえば」「ある程度続いてしまえば」こっちのもので、そんなに大変でもないのかもしれない…そう思えてきませんか。

大事なのは多分3つだけ。

【5】始めるきっかけ・理由
【6】1日数分で少量
【7】アプリ記録して毎日「目視」

私の場合ですが、実は英単語の勉強を2年弱くらい続けています。理由は、数年後に大学院を受験したいと考えていて、大学受験期に英語があまり得意ではなかったこともあって、「なんか今がやり直す最後のチャンスかな」と思えたからでした。これは【5】の始める理由ですね。

でもそう思ったところで、なかなか日々忙しいなかで英語の勉強を突然始めることが出来ないものですよね。そこで【5】の始めるきっかけを無理やりつくることにしました。

紙の手帳などに毎月1日に「今月やりたいこと」を書くようにしたんですね。毎日続けたいことと、休みの日などを使って今月中に終わらせたいことを書いておきます。そして月末31日に確認して、達成できなかったものを来月どうするか考えておいて、翌日1日にまた「今月やりたいこと」を書く。そういうルーティンをつくりました。

これは別に給料日でもいいし、月誕生日(6月29日生まれの人なら、毎月29日)とかでもいいと思います。必ず自分に強制的なスイッチが入る日がいいと思います。まあでも、気分が変わる毎月1日はオススメですね。

これで【5】を満たしました。ここに「毎日英単語をやる」と書いたわけです。「覚える」ではありません。「やる」です(笑)。やるって何かといえば、特に覚えようとかと気合いを入れないということです。

1日に「やる」英単語の数(ページ数)も少なめにしました。だいたい最初は10分くらいで終わる分量です。だから最後まで終わるには(1周目は)ものすごく時間がかかります。それでいいんです。イライラするくらいなら分量を増やすのもありです。とにかく負担なく毎日できれば、これで【6】も満たすことができるわけです。1日数分で少量がポイントなのです。

そして(私の場合は寝る前に)アプリにやった分量を記録します。これで【7】も満たします。これを毎日記録していると、ある日突然やめようとか、記入しないとかいうのが「気持ち悪いなあ」と思うようになります。人間の心理って、面白いですよね。こうなれば勝ったも同然です。

調子に乗って、他のことも勉強しようとか、筋トレしてランニングもしようとか、いろいろルーティンを増やしていきたくなります。だんだんルーティンにハマる自分に気持ちよくなっていく瞬間までいけば、もう心配はありません。

さすがに増やせるルーティンの限界はあります。それがどれくらいかを覚えていれば、今後も自分のルーティンをコントロールすることが出来るはず。こういうのは、歳をとればとるほど、上手くなっていくんじゃないかなという気もするんですよね。


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進藤レイ この記事が少しでもお役に立てれば幸いです 気に入っていただけたようでしら、チップで応援していただけるとめっちゃ嬉しいです~