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ほぼ日傾聴録~2026年1月~

おはようございます、塩川翔陸です。数年言い続けていた「良いヘッドホンを買う」を去年の暮れにやっと実行しまして、現在とても良い音楽生活を送っています。今まで何回も聴いた音楽が違った輝きを魅せたり、聴こえなかった音が聴こえたり(当然、意識の問題もありますが)、シンプルにテンションが上がったり…。良い音楽生活は良い音響からだとはよく言ったものです

で、せっかくなので今まで聴いていた音楽をもう一度、初見の気持ちで聴きなおしてみると世界が更にキラキラして見えるのでは?と思い、始めたのがこの企画です。音楽を聞き流さず、集中して聴く。そこにある煌めきを余すことなく享受する。そして積んでしまっていたアルバムや不意におすすめされた曲もなるべく聴くようにしよう。というのがこの企画の趣旨です。よろしくどうぞ。

聴いた感想が中心ですが特にフォーマットを決めているわけではないので、色んな話に派生します。音楽の話がしたいだけなので売れてるから良い、売れていないから良くないのような経済のお話はする気ありません。何回も聴いたもの、積んでいたもの、オススメされたもの、特に分けることなく書くので、聴くに至るまでの熱量の差が当然あります。なので文字の長さが評価の高さに比例することもありません。最高の一言で終わりたいときもあれば、色々書くこともあります。要は好きなものが好きで好きなように語るのが好きだけってだけです。



1.UNISON SQUARE GARDEN / 桜のあと(all quartets lead to the?)

15歳の頃、雷が頭に落ちてきた。その雷は『UNISON SQUARE GARDEN』という名前で、次クールに放送される『夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜』というアニメの主題歌を担当しているらしい。なんだこの曲は…!と15歳のクソガキは親が寝静まった深夜のリビングで叫びたくなる程の衝撃を受けた。人生には大きな音とともに一変する瞬間があることを知った。その瞬間に自分の人生は始まった。あるいは終わった。正直この際どっちでもいいが。あの時テレビをつけていた偶然が、主題歌として裏で流れていた15秒が、人生を変えた。今ではUNISON SQUARE GARDENも、夜桜四重奏も、人生の礎になっている。その結果があって今を生きている。それだけ。

当時は中学生なものでお金もなく、このCD自体を聴いたのはかなり後になってからだった。それまではCatcher In The Spyの初回盤についていたライブ音源でセク×カラ×シソンズールを聴いて心躍らせ、ノンフィクションコンパスってどんな曲なんだろうと思いを馳せていた。今はもう何度も聴いたが良いシングルだ。『春が来てぼくら』のシングルもそうだけど、トリプルA面と銘打っても良いくらい強い曲が収録されている。初回盤限定だけど三分割になっているライブ映像も良い。LIVE(in the)HOUSEの春が来てぼくらが三分割で披露されたときにこれを思い出した。余談だがあのライブの内容は覚えていない。あらゆるライブがなくなって世界がクソつまんなくなったとき、UNISON SQUARE GARDENの3人から「生きてまた会おう」というメッセージが込められた(と勝手に受け取っている)あのライブは、春が来てぼくらの三分割がそのメッセージの極みだと思っている。当時それを観てあり得ないくらい泣いた。映像も、音声も、それまでのセットリストも、全てが分からなくなるくらい泣いた。だから記憶がない。それでも、円盤として収録されているそれを改めて観ることができないくらい命を救われた。

閑話休題。余談の方が長くなった気がするが、良いシングルだと言いたい。
Bee side Sea sideで聴くのもいいけど当時の流れで聴くのもまた一興だよ。カップリングはサブスクにないので買うか、周りのユニゾンばかファンに借りてください。あいつらニコニコで貸してくれるので周りに一人置いとくと便利です。とりあえずノンフィクションコンパスを聴いてみなよ。

桜のあとは自分の人生に対する影響度が計り知れない。この曲がなければ今幸せだと感じている全てに辿り着けなかった。イコールそれが悪い人生かと言わせるとそんなことはないかもしれないが、この曲に出会えた人生でよかったと心から思う。こじつけみたいな部分もあるが、今好きな音楽やその他の趣味は桜のあとがあったからあのバンドを知れた。あのバンドを知れたからこの作品に繋がった。と言えてしまうくらい全てに繋がっている。

『一斉のせ で魔法も使えるよ 君は自由なんだから』桜のあと (all quartets lead to the?)
『手荷物は嘘以外の気持ちと少々の自信過剰』ノンフィクションコンパス
『誰かが不幸せになるようなビートなら鳴るなよ』セク × カラ × シソンズール


2.UNISON SQUARE GARDEN / harmonized finale

桜のあと以上に聴くのが後になったので、正直このシングル自体には特に思い入れはない。とはいえユニゾンの色んな面がギュッと詰まったシングルなので好きなことに変わりはない。壮大なロックバラードの表題曲。カオティックな攻撃的ロック。2019年開催のB面人気投票で栄えある30位(対象曲:31曲)になった優しいバラード。ノンタイアップであるものの、アニメに寄り添ったポップソング。それが17分49秒に詰まっている。最近はカップリングが1曲だけだが、2曲ないしはこのシングルみたいに3曲あるものは一気に引き込まれる気がする。多分表題曲で全てを込められるようになったのでそれができるようになった側面もあると思うが。まぁとりあえずピストルギャラクシーを聴きなよ。せっかくなのでover driverからどうぞ。

harmonized finaleは「終わらないものはない」を歌っていると思っている。だからユニゾンもいつか終わるものだと思っている。先にこっちが飽きるかもしれない。それがいつなのかは分からない、多分死ぬまで追いかけるんだと思うけど。そういえば世界がつまんなくなった2020年、LIVE (on the) SEATという待ちに待った現地のライブの最終曲はこれだった。『そうだよ 君にも届くだろう 離れていたって大丈夫だよ』『ありがとう ここからまた始まってく』が人生で最も心に響いた日だった。終演後、ステージに写った『SEE YOU NEXT LIVE』という文字を見て、またキラキラしたステージで彼らは待っていて会えるんだと確信した。開始時に流れなかった絵の具(イズミカワソラの曲。ユニゾンの入場SE)が終演後に流れ、いつかあるNEXT LIVEに向けて歩き出せた。そんな思い出のある曲だ。

『離れていたって大丈夫だよ 歌ってよ』harmonized finale
『彼の理想ならギャラクシー あくまでもそう気丈な選択肢』ピストルギャラクシー
『悲しいことがあるなら 気の置けない仲間におすそ分けもいい』三月物語
『いつか終わる命なら 悔いを残すのも面倒だ』I wanna believe、夜を行く


3.UNISON SQUARE GARDEN / Catcher In The Spy

人生で初めて自分で買ったCDであり、明確にUNISON SQUARE GARDENが好きだと言えるようになった一枚でもある。前金予約するとツイストバンドがもらえるっていうので近所のタワーレコードに小遣い握りしめて自転車を走らせたな。フラゲして再生してみると若干不穏な子供の笑い声が聴こえてびっくりした記憶がある。このアルバムを聴いた時の衝撃は今でも忘れない、と言いたいがあまり覚えていないのが本音だ。それが気にならない程、何度も聴いた仕方がない。

実際、何回聴いても名盤である。腕をあげたくなる激しさも、そっと背中を押してくれる優しさも、踊りだしたくなる軽快さも、全てが詰まっている。収録時間もちょうど良いんだよな。長すぎず短すぎず、1周の満足度が高くて終わった後にもう一回聴こうかなとなる一番いい時間が45~50分だと思う。構成も良い。ド肝抜く攻撃的ナンバーやポップなシングル曲で引き込まれる序盤、強さと優しさが入り混じる中盤、アルバムの色んな面をトドメのように叩き込み、明日を生きる力強さのあるバラードで終える終盤。この1枚には歌詞以外にもメッセージが込められている。聴くたびにそれを再確認するのだ。そういえばharmonized finaleの使い方がシングルと近いんだよな。この曲でグッと来させて、カオス系の曲で心を振り回す感じ、ユニゾンのアルバムでよく使われる手法な気がする。実際これは効果がすごくて、ジェットコースターに乗った時と近い感覚になるんだよな。2ndアルバムがJET CO.という名前な辺り、意図していると思う。どっかのインタビューでジェットコースターのように振り回したいみたいな話があった気がするし。

曲の話をしよう。
サイレンインザスパイ。急に殴り掛かってきてすぐに去る、通り魔のような曲。この曲を弾くためだけにメインのペダルボードにファズが入っているのは多分バレていない。改めてしっかり聴くと『青春が止まらない』『心臓に託したい そう いつの時代でも夢は満載でしょう』の歌詞が改めて突き刺さる。いつかのアニソン派!で田淵智也(Ba)がバンドや音楽活動の現場のことを「青春する」と言っていた。大人になっても楽しいことはある、心の踊る方へ身を委ねればいつだって楽しいが待ってるんだぜ。ということだろうか。アトラクションがはじまる(they call it “NO.6”)でも近いことを言っていたな。今のいままで人生に飽きずに毎年「去年より楽しかった!」と思えるのはこの考えが根っこにあることで楽しいことを探し続けられているからかもしれない。盟友であるa flood of circle主催のライブにゲストで出た時、これを1曲目にしたのは意味があると思っている。

何かが変わりそう。CITSはサイレンインザスパイ、シューゲイザースピーカー、流れ星を撃ち落とせ、instant EGOISTなど、ロックバンド論を語る歌詞が多い中、この曲は今までを回想しているように思う。そして『ふいに響く誰かの声 他でもない優しい声でした 「一人だけど 独りじゃない」 鮮やかに 鮮やかに』はユニゾンが20年以上貫いてきた「ロックバンドのライブはステージと君との1対1」を表しているように思う。この人たち、ずっと言っていること変わらないんだよ。

黄昏インザスパイ。最後の曲にして、心象を吐露している曲だと思う。20周年の武道館で「ロックバンドを続けることは簡単ではなかった」と言った田淵が自分の欲しい言葉を、自分たちのことが好きな人たちに届けた曲だと思う。『呼び起こしてみて 命が吹き込まれた瞬間 震えだしちゃって 動けなくなった 言葉にできない現実感情』『正解基準なんてないしさ 僕も知らないから 君が決めなよ』『心象風景が一変してしまって 彩りあふれたその現象』は忘れがちなロックバンドの原体験と前に進むための大事なことを言っていると思っている。

初回限定版のライブ音源も良い。当時はこれを聴いてめちゃくちゃワクワクしたな。ライブ音源は知名度ではなく、ライブでぶち上る曲が好きになりたての頃に聴けるから好きだ。シングルツアーのライブ音源だとレア曲が入ってくるのでより一層深い沼に沈むことができる。映像も良いが、いつでもどこでもライブ会場に行くことができるのはライブ音源だけだ。

『キラリキラリ 目とハートにチカチカしちゃう』サイレンインザスパイ
『始まるはず 命が歌いだす高揚感』シューゲイザースピーカー
『未だ坊やはロックにご執心』流れ星を撃ち落とせ
『負けない どうせ君のことだから』黄昏インザスパイ


4.a flood of circle / 花降る空に不滅の歌を

このアルバムは何度聴いただろうか。リリースされてから10カ月程、毎月の再生数1位がこのアルバムになっていたくらいずっと聴いていた。2023年で一番良かったアルバムである。a flood of circleの好きなアルバムは?と聞かれると選べなくて相手を困らせてしまうが、最高傑作ならこのアルバムの他ない。このアルバムから今に至るまで、佐々木亮介(Vo, Gt)の全てを曝け出すモードでフラッドは突き進んでいる。この後に出た2作(『WILD BUNNY BLUES / 野うさぎのブルース』『夜空に架かる虹』)は全ての引き出しを開け切って、出涸らしとなった状態で更に絞り切るようなアルバムで、その状態でしか世に出なかった輝きや言葉に溢れているのだが、自分の人生における影響が強いのはこの作品だ。

『終身刑 俺』『気づけば結局 佐々木亮介』と開き直っているように見えるが、『愛してるぜBaby!これしかねぇ』『俺の夢を叶えるやつは俺しかいない』と堂々と啖呵を切る姿はロックンロールそのものだ。というか歌詞に自分の名前を入れたか?しかもフルネームで?そんなのってありなのかよ。という疑問を圧倒的なかっこよさで黙らせたのが月夜の道を俺が行くだ。その姿勢に衝撃を受け、自分の人生を本気で生きると決意したのがこの曲と、それを筆頭に始まるこのアルバムだ。

続くバードヘッドブルース。フラッドは結成から今に至るまでずっと同じことを歌っている。なぜならぶっ飛ぶことしか考えていないからだ。リリースから3年ほど経ち、改めて初見の気持ちで聴いてぶっ刺さったのがこの曲だ。『足掻いてみた 変わんなかった 歩くしかなかった』『悩んでみた 変わんなかった 選ぶ余裕はないんだ』『明日もきっと 変わらないんだ 歩くしかないんだ』。当時は月夜の道を俺が行くや、本気で生きているのならにグサグサにされていたが、今の自分が欲しているのはこの言葉だったのかもしれない。夜桜四重奏という漫画に『迷うんじゃない 考え続けなさい』『どんなに永く考えても決めるのは一瞬だから』というセリフがあって、これを大事に日々生きているのだけど、考え続けても結局変わらない現状に自問自答しているのが本音だ。これでいいのか、それで死ぬまで後悔はないのか。答えがないから考え続けてるのだが、その苦悩が少しだけ軽くなった。この道しかないと思い込んで、歩き続けるしかない。改めてその覚悟を決めた。これからもぶっ飛ぶことばっか考えて生きていく。

本気で生きているのなら。この曲には佐々木亮介の弱さの白状と叱責、そしてこれからの覚悟がある。この曲の全てが突き刺さり、人生に対する向き合い方が変わった。本気で生きているのなら、本気で叶えたい夢ならば、『やるべきことはたった一つ 踏み出せ』、この曲がライブの最後の曲を飾ることが多いのは、佐々木自身が今も本気で生きているからなのだろう。本気で生きているa flood of circleはこの後に出た新曲『ゴールド・ディガーズ』で数年後の目標を発表した。そしてその夢は今年、2026年5月6日の日本武道館で現実のものになる。今まで「ロックバンド」や「邦ロック」の言葉を使ったことがある人は全員観てほしい。
a flood of circle 20周年記念公演 LIVE AT 日本武道館 特設サイトhttp://afloodofcircle.com/budokan2026/

Party Monster Bop。アルバムの終盤に再度ロックンロールで頭を殴られる。飢えてるモンスターはステージ・フロアのどっちを指しているのか分からないが、恐らく両方だろう。『ここにいるのは ステージ上がるたび レコード出すたび 世界が変わると本気で信じる愚かな生き物(a flood of circle / Black Eye Blues)』と歌うモンスターがステージに立っているのでそれに集まるフロアも同じくモンスターだと思う。これまでの曲でグサグサに刺されていたのに、トーキング全開のこの曲に圧倒されなんとなく悔しくなったので、『リップ・クリーム塗ってる暇とかさ』『ある訳ねぇだろそんなもん』という歌詞があるにもかかわらず、これ以降の自分にリップクリームの習慣が付いた。大好きなロックスターに対する小さな反抗だ。ははは、しょーもねぇ。

『死んでたまるか』月夜の道を俺が行く
『愛とか幸せ そんなもんが誰かと同じ訳ないよ』カメラソング
『あの銀行の残高 全てに翼を授けろ』Party Monster Bop
『この世で一人だけ騙せないやつが 瞼の中観てる』花火を見に行こう


5.ビレッジマンズストア / re:Rec BEST「遊撃」

2025年の大傑作であり、ベストアルバム史上最高のベストアルバムだ。2025年に最も再生していて発売してから毎日のように、しかも終わってすぐにリピートするほど聴いていた。ほぼ全ての曲が再録されてパワーアップしているので、全曲知っている状態なのに曲が始まるたびに声をあげていた記憶がある。ベストアルバムといえば時系列順に収録されることが多い中、遊撃はどういう順番にすると一番輝くかを考えられているので、長時間かつマッシブな曲が続いても疲れることなく聴けてしまう。非常に完成度の高いアルバムだ。俗の低い言葉を使うと神っててヤバい。全員聴いてくれ。

今作はそれぞれにテーマが設けられた2枚組となっていて、何かとの繋がりを歌ったものがDisc1 遊、"攻撃的"なのがDisc2 撃、となっている。自分は分けて聴くことはなくいつも通しで聴いているのでその前提で書くが、片方ずつ聴くのも悪くないと思う。お好きなように。
先に書いてしまうが、この企画の趣旨である"再発見"はこのアルバムではあまりなかった。そりゃそうだ!先月だけで何回聴いたと思っているんだ!その度に「ヤバすぎ、ありえねー」と呟いていたのだから初見の気持ちで聴くのは流石に無理があった。とはいえ、やっぱりこのアルバムはすげーんだ!と改めて感じたのでそれでOKとする。

1曲目のWENDY(20th ver.)が始まって1秒で、『正しい夜明け』に収録されている原曲を聴いていた人間はただの再録ではないと理解する。もちろん、これで聴くのが初めてだという人もただの音源ではないと察するだろう。こんなにライブ感だして良いのか!?と思ってしまうほど、音源の域を超えた生々しさが鼓膜を揺らすのだ。より荒々しく、よりマッシヴに、しかし洗練された曲が25曲が襲い掛かる怒涛の1時間29分が始まる。さぁ、ボリュームを上げてくれ。

マッシブな進化を遂げる曲が多い中、アダルト(20th ver.)は深みやセクシーさの進化が際立っている。ライブを繰り返すことで水野ギイ(Vo)の中で歌い方や捉え方が変化したのだろうか。ただでさえ名曲だったのに、軽々とそれを超えてしまった。バチバチとした進化を遂げた曲は一聴して分かるのに対し、この曲にはそういった派手さはないかもしれない。しかし再録するにあたって最も進化をしたのはこの曲だと思う。

Disc1 遊の終盤、People Get Lady(20th ver.)は原曲の雰囲気そのままに、ライブの熱量を加えたような曲になっている。正当進化というのだろうか。ライブ音源のような力強さが詰まっている。『狼狽中のフロアで擦り切れるまでモンキーダンス』という歌詞があるが、力強くなりすぎてもはやゴリラダンスだ。何度聴いてもヤバすぎて笑える。初見の君もこの辺りでライブ情報を調べ始めるだろう。調べるだけならタダだ。しかし今は音楽に集中してほしい。

その後、LOVE SONGS(20th ver.)眠れぬ夜は自分のせい(20th ver.)と続き、Disc1 遊は終了する。自分がビレッジマンズストアという名前を知ったのは実はかなり早く、WENDYのMVが出た時に漫画『夜桜四重奏』や『ブーツレグ』の作者である、ヤスダスズヒト先生がツイートした時に名前だけ知った。しかしそこで曲を聴いたわけではなく数年放置し、2020年にやっとそろそろ聴くかと思いサブスクのライブラリに追加、そこからなぜかまた数年経ちいよいよ聴かなきゃと謎の使命感に駆られ2024年にやっと聴いた。かなり時間は経ってしまい、観れたはずのライブを観ずに生きてしまった後悔で頭を抱えたが、自分にとってべストなタイミングで聴けたのではと今では思う。そんな頭を抱えるほどの名盤『愛とヘイト』にLOVE SONGSは収録されている。愛とヘイトの曲は遊撃にも多数収録されていて名曲揃いなのだが、その中で頭一つ飛び抜けている曲だ。Disc1 遊はこの曲で終わっても良いのだが、ダメ押しのような眠れぬ夜は自分のせいで派手に散らして終了する。すげーアルバムだ…。と一息つこうとした君はこの後すぐに始まるDisc2 撃で更に打ちのめされることになる。

Disc2 撃に移り、夢の中ではない(20th ver.)が始まったとき、何が起きたのか分からなかった。それ程までに圧倒的な進化をしていたのだ。地鳴りのような轟音が体と心を揺らす。そもそも『刃の上を君と行く』に収録されている原曲が大人しすぎたのだが、いくらなんでもこれはやりすぎだ。1Aの折り返し以降のドラムとか何だあれ。坂野充(Dr)にマウントポジションを取られてボコボコにされたのかと思ったし今でも思う。この曲はあまりにもヤバすぎて初見からずっと聴くたびに爆笑している。
先述の通り、『"攻撃的"なのがDisc2 撃』だ。最初からクライマックスのような曲だがまだDisc2の1曲目、つまりアルバムの折り返し地点。逃げてくあの娘にゃ聴こえない(20th ver.)ビレッジマンズ(20th ver.)黙らせないで(20th ver.)とヘビー級パンチのような曲が休む間もなく続く。初見の君もこの辺りでスケジュール帳とにらめっこしているだろう。にらめっこするだけならタダだ。しかし今は音楽に集中してほしい。

終盤のサーチライト(20th ver.)は今のビレッジマンズストアを最も表している音になったように思う。メンバーチェンジや休止・復活を経た今、今のビレッジマンズストアが最強なんだというのが全ての音で表されている。この曲はビレッジマンズストア 村立20周年記念公演である『正しい夜遊びの解』にて、当時活動休止していた荒金祐太朗(Gt)が1曲だけの復活を果たした時に演奏された曲でもある。また、『YOURS』に収録されていた原曲よりもベースが前に押し出され、ウエムラ(Ba)が加入以降、バンドにとってなくてならないものになりきったことを表しているように思う。「今のビレッジマンズストアはかっちょいい」と水野が言うのは、出任せでも虚勢でもなく本心だというのをフロアにいる人間は知っている。
アルバムの最後を飾るのはPINK(20th ver.)。ライブでも最終曲に披露されるこの曲は『正しい夜明け』で初めて聴いた時にどこか孤独で、寂しさのある曲だと感じた。20th verのMVが公開されたとき、SNSで知らない誰かが「孤独な歌がライブの最後を飾り続けて俺たちの歌になった」と言っていたのを見て納得した記憶がある。猩々緋色は薄まって愛のようなピンクになった。それは曲・ライブ・MVの全てで表されている。

最後まで聴いた君はチケット販売サイトにアクセスしているだろう。ライブに行くのはタダではないが、必ずその金額以上のライブ経験が待っているので是非ライブハウスに行ってくれ。ロックバンドは後ろで観ても楽しさは変わらないよ。

そういえば初回限定版のポスターに入っていた"あれ"も良かったね。最初開けた時天使が下りてきたのかと思っちゃった。天使と言ってもみんなが想像する白い服着て羽の生えた弓を持ったあれじゃなくて、真っ赤なスーツを着てマイクを持っていたんだよ。

『どうにか成った時はいつも あんたと狂ってる』みちづれ(20th ver.)
『どーなってんだ心臓は僕らおんなじ数動いていた』アディー・ハディー(20th ver.)
『歩く眩暈が 回るレコードが 続きはしないけど 消えないだろ』TV MUSIC SHOW
『SM58で爆風吹き込んで』黙らせないで(20th ver.)
『矛盾を含んだ爆発音をロックンロールと名付け 唱えてくれ』正しい夜明け(20th ver.)
『猩々緋色が薄まって 光るの』PINK(20th ver.)


6.SA / SWEET LITTLE FLAMES

自分の音楽人生の先頭を走っているバンドの一つがSAだ。母親が生粋のパンクスで、生まれる前からパンクロックを聴かされていた。THE STAR CLUB、COBRA、LAUGHIN' NOSE…。おそらく胎教としては最悪の部類だ。クラシックを聴かせておくと賢い子に育つ、みたいな話があるが、パンクロックを聴かされていた胎児が成長するとこんな人間になってしまうようだ。良い子に育てたいお母さん方は今すぐヴィヴァルディとか聴かせてください。
そういうパンクの英才教育もあってか10代でパンクを聴く困った少年時代を送り、今も続いている。ライブハウスが好きになったのは母親から教わったパンクバンドのおかげであり、全てのライブ体験の土台になっているので本当に人生への影響度は計り知れない。

このアルバムはSAの中で一番聴いたかもしれない。発売から15年近く経った今でもライブの定番になっている曲が多く収録されている。ロックとは何を指すか、その答えはこのアルバムが教えてくれた。この企画は改めてしっかりと聴く、というものなので普段は歌詞カードを見ながら聴いているのだが、母親のCDを取り込んで聴いているので手元になくてそれができなかった。歌詞の発見ができなかったのは残念だが仕方ない。引用する歌詞が間違えているかもしれないが、今後もこういうケースは往々にして起きるので諦めて進める。
歓声と前口上の後、ギアを上げるようなギターで始まるのはCOMRADES WE GO。COMRADES(コムレイズ)とはSAのファンの名称で、この曲はバンドとコムレイズの曲だ。冷静に聴いてみるとずっと合唱しているな…。
それに続くのはKIDZ IGNITE。これも今も大人気のシンガロング曲だ。個人的な話、シンガロングだクラップだコール&レスポンスだをしてくるバンドは正直好きではない。ちゃんと最後まで書くと、間を埋めるためにしていたり、これをやっておけば盛り上がった風になる、みたいな意図が透けて見えるやり方が嫌いなのだが、これの根っこにあるのはSAの圧倒的なライブ力を最初に観てしまったからというのが大きいように思う。それが一番楽しくなる遊び方だ、乗っかるのが正しい、と思わせる。つまり圧倒的な実力に裏打ちされた煽りであれば自然とかっこよく観えるようにロックバンドはできているのだと学んだ。

最後まで一気に飛ぶ。RALLY-HO!はSA流の人生賛歌だ。2011年の震災があったこともあり、このアルバム全体的に希望や立ち上がる力を歌っているのだが、この曲は大団円に相応しい多幸感に満ちている。『新しい朝だ』『ワンダフルでゆこうぜ!』『お前が進む』『なんて今日は素晴らしい』と三度あるサビで繰り返すのは、人生を諦めてしまいそうな人たちに絶対に諦めてほしくないSAからのエールだろう。今作全体的にシンプルで強いメッセージが繰り返されるのは絶対に伝えたい意思を感じる。SAのライブではおっかない格好の酒飲み親父やトゲトゲジャラジャラの姐さんが笑顔なのは、彼らが希望の歌を歌い続けてきたからで。かく言う自分もその光に導かれて生きてきた。TAISEI(Vo)はライブ中に「ロックで人生台無しだ!!」と叫ぶが、台無しになってよかったと心から思う。

歌詞カードを見ずに聴いたり感想を書こうとすると取っ掛かりが少なくて正直困った。良いアルバムだしすげーバンドなんだけどな。心に残らない文で「SAってあんま大したバンドじゃないんだな」ってなったら自分のせいだ。悔しい。この企画の中で初めて歌詞カードを見ずに聴いたが、音楽を傾聴する上で歌詞カードが如何に重要なのかを感じた。そりゃ移動中に聴いてたら響くもんも響かんわけだ。聞き流しって本当に良くない習慣ですねー。ちゃんと聴くって結構心理ハードル高いのかも。そりゃサブスクとショート動画全盛の今、サビのキャッチーさが再生回数に直結するよな。これ批判とかじゃなくて納得したってやつです。そんな時代に評価されないことは正直分かっているが、泥臭くて魂で叫ぶ親父たちのロックンロールはかっこいいんだぞ、と声を大にして言いたい。それはそれとして歌詞カードもネットの歌詞情報もないアルバムを聴くときのやり方は考えないとな…。悔しいのでSAは早々にリベンジする。最近のアルバムも当然のように良いんだよ。

『俺たちあの時見た 描いた未来は今 輝いているのさほら さあ手に入れようぜ』COMRADES WE GO
『かっこつけろ パンクス!』KIDZ IGNITE
『胸の情熱を止めるな 決してその目を逸らすな』I'M ON FIRE
『体よく収まるのつまんねぇ いつも持ってるんだろ? Ambition!』RALLY-HO!


7.odd five / 動仏園

友人がオススメしてくれたので聴いた。バンド自体初めて知ったのだがめちゃくちゃ良かった。SiMのDEAD POPでオープニングアクトしたのか、これ初見をライブで観れた人羨ましいな。1/10に解散してしまうので優先度上げて聴いた(この部分を書いている日は1/6)のだが、本当にもっと早く聴いてライブを観ていたかったと思っている。1/10、別件調整中で怪しいんだよな。
⇒(1/12 追記)普通に体調崩していて寝込んでました。悔しい。

ロックサウンドと民族音楽が合わさった何とも奇妙で、虜になってしまうバンドだ。民族音楽ってどこの国のものか分からなくても何となく「好きだな」ってなる人が多いと思うのだが、これは本能的なものなのかなと思っている。だから音楽ってここまで続いて発展してきたんだろうな。ケルト音楽とか、Adoの唱ってみんな好きじゃん?
そういう本能の部分に訴えかける音楽に、ロックを掛け合わせると起きるミラクルは凄まじかった。掛け値なしに言うが1曲目のパパ・ジャンティが始まって12秒、ティンホイッスルかな?がなった瞬間に「あ、俺これ好きだな」ってなった。
パパ・ジャンティを助走のようにイントロからぶっ飛ばすのは蜘蛛と蝶々。友人からはこの曲は聴け!ということでオススメされたのだが、なるほど…。これはライブハウスのボルテージがヤバそうだ…。
個人的に一番好きだったのが牛車。狂言のようなパートが印象に残ったけど、これライブで聴くと会場の空気はどう変わるんだろうか。
雨は上がり、鳩は飛んだの最後、『これにてodd five 動仏園 閉園いたします』で終えるのめちゃくちゃかっこいい。
頭から終わりまで、自分たちの自己紹介を丁寧に、堂々とやっている名刺のようなアルバムだと感じた。これが1枚目か…。良いアルバムだった。

『因果応報の世界で息をしているなら 輝ける舞台は一つじゃないのさ』蜘蛛と蝶々


8.井上あずみ / 君をのせて

ジブリあまり通ってないけど何曲か好きな曲はあるな、よし聴いてみよう!の第1弾。YouTubeにはないけどサブスクにはあるので各自調べて聴いてください。ちなみにYouTubeの検索で一番上に出てくる公式っぽいやつは普通にニセモンです。チラッと聴いただけでも普通に歌い方が違ったのでちゃんと調べてください。やっぱ本家すげ~~~、圧倒的だぜ。ここでしたいのは音楽語りであって断罪とかではないのでこれぐらいにします。

さて本題。金曜ロードショーで観るラピュタのエンディング、でしか聴いたことがないので音楽としてちゃんと聴いたのはこれが初めてかも。そういう事情もあってか楽器がどういう音をなっているのか記憶になくて、ほぼアカペラに近い印象になっていた。聴いてまず驚いたのはイントロの…なにあれ、6拍子?で、一旦それが収まったと思ったらまた復活したし。「このままボーカルインしたら音取り難しいぞ…」なんて思っていたらボーカルインからメロになって謎の安心をして少し笑ってしまった。
改めて聴くと井上あずみの歌声が不思議だなって。高らかで綺麗に歌っているのに力強さがある。高い声って耳が痛いとか、細いとか、印象に残らない、みたいな側面もあると思うんだけど、その辺の悪い部分が一切ない。ちゃんと魂掴んでくるのがすごいなって。曲のメロや歌詞が良いものあって、ガキの雑聞きでも「好きな歌だな~」って記憶に残ったんだろうな。
サビとかアウトロの盛り上げが本当にすごい。どこまでやっちゃうの~!?ってなるくらい全部入れるのにきれいにまとまっている。何回聴いても鳥肌出るな~。

『さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで』君をのせて


9.木村弓 / いつも何度でも

ジブリあまり通ってないけど何曲か好きな曲はあるな、よし聴いてみよう!の第2弾。YouTubeにはないけどサブスクにはあるので各自調べて聴いてください。

この曲もアカペラに近い記憶の残り方なんだよな。改めて聴いた率直な感想が「譜割りどうなってんだ?」ってくらい自由なボーカルだなって。3拍子かと思いきやサビの12小節目だけ急に4拍になるし。もしやボーカルの譜割りが先であとで楽器を付けた?(ここら辺、輪をかけて適当なこと言ってます)
ボーカルが小節の1拍目で入らずに結構食っているのも印象に残るんだろうか、金曜ロードショーで観た時はその辺意識していなかったから今回聴いてかなりびっくりしたな。これ表現技法として名前あるんですかね?単なるシンコペーションではない気がするけど詳しくないから分からないのが悔しい…。
『かなしみの数を 言い尽くすより 同じくちびるでそっとうたおう』っていい歌詞ですよね。歌い方がまっすぐだからこういう言葉がすっと耳から心まで入るんだよな。

『繰り返すあやまちの そのたび ひとは ただ青い空の 青さを知る』いつも何度でも


10.つじあやの / 風になる

ジブリあまり通ってないけど何曲か好きな曲はあるな、よし聴いてみよう!の第3弾。

この曲を改めて聴きなおしたくてジブリの好きな曲を思い出したまである。何度聴いても優しくて素敵な曲だな。ちなみに『猫の恩返し』は観たはずなんだけど全く記憶に残っていない笑。それでも曲単体で記憶に残ってるってすごいなって。
歌い方はまっすぐで優しいのに、歌詞は強気というか、意思の強さがあるのも不思議とマッチしている。〇〇したいな、みたいな希望が一切なくて、忘れないで・変えてやる、みたいに明確な意思と覚悟があるからすごく背中を押されるんだろうな。やっぱ歌詞の語尾って大事だな。『歌詞って語尾を変えることによって音乗りも音数も印象も変わるんですよ』のようなことをUNISON SQUARE GARDENの田淵智也が言っていたのを見てその辺めっちゃ意識するようになったんだけど、この曲も語尾が違ければ全然今と違う印象になっている気がする。
背中を押すで言うと『忘れないですぐそばに 僕がいるいつの日も 星空を眺めている 一人きりの夜明けも』って歌詞は本当に素敵だと思う。これAメロの後半に使ってしまっていいのか…。

聴く度に「優しくて素敵な人になろう」って思うんですよね。多分年1回はこれを聴いた方がいい。コメント欄に「これ聴いてたら性格良くなりそう」とか「優しい感じの人になりたい」ってあるからそう感じる人多いんだなって笑。

『君のためいきなんて 春風に変えてやる』風になる


11.DIALOGUE+ / DIALOGUE+1

2021年の大名盤であり、DIALOGUE+が圧倒的な音楽性を持ってJ-POPの土俵に殴り込みをかけたアルバムである。DIALOGUE+は声優アーティストユニットという括りなのでどうしても声優系・アニソン系とタグ付けされてしまうのだが、そんなジャンルに縛られるユニットではないのだとこの1枚が示している。このアルバムはただの声優アイドルグループのアルバムではない。言うなれば文化的にヤバいものに仕上がっている。

DIALOGUE+には田淵智也が深く関わっている。1枚目のシングル『はじめてのかくめい!』の作詞・作曲として起用されてすぐに音楽プロデューサーとなり、現在は総合プロデューサーを務めている。DIALOGUE+の快進撃に彼の楽曲やプロデュース力があったのは当然だが、それだけではないことはこの1枚を聴けば分かるはずだ。かく言う自分もDIALOGUE+結成のニュースを知った時に「おっ、田淵が楽曲提供するんか!フォローしとこ!」ぐらいのスタンスでSNSをフォローした(そもそもよっぽど好きじゃないとSNSをフォローしない人間なのでこの時点で何かに導かれていたんだと思う)が、彼の楽曲提供や音楽P・総合Pを務めているから、という理由だけで追い続けるのは無理な話である。飽きずにファンでいられたのは彼女たちが相当な覚悟を持って歌とダンスに取り組み、圧倒的な楽曲とライブを披露し続けていたからだ。結成初期の未熟さを圧倒的なライブ本数で底上げした実力でまとめ上げて作成されたのがDIALOGUE+1だ。

このアルバムに収録されている曲の多くは発売よりも先にライブで披露されていたのが多いが、Sincere Graceは先行披露されなかったうちの1曲だ。開幕を告げるようなイントロはアルバムの期待感を増幅させてくれる。綺麗なメロディーに乗る歌詞はDIALOGUE+からファンへのメッセージであり、田淵からDIALOGUE+への祈りでもある。『幸せで素敵すぎる世界を 僕らが作りに行く』という歌詞には田淵がプロデューサーとして関わるにあたっての覚悟と、ファンに対するDIALOGUE+メンバーの覚悟が極まっている。

2曲目の人生イージー?はDIALOGUE+からの応援歌だ。『がんばって!がんばって!君の時代だ!』とストレートな応援だと思いきや、2サビでは『がんばってないのは君の甘えだ!』と発破をかけてくる。最近のアニソン派!で「田淵楽曲はどこかに田淵の思想が紛れ込んでいる」と話があったのだが、その話を聞いて真っ先に思い浮かんだのはこの曲だった。改めて聴いてもここだけ思想が強いんだよな笑。だからこそ強く引っかかって記憶に残るんだろうけど。

夏の花火と君と青は少女漫画のような曲だ。歌詞は本間翔太と田淵の共作なのだが…、どっちの仕業だ!こんな純な恋心を書いたのは!!『寂しげカラリコロリに混ぜわがままを言うんだ 「遠回りしよう?」 ・・・もう少しお願い。』って書いたのどっちだ!
1stアルバムの頃、タイアップ曲で得た新規ファンがそれだけで離れなかったのはこの曲や大冒険をよろしくがあったからに思う(大冒険についてはそのうち書きます)。前曲のあやふわアスタリスクからの繋がり方も最高なんだよ。僕がシャッフル再生をしないのはこういう素晴らしい繋ぎを毎回聴きたいからだ。

アイガッテ♡ランテは今作きってのフロア爆踊り曲だ。詳細は後述するが、ある事情により今後披露されることはなくなってしまった。しかしこの曲なくして今作は語れない。この曲で踊ってるとき楽しかったなー、はいこの話終わり。
自然と身体が揺れるメロに何も考えていない歌詞がマッチしてとてつもない中毒性がある、聴いていてずっと楽しいままの曲だ。MVでレコーディングギタリストであり、バンド形態でのライブをする際のメンバーでもある堀崎翔が登場、センターを搔っ攫うのも意味が分からなくて好きだ。本当に頭空っぽにして聴く曲なんだろうなって笑。
タイアップから入るとどうしても「元気いっぱい!楽しくて勢いのある具ユニットです!」って印象になるので、それを良い意味で打破する曲だったんじゃないかな。

おもいでしりとりはDIALOGUE+で一番知名度のある曲かもしれない。MVの再生数が一番高いというのもそうだけど、この曲から入ったって人を見かけたのが体感多いんだよな。実際曲が良すぎるんだよ。綺麗だけどどこか儚い、星に祈るような願いを込めた曲。アニメファンからも親和性がすごいと相当評価高いみたいですね。歌詞の中に「」で囲まれた部分がしりとりになっているのも歌詞の妙ですね。歌詞カードを手にもって聴くとこういう発見があっていいのでオススメです。

20xxMUEの光はアルバム終盤のかき乱し曲であり、今披露してもライブの空気を一変させる曲だ。初めて聴いた時に「これ絶対ドラムゆーまお(ヒトリエ(Dr))だろー!」と叫んで見事正解していた記憶がある。作詞のやしきんは電波っぽい歌詞を圧倒的な音ノリでまとめるのが上手すぎる。やしきんを知ったのは編曲だったこともあって編曲家のイメージだったのだが、気付いたら作詞作曲編曲なんでもできるスーパークリエイターとなってどんどん有名になっていったんだよな。あなたもきっと聴いたことがあるはずです。
この曲はダブルセンター制というDIALOGUE+の中でも珍しい構成で、他ので言えば本作収録の謎解きはキスのあとでI my me mindと2ndシングル『人生イージー?』収録の走れがそれにあたる。あんまり意識して聴かなくてもいい気はするけどね。
透明できれいは今作のリード曲で1曲目のSincere Graceとは違った角度から、彼女たちの覚悟と願いを歌った曲だ。アルバム全体的に今から始まるDIALOGUE+の快進撃を祝う中、この曲は少しだけ終わりを見据えたような印象があるが悲しさで終わらずに強さに変換している。2サビの『どうしようもないくらい好きになってね 違う 僕たちがさせなきゃ』という歌詞が、ラスサビでは『どうしようもないくらい好きになってね 大丈夫 僕たちがさせるから』となるのは何度聴いても美しくて力強いな。この覚悟をずっと貫き通してくれているからDIALOGUE+というユニットを好きであり続けられたんだと改めて感じる。
アルバムははじめてのかくめい!2021で幕を閉じる。この曲はデビュー曲のボーカル再録曲だ。活動を通して得た経験値が反映されているので聴き比べてみるのも良いです。

後で書くといった話だが、はじめてのかくめい!と人生イージー?編曲とアイガッテ♡ランテの作編曲を担当した田中秀和が強制わいせつ未遂で逮捕された関係で、お蔵入りになってしまった。あんまこの話したくないんだけどね。でもDIALOGUE+とって大事な話なんだよ。
編曲のみの2曲はリアレンジという形で復活したが、作曲も担当されていたアイガッテ♡ランテは完全にお蔵入りとなってしまった。非常に残念ではあるが騒動の内容が内容なので仕方がない。リアレンジするとはいえ並々ならぬ覚悟で復活に持っていってくれたDIALOGUE+運営には本当に感謝している。完全に諦めていたからライブで披露された時、夢かと思ったもんな。リアレンジ後のも当然のように素晴らしいので聴いてみてね。

『どんな時も先を目指してたいな つまりここはゴールじゃないってこと』Sincere Grace
『凜として爛々として ねえ キラキラしてんじゃない?』ドラマティックピース!!
『閑話休題 待ってちょうだい スケジュール機能が渋滞』 プライベイト
『星に願いを できるだけ愛を』おもいでしりとり
『きっと素敵だよ!』透明できれい


12.a flood of circle / 夜空に架かる虹

a flood of circleが武道館に立つ前に発表するアルバムはストレートなロックだろうという予想を大きく外れる、バンドサウンドを解体・再構築してまとめあげた衝撃作だった。正直何度聴いても消化しきれていないように思うし、実際また消化しきれなかった。どっから切り込めばいいんだろうな。メンバーが収録した音を切って貼ってして作られているんだけど、その結果キメラのようなアルバムができました、って感じだろうか。キメラの異形故に一瞬ウッとなるけど、ちゃんとまとまっていて心に残り続ける感じ。あの感覚に近い気がする。破壊と再生~を意識せずに聴くのも正解だと思うんだけどね。
個人的な話、好きなアルバムではあったけど名盤とはならず、駄作では絶対ないけど変なアルバムだったなと。曲は佐々木亮介(Vo, Gt)のソロ名義であるような、色んなジャンル混ざり合った自由さとロックが合わさった感じ。要は破壊の方をアルバムでは行っていて、ライブで観るとそれを再生したって印象になるんだと思う。何曲かはライブで披露されたのを配信含め観たけどまだ全曲は観れていないのでこの辺確証がある訳ではないですが。

夜空に架かる虹は武道館に立つ日の宣言の曲。ゴールド・ディガーズで掲げた夢が現実になる日。目を開けて見る夢が叶う日。それが『5月6日 武道館』という歌詞として歌われている。
2サビ入りが1サビよりもコーラスが増えて多幸感が増している感じが本当に好き。『かき消した嵐』って歌っているけど本当に雲が消えて虹がかかっているような、そんな気持ちになる。夜空の黒はバンドの苦悩で虹の7色
は希望。今でも苦悩はあり続けているけど希望は見えているってことだろうか。KILLER KILLERの『ぶっちゃけ あーあ 終わったと思ってたよ もう大丈夫だよ もう大丈夫だよ』とかASHMANの『御客がいる 完璧じゃん たった一人でもいい 君だよBABY』は虹のことなんだろうか。だとしたら嬉しいんだけど。

う~ん、ダメだ。何を書きたいのか分かんなさすぎる。難産すぎて先に進めないのでこの辺で。本当にこれを書くのに1週間以上かかっていて他の音楽聴けないのは致命的すぎる。どこかで降りてきたらここか番外編かで追記します。人のディスクレビューか、インタビューか、武道館の後か、もしくは死ぬ前か分かんないですけど。
要はフラッド大好き。武道館行く。それだけ。ロックが好きな人は全員2026年5月6日に九段下に行った方がいいよ。
a flood of circle 20周年記念公演 LIVE AT 日本武道館 特設サイトhttp://afloodofcircle.com/budokan2026/

公開前に追記。
アルバムに収録されているSNAKE EYES BLUESのMVが公開された。これまでに発表されてきた全てのMVをモチーフにしたものが散りばめられているMVなんだけど、注目したいのは最後のシーン。渡邊一丘(Dr)が佐々木の髪を切っているんだよな。以前佐々木はどこかのインタビューで「人生迷ってると髪切りに行けない」って言ってたけど、なべちゃんに髪を切られるシーンを入れたのは加藤マニ(監督)からの「悩みを払ったり一緒に背負ってくれるのはなべちゃんだろ。20年背中を預けてきたやつを信じろ!」ってメッセージなのかなって思ったよ。佐々木だけ出演するMV、って言ってるんだから髪切るだけなら誰でもよかったはずで。このアルバムがメンバーの演奏を切って貼ってで作ったというのもあって「メンバーの演奏切って貼ってやってたやつがメンバーに髪切られてらぁ」みたいなちょっとブラックめなユーモアとか、単純にI’M FREEのオマージュができるから、ってだけかもだけど。要はただの深読みです。
あとKILLER KILLERはこの曲を元に作られてるので同じフレーズが出てきます。

『俺たちはここで ここで歌ってる 目を開けて夢を見ている』夜空に架かる虹
『君は飛べる 君は飛べるんだよBABY』KILLER KILLER
『写真とか映像とか絵とか詩とか音楽では 残しきれない記憶で溢れていく』ルカの思い出


13.UNISON SQUARE GARDEN / うるわし/アザレアの風

ついに来たUNISON SQUARE GARDENの新曲。『傍若のカリスマ』からもう一年以上経っているのか。2024年のユニゾンがアニバーサリーイヤーだったのもあって活動量が凄まじく、リリースやライブでずっと鮮度の高いユニゾンを体験できていたのもあって「ついに!」感があるのは何となく久し振りな気がする。多分そんなことないくらい2025年もライブ行ったりしたんだけどな笑。

そんな感覚を持ちながら発売を待った新シングルは、やまもり三香先生の漫画『うるわしの宵の月』のアニメのOP・EDを収録した両A面シングル。ユニゾンでこの形態は初だよな。『流星のスコール』とかは今となっては実質トリプルシングルみたいなところあるけどそういう宣伝はされてないと思うし。
ユニゾンの作詞作曲はほぼ田淵智也(Ba)が担当しているんだけど、田淵は好きな作品に対して曲を書くことが結構あり、やまもり三香作品で既に2曲あったのだが遂にタイアップとして正式に曲を書いてしまった。やっべー。(ひるなかの流星でキュンキュンしてた人間の全力で抑えた叫び)
ちなみにその2曲は8月、昼中の流れ星と飛行機雲と弥生町ロンリープラネットね。SNS上で勘違いしている人が何人かいたからついでに書くけど2月、白昼の流れ星と飛行機雲は違うよ。これはインディーズ時代の曲だからひるなかの流星の連載開始よりも前なんだよね。収録されている『流星前夜』が2019年にトイズファクトリーから再版されてて、公式サイトのディスコグラフィーでも2019年ってなっているから間違うよね~。でも2月のタイトルがひるなかの流星と近いタイトルになっていて、勝手にタイアップの8月がユニゾンの曲としてみた時にアンサーソングというか、続きっぽくなりつつ、ひるなかの流星好きはニヤッとするの、元々こうなるべくして世界は動いていたんじゃないかって思っちゃうくらい素敵だよね。

閑話休題。
そういう感じで期待しちゃう反面、やまもり三香作品の綺麗な世界観とユニゾンは親和性が高いのかは不安視していた部分もあって。8月と弥生町は本当に良い曲なんだけど正式タイアップになると話は変わってくるし。どうなるんだろと思っていたけど良い曲すぎる!まだこんな引き出し持っていたのか!って感動しちゃった。「やまもり三香作品大好き!」なんて言いながら漫画を買う習慣がパタリとなくなってしまって、椿町ロンリープラネットを積んでいるわ、うるわしの宵の月は買えてすらいないっていう良くない読者なので作品に対する寄り添いは分からないんだけど、やまもり三香作品のドキドキさとか振り回されて悩んでしまう純な気持ちが全力で込められている。これが公式タイアップか、威力が違うぜ。ユニゾンってここまでピュアピュアな気持ちを込めた曲もできちゃうんだね。今までのピュアソングと桁違いの純情なのに違和感がないというか、バンド側の年齢的な無理してる感がなくできてしまうの本当にすごい。こんな歌い方ができる斎藤宏介(Vo, Gt)の才能に世間はもっと気付いた方がいいよ。そんでライブに行ってその異常さに衝撃を受けちゃえよ、ユニゾンで一番ヤバいの斎藤君なんだから。

うるわしはユニゾンの既存曲のどれもに近くない、全く新しいユニゾンの一面って印象。どちらかというと田淵の楽曲提供の方が近い印象なんだけどアレンジャー入ってないんだよな。ユニゾンだけでできちゃったかぁ…、本当に限界がないバンドだな…。好きになってしまってすぐのハッピーさというか、恋をして浮かれてるようなメロでずっと楽しいんだよな。『くれよ真夏みたいな雷鳴 遅れて伝う鼓動』が恋に落ちてしまった心臓の高まりすぎる。ユニゾンでこんな歌詞書けんのかよ、書くならQ-MHzだろ。
コーラスが多かったり、スタッカートを多用するベースが多幸感と気持ちよさを生んでいて本当に聴いていて楽しい。

アザレアの風はちょっと浮かれたり不安になってしまうのが自分だけじゃないと願ってしまうような曲。うるわしとはまた違った恋心だなぁ。『触れ合ってしまった指が偶然じゃないと信じて もう一度って月に願ってみたり 自分の心は自分が一番わかってない 恥ずかしくなるよな』って、そんな高純度の少女漫画をユニゾン史上一番と言っても過言ではないメロに乗せて歌わないでくれ。ユニゾンのオーケストラを観にいこうの『吐息も聞こえる10センチ ねえ僕の気持ちに気づいてるの?』とかDIALOGUE+のやばきゅん♡シューベルトの『接近して…どうしよっか?(君が決めていいよ)』でめちゃくちゃ悶えていたんだけど比じゃないくらい悶えてしまった。田淵智也の乙女が総動員すぎる。こんないい曲が1月から聴けるのか~、2026年もワクワクするぜ。
春が来てぼくらに匹敵するくらい終始メロが綺麗なんだよな。この曲本当に評価されてほしい。

次のアルバムどうなるんだろ、シングルが既に4曲あってハッピーめなのが多いからリード曲とかでロック色を強めてバランスをとるのか、このままハッピー全開のアルバムになるのか。楽しみだなぁ、本当にUNISON SQUARE GARDENが好きでよかった。
あまりにも名曲すぎてやまもり三香作品どころか漫画を読む習慣を復活させようかななんて考えているので、しれっとうるわしの宵の月を読んで歌詞の再解釈をしてるかも。

『くれよ真夏みたいな雷鳴 遅れて伝う鼓動』うるわし
『触れ合ってしまった指が偶然じゃないと信じて もう一度って月に願ってみたり』アザレアの風


14. ONE BUCK TUNER / Bye Bye Radioman

バンドの名前も知らなかったがオススメされたので聴いた。結成大分県なんですね、わーい大分だーいすき!
聴いて知ったんだけど英詞のバンドなんですね。サブスクで聴いた&歌詞が探しても見つからなかったので歌詞の聞き取りは本当にできていない。なので今回その辺の話は無いです。英詞聞き取れないんだよな、歌詞見たらある程度は聞き取れて意味も理解もできるんだけど、0の状態から聞き取るのは本当に苦手。この辺ずっとコンプレックスで洋楽にハマれなかったのもここがデカい。困ったちゃんですね。

という感じで、聴いてすぐ「うわあ英詞だ俺聞き取りできる自信ねぇ困った」と一瞬思ったんだけど、あまりにもメロが良くてどうでもよくなっちゃった。ずっとメロが良いまま14曲駆け抜けるんだよな。聴いてて楽しかった~。ライブ観てみたいな、調べた感じ解散はしていないけどあんまりライブをしていないみたいでいつ観れるのかなって感じ。タイミングあったら観に行きたいし他のアルバムも聴きたいなってくらい好きだ。

全曲良かったけどBusiness Rockが序盤ということもあって印象に残ってる。この曲めっちゃ良かったな~。


15.FAIRY BRENDA / Kill Your World

FAIRY BRENDAは黒猫CHELSEAの澤竜次(Gt)がVo, Gtを務めているバンド。澤さん大好きな友達に「まずはこの曲から聞きたまえ」とオススメしてもらった。こういうときアルバムをオススメしてしまう聴き手側の負担を一切考えない良くない人間なので、一撃で興味持たせられるような曲を選べるのすごい。普通に考えたらアルバムよりもハードル低いから一歩目が早く引き出せるから良いことなんだよな。興味持たせたらあとはホイホイついてくるだろうし。

そういう感じでちょっと軽めな気持ちで、しっかりと聴いた。うん、俺好きだこれ。こういうがなるボーカル大好きなんだよな。喉とか腹からじゃなくて魂から歌ってる感じ。ライブで観るともっと魂からの叫び聴けるんだろうな~、行きて~~。 
オールドロック風のリフがずっと続くかと思いきや、サビやソロは現代寄りのフレーズになるのが雰囲気変わって引き込まれる。でもサビって書いたけどサビかあれ?洋楽っぽい構成であんまりサビ感はない気がする。そういうところもあってオールドロック感あるんだよな。あとギターがずっと動きあるからそっちに耳が行くけどドラムも相当変なことしてる。おもしれ~笑。

歌詞もずっとストレートでアツい。「幸せになりたい」ってみんな言うけど一度幸せになったら死ぬまで幸せなのか?って思って生きてる人間なので『誰しもがきっと 満たされてるからって 幸せじゃないんだ』って歌詞に勝手に同調してたんだけど、その後の『世界一位で 生まれてきたことなんて 忘れちまったりすんだ』が妙に心に残っていて。人の幸せに対しては「一度幸せになったら~」と思ってなくて、自分の中の"幸せ"の意味を問うているだけなんですけど、俺って意外と大事なこと忘れてたりするのかなって感じのちょっとした引っ掛かりを残されている。

いやぁ良かった、今度はアルバムを聴こう。黒猫も数曲しか知らないのでそのうち聴きます。

『ほら行け出番さ パンクバンド』Kill Your World


~1月総括~

1月に聴いたのはこんな感じ。当初はもう少し聴く予定だったが夜空に架かる虹を中々まとめられなかったり、1月はライブに一度も行けず後回し気味だったのもあって思ったより聴けなかった。まぁ誰に頼まれているわけでもないのでノルマとかないのだけど。
聴きなおしではa flood of circleの『花降る空に不滅の歌を』が、初聴きではONE BUCK TUNERの『Bye Bye Radioman』が良かった。
あとDIALOGUE+の『DIALOGUE+1』が意外と軽い着地になったというか。発売当時の胸が震えてしまう感覚になると思っていたらそこまでではなくて。やっぱり当時とは彼女たちの歴も実力も違うのを知っている状態で聴く以上、あの頃の感動をもう一度!ってのは無理というか、違う印象になって当然なんだろうな。そういう意味ではリアルタイムで追ってめちゃくちゃ感動できていたのはすごく良い経験だったなと思う。名盤だなって感想は変わらないけどね。

どうしても聴きなおしがメインになってしまうので来月以降は積みアルバムを聴くのも意識的にやっていきたい。オススメされたものもまだ全部聴けていないからどんどんやっていきたいね。
ということで2026年1月編はここまで。一部だけ読んでくれた人も、全部読んでくれた人も、気が向けばまた。自分が好きな音楽を好きなように語っているだけですが、その大好きな曲が音楽飽食の現代に生きる誰かの興味になっていれば嬉しいです。


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