除湿機が止まるまで
こんばんは、しんやです。
今日は、雨の日の家族時間のお話。
最近よくしている、母とのFaceTime通話。
子供たちが風呂上がりに着ていた長袖長ズボンのパジャマを見て、母が驚いた顔をした。
「え、軽井沢はもう寒いの??」
ここ数日、ずっと雨が続いている。
ただ降るだけでなく、寒さがぐっと増している気がする。

そんな中で、今日の午前中はピンポイントで晴れた。
窓を開けると、久しぶりに乾いた風が入ってきた。
洗濯物を干しながら数えてみると、青空を見るのは一週間以上ぶりだった。
天気予報を見ると、案の定、明日からまた雨マークが並んでいる。
でも、子供たちの休みは待ってくれない。
晴れていようが、雨だろうが、朝が来れば、今日はどこに行くかを考えなければならない。
◾️ 今日だけの、乾いた匂い
洗濯物が、ふわっと乾いた匂いを立てる日は、この時期だと数えるほどしかない。
ほぼ毎日、除湿機を回して、部屋干しをして、また天気予報を確認する。
同じことを、毎日繰り返している。
息子はすぐに外に出たがるが、僕の頭にはもう、明日の雨予報が浮かんでいる。
◾️ 濡れない散歩
雨の日の行き先を考えるとき、意外と穴場になるのが、軽井沢のアウトレットだったりする。
屋根付きの駐車場に車を停めれば、そこから先はどの店も屋根の下でつながっていて、傘を差す場面がほとんどない。
ただ、雨の日は観光客の姿もまばらで、普段の賑わいが嘘みたいに静かになる。
買い物のためというより、散歩のつもりで歩くと、ちょうどいい距離感になる。
スタバもあるから、途中でコーヒーを一杯挟める。
結局、甘いものまで頼んでしまうのだけど。
晴れの日は、外に出るだけで気持ちが軽くなる。開放感というやつだ。
ただ、雨の日にはその開放感がない代わりに、こうして「濡れずに歩ける場所」を見つけたときの、小さな工夫の余白がある。
晴れの日にはない種類の、ほっとする時間だと思う。
◾️ 静かな図書館と、騒がしい児童館
中軽井沢駅の図書館は、雨の日ほど居心地がいい。
静かで、涼しくて、絵本のコーナーに座り込めば、しばらくは動かない。
ここにも、外に出られない代わりの、静かな余白がある。
一方で、町内の児童館は真逆だ。
走り回る子供たちの声が、ホールいっぱいに響いている。
娘はその賑わいに混ざりたがるし、息子は逆に、意外とボードゲームが好きだったりする。
同じ「雨の日の行き先」でも、子供によって求めているものが違う。
そのくらいは、ここ数年でようやく分かってきた。
軽井沢みたいな地方に住んでいると、雨の日に出かける場所の選択肢はどうしても限られてくる。
自然に囲まれている反面、こうも雨が続くと、さすがに手持ちのカードがなくなってくる。
都内なら、科学館のように一日つぶせる施設も充実している。
大人だけなら、静かなカフェに行くか、家でじっとしていることもできる。ただ、子供たちはそうはいかない。
◾️ 白い湯気の向こうで
一日の締めくくりに、トンボの湯に寄ることもある。
家のお風呂ももちろんいいのだが、ちょっと飽きてくることもある。
露天風呂の向こうに、雨粒が水面を叩いているのが見える。
屋根の下から眺める雨は、濡れる心配がない分、なんだか他人事のように見えてくる。
湯気が顔にまとわりついて、遠くの音が少しくぐもって聞こえる。
子供たちの声も、いつもより丸く響く。
除湿機を回して、洗濯物を心配して、天気予報を確認する。
そんな一日の最後に、この時間があるだけで、だいぶ違う。
「今日、楽しかった?」
湯気の向こうで聞くと、娘は答えず、ただ湯船をバシャバシャさせていた。
明日からまた雨の予報だけど、行き先の候補は、もう頭の中でだいたい決まっている。バシャバシャという音だけが、いつまでも耳に残っていた。
🏔️ 僕が暮らしているのは、軽井沢星野エリアという場所です。
湯川のせせらぎと森に囲まれた、星野リゾート創業の地でもあります。

そんな場所で紡ぐ家族との時間を、少しだけ豊かにするための備忘録を、3つの軸でマガジンにまとめています。
🌿 【日常編】何気ない日々の心地よい過ごし方
今回のような、雨の日の行き先探しのようなエピソードも含めて、なんてことない「いつもの日々」の記録です。忙しい毎日の中で、いかに「家族の余白と心地よさ」を守るか。そんな等身大のパパの備忘録はこちらに綴っています。
🏨 【非日常編】子連れ星野リゾートの心地よい過ごし方
日常を少しだけ抜け出して出かける、家族旅行の記録です。子どもと一緒に訪れた際のリアルな温度感や、親も子も無理をしない心地よい旅のヒントをまとめています。
🌲 【実用編】軽井沢という場所での心地よい過ごし方
この街で暮らす僕が、愛用しているツルヤでの失敗しない買い物のコツなど、家族との何気ない時間を少しだけ快適にするための実用的な知恵をまとめました。日々の記録から深いノウハウまで、形は様々ですが、もし軽井沢へ足を運ぶ機会があれば、お茶を片手に覗いてみてください。
完璧なノウハウや旅行計画よりも、そこにあるリアルな空気感を大切に書いています。
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