嫌な一日を引きずらないために。気持ちを立て直す7日間ワーク―1日5〜10分。7日後、嫌な夜に使える「自分専用の戻り方」を残す―
人から言われた一言を、帰宅してからも思い返してしまう。
仕事の失敗をきっかけに、「自分は何をしても駄目だ」と考えてしまう。
眠る前になっても頭の中の反省会が終わらず、翌朝まで気持ちを持ち越してしまう。
嫌な出来事は数分だったのに、その後の大切な時間まで苦しくなることがあります。
この記事は、そんな日に無理やり前向きになるためのものではありません。
嫌な出来事と今の自分を少しずつ分け、次に同じ夜が来たときに使える「自分なりの立て直し手順」を作るための、7日間の記入ワークです。
このワークが目指す変化
読む前は、嫌なことが起きるたびに、何をすればいいか分からないかもしれません。
同じ場面を何度も思い返す
感情と自分の価値を一緒にしてしまう
疲れているのに答えを出そうとする
自分を責める言葉が止まらない
気分転換をしたくても、方法が思い浮かばない
7日間で目指すのは、「二度と落ち込まない自分」ではありません。
今の感情と体の状態に気づく
休むべきときに、休む選択をする
自分を苦しめる言葉を、事実に近い言葉へ戻す
同じ考えから離れるための行動を一つ選ぶ
自分が戻りやすい方法を、一枚の手順として持っておく
この変化を、小さな記録を通してつくっていきます。
嫌なことが起きなくなるとは約束できません。すぐに気持ちを切り替えられない日もあります。
それでも、「今の自分には何が必要か」を見つける順番があれば、分からないまま自分を責め続ける時間を少し減らせます。
こんな人のために書きました
仕事や人間関係の嫌な出来事を、家まで持ち帰ってしまう人
眠る前に頭の中の反省会が始まる人
気持ちを切り替えられない自分を、さらに責めてしまう人
「休む・書く・動く」のどれを選べばいいか分からない人
読んで終わる記事ではなく、何度も使える手順がほしい人
反対に、読むだけで一瞬で前向きになれる方法や、すべての悩みが7日で消える答えを探している方には合わないと思います。
7日間で取り組むこと
1日目:機嫌を観察する - 朝・昼・夜の心と体を記録する
2日目:休む予定を先に入れる - 疲れ切る前に10分休む
3日目:三つの「ある」を見つける - 嫌なこと以外の事実にも目を戻す
4日目:自分を苦しめる言葉を書き換える - 自己否定と事実を分ける
5日目:5分だけ場所や行動を変える - 考え続ける状態から一度離れる
6日目:自分の「立て直しリスト」を作る - つらい日に選べる行動を準備する
7日目:自分専用の手順にまとめる - 次の嫌な日に使える形で残す
各日には、「今日やること」「書き込む質問」「できたことを確認するチェック欄」を用意しました。
一日の目安は5〜10分です。7日間を連続でできなくても構いません。空いた日は飛ばさず、その続きをできる日に再開してください。
購入者向けに、印刷して直接書き込める実践用PDFワークブックも用意しています。スマートフォンで本文を読みながら、紙に書いて取り組めます。
まず、1分だけ試してみてください
いま思い浮かぶ嫌な出来事を、次の三つに分けます。
起きた事実
誰が見ても確認できることだけを、一文で書きます。
____________________________
今の感情
怒り、悲しさ、悔しさ、不安、疲れなどから、一つか二つ選びます。
____________________________
今の自分に必要なこと
休む、距離を置く、誰かに話す、明日確認するなど、一つだけ書きます。
____________________________
ここまで書けたなら、もう立て直しは始まっています。
有料部分では、この一度の整理を、次の嫌な日にも使える「自分の型」へ育てていきます。
私がこのワークを作った理由
私には、心身の調子を崩した経験があります。
以前は、嫌な出来事が起きると、その日の残り時間まで差し出していました。一つの失敗から自分のすべてを否定し、疲れているのに「もっと頑張らなければ」と追い込んでいました。
必要だったのは、気合ではありませんでした。
まず休むこと。感情に名前をつけること。自分を傷つける言葉を、事実に近い言葉へ戻すこと。同じ場所で考え続けず、環境や行動を少し変えること。
そうして変わったのは、嫌なことが起きた後の「自分の扱い方」でした。
今でも落ち込む日はあります。それでも、「今日はうまくいかなかった。でも、自分の価値までなくなったわけではない」と分けて考えられる日が増えました。
この記事には、私が実際に助けられた考え方を、疲れた日にも取り組める大きさにしてまとめています。
この記事に含まれるもの
嫌な出来事に心を支配されないための考え方
自分を立て直す四つの方法
気持ちが乱れたときの7つの手順
1日5〜10分の7日間記入ワーク
できなかった日に自分を責めない進め方
7日後の振り返りと「自分の取扱説明書」作り
印刷して使える実践用PDFワークブック
嫌な日にすぐ見返せる「立て直し早見表」
これは医療的な診断や治療の代わりになるものではありません。強い不安や落ち込み、眠れない状態が続いている場合や、日常生活に大きな支障がある場合は、一人で抱え込まず、医療機関や身近な相談先を頼ってください。
それでも、「今夜を少しだけ軽くしたい」「次の嫌な日に迷わない方法を作りたい」と思う方へ。
ここから一緒に、自分の場所へ戻る手順を作っていきます。
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