やる気は絞り出さなくていい?ある観点から見た動き方
こんにちは。
心理学で"心のクセ"を整える「なに」です。
このnoteでは、心がふっと軽くなる、心の整え方のヒントをお届けしています。
「私って、本当にやる気がないなぁ」
やらなきゃいけないことを前にして、体が動かない自分に、そんな言葉を投げつけてしまうこと、ありませんか?
周りの人は、ちゃんとやっているように見える。
それなのに私は…と比べては、また少し落ち込む。
私も、そんなことはしょっちゅうでした。
でも今日は、その考え方を、いったん横に置いてみたいのです。
やる気が出ないのは、意志が弱いからではありません。
もう少し言うと、そもそも人は、意志の力だけで動いているわけではない、という話を、行動経済学の観点からお伝えしようと思います。
人がやるかやらないかは、本人の気合いよりも、その行動までの「面倒くささ」で決まるのだとか。
ほんの少しの手間が、大きなブレーキになる。
逆に、その手間がなくなるだけで、人はスルッと動けてしまう。
どういうことかと言うと、例えば、こんな覚えはないですか?
お菓子が目の届かない棚の奥にしまってあると、食べる回数が自然と減る。
スマホを別の部屋に置いておくと、なんとなく触る時間が減っていく。
意志を強くしたわけではないですよね。
ただ、行動までの距離が、ちょっと変わっただけ。
私たちは、自分の行動を、全部自分で選んでいるつもりでいますが、実際には、周りの小さな条件に結構左右されていたりするんですよね。
目に入る場所にあるか、ひと手間かかるか、すぐ手が届くか。
そういう、心とは関係のなさそうな部分が、動けるかどうかを静かに決めている。
これを知っておくだけで、少し気がラクになりませんか?
だって、動けない日があっても、それは心が壊れているわけではなくて、たまたま手間のほうが勝っていただけ、ということかもしれないのですから。
私たちはつい、動けない原因を「心の弱さ」に求めてしまいます。
でも本当の原因は、心ではなく、その手前にある小さなハードルの方、てこともあり得るのです。
だとしたら、気持ちじゃなくて、環境の方を変えてみるのも手ですよね?
やる気を奮い立たせるのではなく、動き出しまでの手間をこっそり減らしておく。
やることを一つ減らすのではなく、始めるまでの一手間を減らす、という感じです。
例えば、朝すぐに、少し体を動かしたいなら、前の晩に着替えを枕元に置いておく。
本を読みたいなら、開いたままテーブルに伏せておく。
書き物をしたいなら、ノートを開いて、ペンを乗せておくだけ。
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、この「たったこれだけ」が、動けない自分を、そっと後押ししてくれることもあるんですよ。
未来の自分に、こっそりお膳立てをしておいてあげる感じですね。
もう一つ、逆のやり方もあります。
やめたいことの方は、あえて手間を増やしておくんです。
だらだら見てしまう動画のアプリを、少し奥のフォルダにしまう。
つい手が伸びるお菓子を、戸棚のいちばん上に置く。
ほんのひと手間挟むだけで、その行動は自然と減ったりしちゃうのです。
やる気で自分を縛るのではなく、流れの方をそっと組み替えていく感じですね。
やる気は、絞り出すものではなくて、動きやすい流れを整えてあげたら、あとからついてくることもある、てことです。
そして、それでも動けない日は、無理に自分を引きずり出さなくて大丈夫で、「今日は準備だけできた」で、もう十分なんです。
ペンを乗せておけた自分に、心の中で小さく拍手を送ってあげてください♪
そんな風に、「できた」に気持ちを向けて、小さなことでいいのでまずは行動することで、やる気も加速していくものですよ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 この記事が少しでも心に触れたら、スキやフォローをもらえるととても嬉しいです。
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