土浦邸の画家 🎨 目黒区立美術館「岡田謙三」展
建築やインテリアの写真を見ていて思うのは、欧米と比べて、日本は住宅の室内にいい感じで絵が飾られている事例が少ないんですよね。
思いつくのは阿部勤「中心のある家」と土浦亀城自邸ぐらいだろーか。
その土浦邸の踊り場にあったかっこいい大作が、岡田作だと綿貫さんに教えてもらい、ずっとアタマの片隅に。
なかなかまとまって見る機会がなかったのですが、よーやく回顧展が開かれたので行ってみました。
戦間期はパリに学び、戦後はニューヨークで活動したという経歴が興味深い。
なのでエコール・ド・パリと抽象表現主義をどちらも現場で体感したということになる。
他にもいるのかな?
といっても、パリ時代にワイワイ議論していたことは、あとになって振り返ると全て「抽象性」についての話だったと書いているので、その土壌があって戦後の仕事が花開いたのでしょーね。
東洋的な詩情を湛えたスタイルは「ユービニズム」と呼ばれたそーで、ポロックとも交流があったそーな。
でも抽象画のはずなのに、遠目に見ると琳派の屏風絵にしか見えない作品もあっておもしろかったです。笑
だからインテリアとしても活きるのかな。
近代日本における室内空間と絵画を結ぶキーマンなのかも。
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