キラキラ箱から生まれた ぐうたら桃太郎?あれれ?優しいぞ 鬼ヶ島のひみつ
むかしむかしね、ある静かな山の中に、優しいおじいさんとおばあさんが住んでいました。
毎日、おじいさんは山へお仕事に、おばあさんはキレイな川へお洗濯に出かける、そんなのんびりした日々だったんだ。
ある日のこと、おばあさんが川でお洗濯をしているとね、なんと川上からピカピカ光る赤い箱が、どんぶらこっこと流れてきたんだって!😲
箱はちょっぴり古そうだけど、すっごく素敵な模様が入った、とっても不思議な箱だったんだ。
おばあさんはびっくりして、その箱をお家に持って帰りました。
夕方、おじいさんが帰ってきて、二人でドキドキしながら箱を開けてみると…
わぁ!✨ なんと、元気な男の子の赤ちゃんが出てきたんです!👶
二人は「これは神様からのプレゼントだ!」って、もう大喜び!😭
その子を大切に育てることにしました。
箱に桃みたいな模様があったから、その子は桃太郎って名付けられたんだって。
桃太郎はね、ご飯をモリモリ食べて、すくすく大きくなりました。
でもね、ちょっと変わってたんです。
力が強いのはいいんだけど…なんと、寝てばかりいる怠け者になっちゃったんだ!😂

おじいさんやおばあさんが「畑仕事手伝ってくれないかい?」ってお願いしても、「あ〜、眠たいなぁ…」って、すぐにお昼寝しちゃうんだから困っちゃうよね。
そんなある日、桃太郎がいつものように縁側でウトウトしていたら、彼が入っていた赤い箱が、かすかにキラキラ光り出したんです!✨
そして、箱の中から声が聞こえてきたんだ!
それは、遠い海の向こうにある鬼ヶ島に、悲しんでいるお姫様がとらえられているから、どうか助けに行ってほしいっていう、切ないお願いでした。
箱の声は、桃太郎がお姫様を助けることができる、特別な子なんだって言うんです。
怠け者の桃太郎は「えぇ〜、面倒くさいなぁ…」って、全然乗り気じゃなかったんだけど、箱の声があんまりにも真剣だったから、仕方なく重い腰を上げたんです。
おばあさんは桃太郎のために、心を込めて作った美味しいごはん…じゃなくて、山の幸をたっぷり使った愛情たっぷりのお弁当を持たせてくれました。
さて、いよいよ旅に出発!桃太郎は歩くのも億劫みたいで、すぐに道端で休憩しようとするんです。
最初のうちは一人旅だったんだけど、やがて、ちょっぴり変わった仲間たちに出会うことになるんだ。
まず出会ったのは、道の真ん中にドスーンと座り込んで、全然動かない石臼でした。
桃太郎が「うわっ、邪魔だなあ、どいてくれない?」って言うと、石臼はゴロゴロ…って音を立てて、「ワシは昔からここにいるんじゃ、動くわけがない。だがな、もしお前さんがワシを動かす力があるなら、一緒に行ってやってもいいぞ」って答えたんだ。
力持ちだけが取り柄の桃太郎は、ヤレヤレって感じで、イヤイヤながらも必死の力で石臼を少しだけ動かしました。
すると石臼は「よし、ついて行こう」って言って、ゴロゴロと転がりながら仲間になったんです!🎉
石臼は歩くのは遅いけど、不思議なことに周りのことをよーく見ていて、桃太郎に正しい道を教えてくれる、かしこいナビゲーター(知恵の石臼)になったんだ。
次に、甘い花の蜜を探していた、ちっちゃくて働き者の蜂の大群に出会いました。
桃太郎がまたサボろうとすると、蜂たちは「ブーン!ブーン!」って飛んできて、桃太郎の周りをブンブン飛び回ってね、「ぐずぐずしてるな!早く行け!」って、もう容赦なく急かすんだ!😤
桃太郎はうるさくて追い払おうとしたけど、蜂たちは全然諦めない!
ついに根負けした桃太郎が歩き出すと、蜂たちは「やったね!」って感じで、満足そうに桃太郎の後ろをついて行ったんだ。
蜂たちは体が小さいから、遠くまで偵察に行くのが得意!
敵の動きを察知する頼れる見張り番(斥候の蜂)になってくれたんです。
こうして、怠け者の桃太郎は、かしこい石臼ナビと、せっかちな蜂の見張り番に急かされ、導かれながら、海を渡って鬼ヶ島へと向かいました。
「やっと鬼ヶ島だ!」🚢って見えてきた島は、あれ?想像していたような恐ろしい場所じゃありませんでした。
そこは、緑がいっぱいで、とっても美しい島だったんです!🏝️
島に着いてみると、鬼たちがいました。
でもね、彼らは角は生えていたけど、全然怖そうな顔じゃなくて、静かに畑を耕したり、楽しそうに歌を歌ったりしている、とっても心優しい鬼さんたちだったんだ。
桃太郎が「大変だ!お姫様を返せ!」って叫ぶと、鬼さんたちは「ん?何のこと?」って、キョトンとした顔をしました。
鬼さんたちの話を聞いてみるとね、お姫様は海の向こうの国で傷ついて、一人ぼっちでさまよっていたんだって。
それを見つけた鬼さんたちが、自分たちの島で大切に保護して、優しく看病してくれていたんだと言います。
鬼さんたちは、お姫様が故郷を思い出して悲しんでいるのを心配していたんです。
桃太郎は「え?どういうこと?」って戸惑いました。
おばあさんから聞いた鬼は悪いやつで、宝物を盗むって聞いてたのに、目の前の鬼さんたちは全然違ったからです。
かしこい石臼ナビは、静かにその様子をじーっと見ていてる。
蜂の見張り番たちは、周りをブンブン飛んで「危険はないよ!」って教えてくれたんです。
そこで桃太郎は、鬼さんと戦うのをやめて、鬼さんたちや、お姫様、そしてあの赤い箱の声から聞いたお話について、みんなで話し合うことにしました。
鬼さんたちは「お姫様が無事に故郷に帰れるなら、こんなに嬉しいことはない!」って、喜んでお姫様を桃太郎に託してくれました。
お姫様も鬼さんたちに「本当にありがとう!」って、別れを惜しんでいました。
桃太郎はね、宝物はこれっぽっちも持って帰らず、お姫様と一緒に故郷へ帰りました。
おじいさんとおばあさんは、桃太郎とお姫様が無事に帰ってきたのを見て、もう、それはそれは大喜びしました!😭✨
旅を終えて、桃太郎は完全に怠け者じゃなくなったかというと…うーん、相変わらずすぐにウトウトしちゃう癖は治らなかったみたい😅。
でもね、彼は鬼は必ずしも悪いやつじゃないってこと、そして見た目やウワサだけで物事を決めつけちゃいけないってことを、この旅で学んだんだ。
それは、宝物よりもずっとずっと大切な学びだったんだよ。
そして、桃太郎の部屋には、あの赤い箱が静かに、でもキラキラと光を放ち続けているのでした✨。
おしまい!🎉
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