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devaagni2000
雪和尚【毎週ショートショートnote】
雪和尚。夢の中でその人はそう呼ばれていた。その人は境内に続く道を箒で掃除をしていた。お寺は駅に向かう途中にある雑木林の場所によく似ていた。ご飯できたわよと母親が声をかけてきた。わかったと僕は返事をした。駅に向かう途中の雑木林って昔お寺か何かあった?と僕は母に尋ねた。私も小さいころからこの辺に住んでるけど、あの雑木林は昔から雑木林だったわよと母が答えた。食事が終わり、会社に行くことを母に伝えた。初雪が降るかもっていう予報もあるから暖かくして行ってねと母が言った。僕は家を出た。夢に出てきたお寺があった雑木林の前を通ったとき、風がびゅうっと吹いてきて、僕は立ち止まって雑木林の奥を見つめた。夢のことが思い出された。「雪和尚……」僕は小さな声でつぶやいた。すると周りの景色が変わり、夢に出てきたお寺があらわれた。僕はお寺の敷地に足を踏み入れようとすると、元の世界に戻ってしまった。気がつくと、ひとかけの雪が肩に乗っていた。
(410字)
たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。
※ネタがまるっきり思いつかないのです。
*この記事は、以下の企画に参加しております。
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