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中高年の恋愛と性を描いた 60

ささやかな恋


洋一(65歳)は、定年退職して半年が経っていた。
10年前に離婚してから一人暮らしを続け、
毎日のルーティンとして欠かさなかったのが
朝のウォーキングだった。

自宅から近くのダムまで行き、1周して戻るコース 約7km。
雨が降らない限り、ほぼ毎日歩いていた。
冬の間は歩く人も少なく、静かなダム湖畔を独り占め
するような日々が続いたが、春が訪れると、木の芽と
共にウォーキングを楽しむ人々も少しずつ増えてきた。

そんなある春の朝、洋一はいつものようにダム湖畔を歩いていた。
2、3ヶ月ぶりに見かける、笑顔の素敵なおばあさんとすれ違った。

「お久しぶりですね! お変わりありませんでしたか?」
洋一が明るく声をかけると、女性は目を細めて嬉しそうに微笑んだ。
「まあ、お兄さん お久しぶり!
 本当に、お変わりなくてよかったわ。」
彼女は小柄で品の良い女性だった。
白髪をきれいにまとめ、シンプルなパーカーに細身のジーンズを姿。

笑うと目尻に深いシワが寄るが、それがとても優しく、
女性らしい魅力として残っていた。洋一は内心で思った。
(80は超えているだろう……82か83くらいかな。
 でも、なんて品の良いおばあさんなんだろう……)

名前は知らないが、ダムを歩いていると頻繁に顔を合わせる間柄で、
彼女はいつも洋一のことを「お兄さん」と呼んでいた。
二人は少し立ち話をした後、女性が少し照れくさそうに切り出した。

「今日は……お暇ですか?」
「はい、いつも暇ですよ(笑)。
 定年退職してからは、時間が余って仕方ないんです。」
女性は少し緊張した面持ちで続けた。

「もし、よかったら……色々頼みたい事があるんですが、
 日当はちゃんと払いますので、お願いできないかしら?」
洋一は慌てて手を振った。

「日当なんてとんでもないですよ。
 お手伝いできることなら喜んでしますよ。どんなことですか?」
「洗面所とリビングの蛍光灯がつかなくなってしまって……
 それと、整理箪笥の位置を変えたいの。
 重くて一人では動かせなくて……」

洋一はすぐに頷いた。
「わかりました。LEDに変えるのも簡単ですし、
 箪笥の移動も大丈夫ですよ。
 今日の午前中、空いてますか?」
「ええ、じゃー 先のコンビニに10時でいいでしょうか?」

こうして、その日の午前10時に待ち合わせし、一緒に女性の
自宅を訪れた。
家はダムから車で10分ほどの、静かな住宅街にあった。
古めだがきれいに手入れされた一軒家だった。
女性は、洗面所とリビングの照明を見せた。
洋一はすぐに状況を確認し、近くのホームセンターでLEDシーリングライトを
購入して戻ってきた。

作業はスムーズに進んだ。
照明の交換を終え、重い整理箪笥を女性の希望の位置へ移動させる。
作業が終わったのは、午後1時を少し回った頃だった。

彼女は、先程配達されたピザをテーブルに並べながら、
初めてきちんと自己紹介をした。
「改めて、洋一と申します。65歳です。
 昨年定年退職して、今はのんびり毎日を過ごしています。」
女性は柔らかい笑顔で頭を下げた。

「私は吉井真知子と申します。82歳です。
 7年前に主人を亡くして以来、一人暮らしをしています。
 ダムを歩くのが日課で、そこでお兄さんとは何度もお会いしていましたね。」

洋一は少し驚きながらも、微笑んだ。
「82歳……本当ですか? 75前後と思っていましたよ!」
とちょっとお世辞を言いながらコーラを流し込んだ。

真知子さんは照れくさそうに目を細めた。
「まあ、お上手ね。 ありがとう。
 お兄さんがいつも元気に歩いている姿を見て、私も励まされていたのよ。」

ピザを食べながら、二人は他愛ない話を続けた。
真知子さんの亡くなったご主人の話、洋一の離婚後の一人暮らし、
ダムを歩く楽しみ……。

食事が終わる頃、真知子さんは静かに言った。
「今日は本当にありがとう。
 また何か困ったことがあったら……連絡してもいいかしら?」
洋一は自然に微笑んで答えた。
「もちろん。いつでも呼んでください。
 真知子さんのお役に立てるなら嬉しいです。」

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その日の別れ際、洋一の胸に小さなざわめきが生まれていた。
(吉井真知子さん……俺より16歳も上だが 何ともいえない
 魅力がるな……)

一方、真知子さんも家の中で、
今日の洋一のことを静かに思い返していた。
(お兄さん……優しくて頼もしい方ね。 またお会いしたいわ……)
こうして、二人の静かで甘い関係が、
ゆっくりと始まろうとしていた。

その日の夜、洋一のスマホに真知子さんからメッセージが届いた。
【真知子】
 今日は本当にありがとうございました。
 洋一さんのおかげで家の中がずいぶん明るくなりました。
 また何か困ったことがあったら連絡してもいいですか?

洋一は微笑みながら返信した。
【洋一】
 もちろん大丈夫です。何でも言ってください。

それから、真知子さんからのメッセージは少しずつ頻度を増していった。
朝の「おはようございます」、ダムの天気のこと、
「今日はヨガの動画を見ました」など、些細な日常の報告。
洋一も自然に返信を続け、二人のやり取りは日を追うごとに
温かくなっていった。

そして2日後の水曜日。
真知子さんから正式なお礼の誘いが来た。

【真知子】
 もしお時間がありましたら、明日ランチをご一緒しませんか?
 私の感謝の気持ちを込めて、おいしいお店をご案内したい
 と思います。

洋一は迷わず了承した。
土曜日の11時半、洋一は真知子を迎えに行き
高速IC近くの落ち着いたイタリアンレストランで
ランチを食べた。

真知子さんは淡いピンクのブラウスに膝丈のスカートという上品な装いだった。
82歳とは思えない小柄で華奢な体型と、品の良い笑顔が
とても魅力的に見えた。
食事が終わり、近くの小高い公園へ
公園の緩やかな坂道を歩いていると、真知子さんが少し足元をふらついた。
洋一は自然に彼女の手を取り、支えてあげた。

「危ないですよ、真知子さん。
 ここ、少し急になっていますから。」
すると真知子さんは、洋一の手を握ったまま、
自分から指を絡めてきた。

洋一は少し驚いて横目で彼女を見た。
真知子さんは少し頬を赤らめながらも、
そのまま手を離さずに歩き続けた。

(……真知子さん、自分から手を絡めてくるなんて……)
洋一の胸に小さなざわめきが広がった。
散歩の後、真知子さんが静かに言った。
「私の家に寄ってくれませんか?
 お茶でも淹れますから。」

洋一は素直に頷いた。
真知子さんの家に着くと、彼女は少し照れくさそうに言った。
「実は最近、肩が凝ってしまって……
 もしよかったら、少し揉んでもらえませんか?」
洋一は笑って答えた。

「もちろんです。座ってください。」
真知子さんはソファに座り、洋一は後ろから彼女の
肩を優しく揉み始めた。

小柄な肩は意外に凝っていて、洋一は丁寧に筋肉を
ほぐしていった。

「ん……気持ちいい……洋一さんの手、
 温かくて力加減がちょうどいいわ……」
しばらく肩を揉んでいると、真知子さんが小さな声で頼んだ。

「背中も……少し、さすってもらえませんか?」
洋一は手を背中に移動させ、ゆっくりと背中をさすり始めた。
肩甲骨から腰へ、そして自然に小ぶりなお尻の辺りまで
手を滑らせる。

真知子さんの息が少しずつ乱れ始めた。
洋一は少し悪戯心が芽生え、背中をさすっていた手を
さらに下へ 太ももの裏側へ移動させた。
そして、ゆっくりと内側へ指を這わせ、股間のあたりに軽く触れた。
真知子さんの腰が、びくりと捩れた。

「あ……っ」明らかに感じている反応だった。
洋一は指を止めることなく、ズボンの上からクリトリスの辺りを
優しく、しかし執拗に刺激し始めた。

2分。真知子さんは肩を震わせ、息を抑えようとしていた。
5分が経つ頃には、彼女の腰が小さく前後に動き始めていた。
10分が経った頃、真知子さんは両足をピンと突っ張り、
洋一の腕に爪を立てながら、甲高い声で達した。

「あぁぁ……っ! うっ…………!」
82歳の小さな身体が激しく痙攣し、
ソファにぐったりと崩れ落ちた。

洋一は慌てて手を離し、心配そうに彼女の肩に手を置いた。
「真知子さん……大丈夫ですか?」
真知子さんは肩で激しく息をしながら、
涙を浮かべた目で洋一を見上げた。

「……洋一さん……意地悪……年寄りを……こんなに……」
しかしその声には、拒絶ではなく、
甘く溶けたような響きが確かに混じっていた。
洋一は自分の胸が熱くなるのを感じながら、
静かに真知子さんの背中を優しく撫で続けた。
二人の関係は、この日を境に、
静かだが確実に、甘く危険な方向へと進み始めていた。

その日の夜、洋一が自宅のソファでくつろいでいると、
真知子さんからLINEが届いた。

【真知子】
 洋一さん、今日は本当にありがとうございました。
 あの……私、初めてでした。あの感覚!
 あれが……絶頂というものかしら?

洋一は思わず微笑んだ。
82歳の真知子さんが、恥ずかしそうに初めてのオーガズムを
告白してくる姿を想像すると、胸が温かくなった。
彼は少し時間を置いて、優しく返信した。

【洋一】
 真知子さん、初めてでよかったですね。
 でも、頻繁にすると体に悪いので、たまーーーにしますね(笑)

返信はすぐに来た。
【真知子】
 いや! 頻繁がいい!!

(ハートマークが3つ)可愛らしいスタンプと一緒に送られてきた
メッセージを見て、洋一は思わず笑ってしまった。
82歳のおばあちゃんが、こんなに可愛く「いや!」と言うなんて……
想像しただけで胸がくすぐったくなった。

それから二人のLINEはますます頻繁になり、
真知子さんは毎日のように「今日も元気?」「ダムは歩いた?」と
メッセージを送ってきた。

2回目の逢瀬は、真知子さんの提案で日帰り温泉に行くことになった。
温泉施設に到着し、貸切風呂を予約した。
湯気が立ち込める広い浴室で、二人は裸で向かい合った。
真知子さんは恥ずかしそうに自分の胸を少し隠しながら、
洋一の体を優しく洗い始めた。

洋一もボディソープを泡立て、真知子さんの背中を丁寧に洗う。
やがて洋一は後ろから真知子さんを抱き寄せ、
両手で彼女の少し垂れた乳房を優しく包み込んだ。

「真知子さん……ここ、柔らかくて気持ちいい……」
真知子さんは顔を後ろに向け、洋一の唇を求めた。
二人は湯の中で深く舌を絡め合いながらキスをした。

洋一の右手がゆっくりと下へ這い、
真知子さんの秘部に優しく触れた。
指先でクリトリスを丁寧に刺激しながら、
左手で乳房を揉み続ける。

「あん……っ……洋一さん……また……感じてしまう……」
真知子さんの声が甘く溶けていく。
洋一は指の動きを徐々に速め、
彼女の敏感な部分を執拗に愛撫した。

「真知子さん……イッて……
 2回目の絶頂、俺に見せて。」
「あぁ……だめ……また……来る……!」
真知子さんは洋一の胸に背中を預け、
全身を小刻みに震わせながら、二度目のオーガズムを迎えた。
湯の中で彼女の身体がびくびくと痙攣し、
甘い喘ぎが浴室に響いた。

その後、真知子さんは洋一に夢中になった。
「洋一さんが可愛くて……溜まらないのよ」と言って、
頻繁に小さなプレゼントをくれるようになった。
手作りのクッキー、季節の花、暖かいマフラー……
82歳の真知子さんが、まるで恋する少女のように洋一を想う姿は、
とても愛おしかった。

3回目の逢瀬は、洋一が提案した。
「今度は僕の家に来ませんか?
 手料理を作って、真知子さんをもてなしたいんです。」
真知子さんは嬉しそうに頷いた。
洋一の家で食事をした後、二人はリビングのソファで寄り添った。
真知子さんは洋一の胸に顔を埋め、
少し照れくさそうに言った。

「洋一さん……私、もう我慢できないの。
 今日も……いっぱい、愛してほしい……」
洋一は真知子さんの小さな身体を抱きしめ、
優しく唇を重ねた。

「わかりました。今日はゆっくり、たっぷり愛しますよ。」
その夜、洋一のベッドで、二人はこれまで以上に濃厚で甘い時間を過ごした。
真知子さんは82歳の身体で何度も達し、
洋一の胸にすがりつくように抱きついてきた。

「洋一さん……大好き……これからも、ずっと……
 私を可愛がってね……」
洋一は彼女の白髪を優しく撫でながら、
静かに微笑んだ。

「もちろん。真知子さんがいる限り、ずっと……」
こうして、二人の関係は、年齢を超えた
甘く静かな恋へと、深く進んでいった。

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